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4つの税理士事務所共催による「iDeCo研修会」の講師を務めてきました。


 先週、4つの税理士事務所さん共催による顧問先さまを対象としたiDeCo(個人型確定拠出年金)セミナーの講師を対応してきました。
 FPに理解が深く、連携の強い税理士さん4名がお声がけくださいました次第です。珍しい企画です。

 第一弾の企画でしたので受講者は関係者を含めて十数名だったとはいえ皆さん熱心に聞いてくださり、一般向けとは異なる雰囲気を楽しませていただきました。

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 開場前の会場の写真です。


 税理士さんからもたくさん質問をいただくことができました。普段から密に連携を取れている税理士さんであっても、私の講義を2時間みっちり聞いていただける機会というのはなかなかありません。その意味でも良い時間となりました。

 受講くださった皆さまの感想をいくつかご紹介します。
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・これを皆に説明して理解できるのか?本社の我々に色々と聞かれても説明できんな…などのことを感じました

・参考になりました。検討してみたいと思います

・個人的には、住宅ローンのことだけが引っかかりましたが、勉強のために加入してみようかと思っております

・資料・説明ともにとても丁寧で理解しやすかったです

・他にもいろんなことを教えていただきたい

・出口戦略の話、おもしろかったです。いろいろ詳しいのですね

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 普段は一般の方々向けに講演する機会ばかりですので、経営者やそれに近しい立場の方々向けというのは感想も違って興味深かったです。
 私もあえて、極端に経営者向けではなく従業員(一般の方々向け)の内容で進めました。

 内容は最近では9月の滋賀リビング新聞カルチャー倶楽部(草津・浜大津)さんでの講座の内容と同じですので、リンク先もぜひご参照ください。


 受講くださった皆さま、共催の税理士・会計士の皆さま、各スタッフの皆さま、ありがとうございました!!

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 11(月)個別相談2件お受けします。


まずはつみたて投資で経験してみるというのも1つの選択肢 / 2020年1月検定向けFP3級資格取得講座<第8回目>


 8(金)、京都リビング新聞カルチャー倶楽部主催、2020年1月検定向け「FP3級資格取得講座」第8回目の講師を務めました。

 今回で15シーズン目(計23回目)、金曜10時20分~12時20分の115分(休憩5分)の講座で、12月下旬まで14週連続(約3ヶ月)の長丁場です。

 <第8回目の項目>
 金融資産運用設計②
 ・投資信託
  (株式投信と公社債投信・インデックスとアクティブ・各種コスト)
 ・【番外編】つみたて投資(ドルコスト平均法)
 ・外貨建て金融商品
 ・金融商品の税制とNISA(少額投資非課税制度)/つみたてNISA/ジュニアNISA


 前回の債券と株式の知識が基礎となって、投資信託につながってきます。
 まとまったお金(資金)を持っていないことが通常である若い世代が将来資金を準備しようと思ったとき、有力な方法が毎月定額の「つみたて投資」です。
 また、若い世代でなくともこれまで金融商品を購入した経験がなく一括購入にハードルを感じる場合などでまずはつみたて投資で経験してみるというのも1つの選択肢です。
 そして、つみたて投資で最適な金融商品は投資信託であり、つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)・企業型DC(確定拠出年金)が有力な候補となる制度です。


 金融機関や証券会社の代理店(IFA)の営業担当さんから勧められるがまま購入するのではなく、私たちのお金が具体的にどこへまわっていくのかおおよそ知っておくことはたいせつですし、検定には大きな影響はありませんが実生活においてコストのチェックポイントは必須となる知識です。

 「投資家」と耳にすると遠い存在のように感じられる人も多いのではないでしょうか。
 投資家とは私たちのことです。莫大なお金を動かす人たちだけが対象なのではなく、1つの株式を購入するのも例え少額でも投資信託を購入するのも投資であり、立派な投資家です。

 資産運用・投資はよく運転の例も出されます。自動車を運転するためにはまず免許を取得する必要があります。ようやく貯まった貯蓄・まとまった退職金を一気に金融商品に投じてしまうのは、免許も持たずいきなり高速道路を走るようなものだという例えです。
 また、免許を取得してすぐの初心者ドライバーがベテランのような気持ちで運転できるというケースは極々稀でしょう。投資や資産運用も同じです。良くも悪くも経験って大事です。例え少額でも始めてみる。これを運転に例えると、家の近くや知っている道を走ってみる経験と同じだと思います。


