付き合いと実際の狭間を調整


 今週前半の相談対応などのまとめ(抜粋)です。


 中国地方に在住のMさんの相談をSkypeでお受けしました。

 今年冬から継続的に対応を進めています。今回はつみたてNISA(少額投資非課税制度)の商品選定の考え方を改めて知っていただきました。

 私は証券仲介業者(証券会社の代理店)や投資助言代理業の登録をしていませんので、個別具体的な商品を買いましょう売りましょうとアドバイスできません。でも、何にお金を振り分けたいのか、振り分ける際の選定ポイントはお伝えできます。つみたてNISAについてはそもそも金融庁の基準を通過した厳選された商品群ということもあって、区分や基準さえご自身の方針に合っていればおのずと限定されます。

 他には火災保険についても意見を求めてくださいました。住宅を購入された際の不動産業者さんからの提案のまま加入されており、明らかに優先順位の高くない補償項目なども含まれていて、全体像を確認させていただきました。とてもシンプルな結論になりそうです。

 Mさん、ありがとうございました!!
 引き続きよろしくお願いします!!


 時々書いていますが改めて書いておきます。過去に相談対応があったり初回相談で一度でも会って相談対応させていただいたケースに限って、Skypeでの相談もお受けしています。

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 伏見区のMさんが事務所へお越しくださいました。

 ファイナンシャルプランナー(FP)でいうところのいわゆるリタイアメントプランニングです。

 早いもので4年のお付き合いとなったMさんご夫妻です。これまでは住宅の住み替えや生命保険についてご相談をお受けしてきまして、2年ぶりに資産状況の整理を進めることになりました。この間、満期になった生命保険や退職金を受け取られ、働き方も確定されましたので年金額も誤差がなくなります。

 ある程度まとまった退職金を受け取られたことで金融機関からの営業電話が多いこと、これまで付き合いの深かった生命保険会社の営業担当さんからかなりの量の提案書を受け取っておられ、付き合いと実際の狭間を調整していくことも私の大事な役割の1つです。

 Mさん、ありがとうございました!!
 引き続きよろしくお願いします!!

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 月に1回、税理士さんと私が中心でさまざまな専門家の方々が参加くださるランチ会を開いています。今月で44回目でした。

 ランチ会といっても特別なことはなく、タイミングの合う人が集まって一緒にお昼ご飯を食べているだけで仕事の話が中心というわけでもありません。でも、専門家が集まるのでおのずと専門的な話も出てきます。

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 京都市内の不動産の動きと情報源、地名の由来、現金払とクレジットカード払で料金の変わる店(クレジット会社的にアウト)、遠方の顧問先へ泊まりありで行った際のタイムスケジュール表に「ご昼食」「会食(夕食)」とあったのに顧問先の人は一緒にご飯に来てくれなかった話(笑)など、楽しい時間でした。

 皆さま、ありがとうございました!!

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 24(日)お休みをいただきます。
 週1回のラジオ出演(録音)も今月は日曜が最終回です!



空き家の資産価値と事業価値について勉強会に参加してきました


 先日「空き家コンサル」というテーマでファイナンシャルプランナー(FP)の集まる勉強会を受講してきました。

 講師は京都市内を中心に活動されている不動産鑑定士さんでした。
 気になった内容を箇条書きで記録しておきます。

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・資産価値ではなく事業価値を見出す
・空き家は元々マイナスの資産と言える
・現状で存在しないもの(価値)を存在させることがコンサルの神髄

・運営と資金調達がポイント
・リスクばかりでなく、収益性が良い(儲かる)だけでもなく
 ストーリー性を持たせることのたいせつさ

・いかにして客観的なデータ(統計)を見せるか
・何をターゲットにするのか
・体験型は魅力的
・空き家は流動人口を受け入れる施設になる

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 講師は存じ上げない専門家さんでしたが、一緒に取り組んでおられるメンバーには私も知っているチームが加わっており、やはり京都は狭いですね…。

 事業化がポイントですから売って終わりではなく継続性が大事という面で良い切り口の勉強会でした。事例もたくさんお聞かせくださり、「グレーはブラックと同じ」とおっしゃっていたのが印象的です。


 「事業」には「経営」が当然についてまわります。
 信頼のおける人や会社に運営を任せることができるとしても、うまくいかなかった場合の責任は事業者(経営者)です。

 まったくわからないままに任せてしまうのは、いわゆるアパート・マンション建築やワンルームオーナーなどの不動産投資と同じで危険すぎます。

 持ち主であるならこういったコンサルを受ける前の資産状況をいかにして整理しておくがが、日々相談を受けている立場として大事なことだと感じました次第です。
 

 都市部の空き家、京都市内の空き家、地方の空き家、それぞれ事情や背景は異なります。一概に当てはまる考え方は無いでしょうし、1つの不動産単体でいかに発展を狙ったとしても町全体の方向性などもこれからの日本では重要になってくるのだろうと感じました。

 関係者の皆さま、ありがとうございました!!