 もう1つ大事な視点は資産運用がすべての中心ではないということです。
 <過去参照記事> 社会保障(社会保険)の理解があってこその投資・運用

 投資や運用は1つの項目として学びます。あくまでも全体のうちの1つです。
 何事も部分最適は大事ですが、全体最適のほうが重要なのは間違いありません。
 縁遠い用語を身近な言葉に置き換え、よくわからない状態から何となくわかる状態になっていただくのが講座の目的とするところです。


 受講者さんから「実生活に役立つお話が一番興味があってとても勉強になります」「今後も実務的なお話(先生のおっしゃる余計な話)をどんどん期待しています」との感想もいただきました。

 皆さま、第8回目もお疲れさまでした。
 次回の後半からは4つ目の課目「タックスプランニング」にも突入します。

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 資産運用・資産形成について、これまでたくさん記事を書いています。
 <参照blogカテゴリ>資産運用・資産形成
 ご参考になりましたら幸いです。

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 秋晴れの青い空でした。
 太陽の位置関係で木々が暗く写っていますが実際には明るいです。良い季節ですね。


 9(土)個別相談2件お受けします。


もっと(適切に)使ってもらって良いです


 先週後半以降の相談対応のまとめ(抜粋)です。

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 関西圏のTさんご夫妻のお宅を訪問。

 生命保険相談をお受けしていまして、今回で最終的な方向性を確定できました。
 金融商品としての保険商品を生活において最大限に活用する方針は否定しませんが、最小限・必要最低限の活用とする方針とぜひ比較のうえ選択してもらいたいと日々感じます。

 もちろん私は生命保険なんて不要というスタンスではありません。必要だと思います。でも必要なのは必要最低限だと思っています。注意が必要なのは正解は将来になってみないとわからないということです。繰り返しになりますが、ご自身・ご夫婦・ご家族で検討し判断するということが大事だと信じています。

 Tさん、奥さま、ありがとうございました!!
 引き続きよろしくお願いします!! 

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 宇治市のYさんのお宅を訪問。

 年に1回の定期訪問も今回で4年目です。早いものです。
 社会保険関連・ご自宅関連・生命保険/損害保険関連・金融機関関連、このあたりの書類を一緒に整理し、必要なものをこれまでの保管のものと差し替えました。不要なものは一般廃棄で良いものと個人情報記載のものを仕分けて処分するわけですが、これって得意不得意がありますし普通は悩まれて一切合切を処分するか、反対によくわからないものは残しておく、いずれかのケースが多いかと思います。
 また、主に預貯金の残高も通帳で確認し、前年との総額の比較を一緒に確認しました。

 今回も何も問題のない生活を営んでおられ、「もっと(適切に)使ってもらって良いですよ」というひと言を今回もお伝えしてきました。大事なことです。

 Yさん、ありがとうございました!!
 引き続きよろしくお願いします!! 

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 朝晩一気に冷え込んできました。昼間は暖かいこともあって体調管理に注意が必要ですよね。

 8(金)午前中は2020年1月検定向けFP3級資格取得講座(全14回)第8回目の講師対応です。
 午後はついに当日です。初の試みで、複数の税理士事務所さん共催による顧問先さまを対象としたiDeCo(個人型確定拠出年金)セミナーの講師対応です。楽しみです。


過去を振り返るよりもこれからどうするのかを考えるスタンス


 先週の相談対応のまとめ(抜粋)です。

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 左京区のTさんが事務所へお越しくださいました。

 とあるライフイベントをきっかけに、加入している生命保険の内容が気になられ、契約内容変更の提案も受けられ、その内容の妥当性を確認したいということでした。

 医療保障と高額療養費・傷病手当金・緊急予備資金→生命(死亡)保障と遺族年金→法定相続人・相続税の基礎控除と相続の考え方→所得控除とiDeCo(個人型確定拠出年金)→つみたてNISA(少額投資非課税制度)と投資信託選びの考え方、といった流れの初回相談となりました。

 生命保険の相談で公的な保障をお伝えすると「もっと早く知っていれば…」とおっしゃるケースがほとんどです。
 残念ながら良くも悪くも結果論です。健康だったからこそ思えることですから、過去を振り返るよりもこれからどうするのかを考えるスタンスをお勧めしています。

 Tさん、ありがとうございました!!
 引き続きよろしくお願いします!! 

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 大津市のKさんご夫妻の相談をお受けしました。

 とある経営者さんからのご紹介で、同じ事業を始められるにあたって最低限必要な損害保険について詳しく教えてほしいというご要望でした。この事業については私も早いもので9年ほどお手伝いしていますので、情報量も積み上がってきています。

 これまでの経緯や背景もお聞かせくださり、いわゆる新規参入の位置づけとは思えないスタンスと丁寧に準備を進めておられるようすが伝わってきました。大応援です。

 Kさん、奥さま、ありがとうございました!!
 引き続きよろしくお願いします!! 

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 不動産業のTさんと久しぶりにお昼ご飯をご一緒してきました。
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 なんと、500円の唐揚げ定食です(笑)
 不動産事情の情報交換が楽しいTさんです。いろんなお店もご存じでこれまた楽しいです。
 京都は狭くもあり広くもあるといつも感じさせられます。Tさん、ありがとうございました!


 7(木)終日事務所の予定です。


新規加入者35000人超は13回目!(33回中) / iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入者数と比率<2019年9末時点>


 確定拠出年金の施行状況等 厚生労働省web

 今回の記事で書き出す内容は2019年9月末時点のものです。

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■まず企業型

 2019年8月末の速報値で約720.3万人です。企業型DCの新規加入者は2万9288人、全体では7000人減です。差の約3.6万人が脱退者・60歳到達者ということになるかと思います。
 (先月までのこの数字の書き方が実際と異なっていたかもしれません。過去記事すべてを確認できませんので、ご容赦をお願いします)


■次に個人型

 2019年9月末時点で137万9842人。

 今月の新規加入者は35472人、2.6%増です。
 35000人超は13回目(33回中)です。

 青色が3万人未満、赤色が4万人超です。
  9月 35,472
  8月 40,431
  7月 36,778
  6月 31,001
  5月 20,463
  4月 32,684
  3月 32,685
  2月 33,476
  1月 29,529
  12月 34,453
  11月 27,926
  10月 31,894
  9月 31,545
  8月 35,284
  7月 33,898
  6月 33,476
  5月 25,622
  4月 42,937
  3月 38,860
  2月 39,099
  1月 37,767
  12月 34,391
  11月 26,661
  10月 36,754
  9月 33,421
  8月 37,498
  7月 36,066
  6月 34,515
  5月 29,604
  4月 59,918
  3月 53,814
  2月 49,020
  1月 26,705
 

■新規加入者 の内訳です。

 ・第1号被保険者 3636人 2.3%増
 ・第2号被保険者 21933人 2.6%増(会社員)
 ・第2号被保険者 8495人 2.9%増(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者 1408人 3.2%増

 公務員・私学共済の8000人超は18回目、会社員の2000人超は23回目です。このあたりの人数が常に増えてくれると良いのですけれど…


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■公的年金の被保険者の数
 
 「平成30年度の国民年金の加入・保険料納付状況について」厚生年金(第2号被保険者)の被保険者数のみ暫定ですが、2018年3月末の数字よりも2019年3月末の数字を反映させたいと思いましたので、前回からこの人数を使っています。
 前々回までの平成29年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況のデータはカッコ内です。

 ・第1号被保険者 約1452万人(約1505万人)
  ※ これまでは任意継続(約20万人)を含んでいましたが除外しました。
  ※ 免除・猶予者はiDeCoを使えませんが含めています。
 ・第2号被保険者 約3981万人(約3911万人)(会社員)
  ※ このうち企業型加入者が約720.3万人なので
    iDeCoを利用できるのは単純に約3260.7万人として計算しています。
 ・第2号被保険者 約 447万人(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者 約 847万人(約870万人)


■新規iDeCo加入者数/公的年金の被保険者数

 ・第1号被保険者 0.041%
 ・第2号被保険者 0.067%(会社員)
 ・第2号被保険者 0.190%(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者 0.017%


■iDeCo加入者数/公的年金の被保険者数

 ・第1号被保険者 1.130%
  ※ 免除・猶予者を除外すると、1.869%
 ・第2号被保険者 2.682%(会社員)
 ・第2号被保険者 6.630%(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者 0.531%

 会社員と公務員・私学共済の比率の差はどんどん広がっていきます。これも何度も書いていますが、正直に言ってこの制度を本当に使うほうが良いと考えられるのは第1号被保険者と企業年金のない会社員さんです。この率が入れ替わるくらいの社会にならなければいけないです。


■iDeCo加入者の総数、137万9842人の内訳

 ・第1号被保険者 164096人
 ・第2号被保険者 874406人(会社員)
 ・第2号被保険者 296364人(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者 44976人

 次回で公務員・私学共済が30万人越えですね。
 全体での200万人、会社員での100万人、ここが節目だと勝手に思っています。


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 国民年金基金連合会の業務状況
 (厚生労働省のページからもリンクが張られています)

運用指図者 60万0174人(前月より+6145人)
自動移換者 83万5356人(前月より+8929人)

 自動移管者の人数が膨大すぎます。国民年金基金連合会の担当の方々におかれましては本当に何とかしてもらいたいです。


■2018年から開始した年単位拠出
  9月20日時点 35942人
  8月20日時点 34002人
  7月20日時点 31819人
  6月20日時点 29940人
  5月20日時点 28351人
  4月20日時点 27239人
  3月20日時点 25581人
  2月20日時点 23482人
  1月20日時点 21143人
  12月20日時点 18968人
  11月20日時点 18057人
  10月20日時点 16406人
  9月20日時点 14563人
  8月20日時点 12810人
  7月20日時点 11035人
  6月20日時点 9195人
  5月20日時点 7244人
  4月20日時点 5726人
  3月20日時点 3549人
  2月20日時点 1421人
  1月22日時点  187人

 iDeCo利用者のうち2.6%の方々が利用されており、すべての属性で増えています。内訳で特に高いのは公務員・私学共済の4.4%です。
 「よくわからないけど定期預金を選んでも所得税・住民税は減るんでしょ?」という定期預金100%で年1回拠出のスタンスである方々が多くないことを願うばかりです。


「iDeCo+」イデコプラス(中小事業主掛金納付制度:従業員が加入するiDeCoに、企業が追加で掛金を拠出できる制度)

 2018年12月末から発表の始まっているデータです。
 2019年 9月 5748人 / 836事業主 ≒ 6.9人
 2019年 8月 4999人 / 730事業主 ≒ 6.9人
 2019年 7月 4527人 / 647事業主 ≒ 7.0人
 2019年 6月 3972人 / 567事業主 ≒ 7.0人
 2019年 5月 3516人 / 504事業主 ≒ 7.0人
 2019年 4月 3004人 / 415事業主 ≒ 7.2人
 2019年 3月 2038人 / 300事業主 ≒ 6.8人
 2019年 2月 1453人 / 232事業主 ≒ 6.3人
 2019年 1月 1287人 / 200事業主 ≒ 6.4人
 2018年12月 1077人 / 160事業主 ≒ 6.7人

 今回増加分での単純平均では1事業主あたり7.1人です。


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 現役の勤労世代が数十年先の将来資金を積み上げていく手段としての第一候補は間違いなくiDeCo(個人型確定拠出年金)です。適切に知る機会・適切に学べる場が継続的に存在することが本当にたいせつだと信じている次第です。私も地道にがんばります。
 
 直近のセミナー報告です。
 ・「これまで投資など知識も経験もなく、理解できるか心配でしたが、すごくわかりやすく、制度から活用まで知れました」 / 自分でつくる将来資金! iDeCo(個人型確定拠出年金)1日講座
 ・「5000円の講座、申し込んで来てみるまでは高いと思っていました」 / 掛金全額所得控除のものすごさ 自分でつくる将来資金!個人型確定拠出年金【iDeCo】セミナー終了!


 京極・出町FP相談の事務所ミニセミナーで次回にiDeCoを取り上げるのは2020年春を予定しています。
  <ブログカテゴリ> 自主開催セミナー情報

 相談はもちろんいつでもお受けしていますので、ご紹介しておきます。
 <京極・出町FP相談> 確定拠出年金相談
 ぜひご参照ください。