”世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事”読みました。


 ”世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事”(2018年4月26日 第1刷発行)を読みました。

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 著者は現在は米国で活躍されている医師の津川友介さん。
 ツイッターはこちら。この本を出版される前からフォローしています。

 がんの患者会さんを現時点で6年お手伝いしているからかもしれませんが、がんにならないための食事やがんを治すための食事など、特にSNSでは情報が氾濫しています。その多くは信用に値しないもので、正しい表現を使うと「科学的な根拠(エビデンス)がない」もの、イメージや印象操作や個人の感想ばかりです。

 タイトルの通り「科学的に証明された」という部分がこの本を手に取った最大の要因です。いつも通り、アウトプットとしていくつかポイントを引用させていただいての所感を書くスタイルです。今回はファイナンシャルプランナー(FP)では専門外ですので引用が多いです。

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■はじめに

・膨大な研究論文からわかった「究極の食事」 p12~
・一個人の経験談よりエビデンスが大事 p13~


■第1章 日本人が勘違いしがちな健康常識

・表1-1 健康に良いかどうかで分類した5つのグループ p32

・この本は、食事に関する科学的根拠をとりまとめて説明した「百科事典」ではない。科学的根拠を、筆者が日々の食事を取り入れることができるように解釈し、平易な言葉で説明した本である。 p39


 この本の端的な結論はp32の表1-1です。引用はやめておきます。

・グループ1
  健康に良いということが複数の信頼できる研究で報告されている食品
・グループ2
  ひょっとしたら健康に良いかもしれない食品
  少数の研究で健康に良い可能性が示唆されている
・グループ3
  健康へのメリットもデメリットも報告されていない食品
・グループ4
  ひょっとしたら健康に悪いかもしれない食品
  少数の研究で健康に悪い可能性が示唆されている
・グループ5
  健康に悪いということが複数の信頼できる研究で報告されている食品

 この5区分です。良いグループ1も悪いグループ5も、日常的に食しているものです。グループ1の5種類すべてが日常的ではないとは思いますけれど。

 悪いグループのものだからといって一切口にしない、良いグループのものだけを口にするというのは現代社会において現実的ではなさそうに思います。正直に書いて私も無理です。
 著者も悪いグループのものを一切食べるなとは主張されていません。グループ5を「減らし」てグループ1に置き換える(p30)、こういうことです。


 大事なのはデータの扱い方、情報のとらえ方です。時々このブログでも書いていますが、エビデンス(科学的根拠)という考え方そのものを受け入れることのできないタイプの人をSNSでは目にします。体験談や経験談は個人の感想です。
 個人の感想がダメだというのではなく、その結果を得られたのは幸運ですね、その選択をしたときに他にも取り組んだことないですか、こんな感じです。根拠なく他人に勧めないで欲しいんです。ただそれだけなんです。


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■第2章 体に良いという科学的根拠がある食べ物
■第3章 体に悪いという科学的根拠がある食べ物

・日本食が健康に良いというエビデンスは弱い p62
・オーガニック食品は健康に良いのか? p83~


 第1章の表1-1を踏み込んで解説されている2つの章です。

 とにかく衝撃的なのは「白米」です。毎日食べるじゃないですか、気づけば毎食の日もあるじゃないですか。
 日本で生まれたからには白いご飯が主食ですし、普通に大好きな人が多いと思うんです(全員とは言いません)。ここだけはエビデンスがあると言われても踏み切れると思えない私です。

 おいしいもの・好きなものを食べないストレスのほうが体に悪いと信じる非科学的な選択を取ることになりそうです(苦笑)


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■特別編 病気の人、子ども、妊婦にとっての究極の食事

・インターネットを使って正しい健康情報を入手する方法 p165~


 病気で取り上げられているのは、糖尿病・高血圧・腎臓病。
 人の区分としては、高齢者・子ども・妊婦。

 反対に言えば、これらに該当しない方々は自由で良いと思うんです(伊藤の解釈です)。
 立場上がんを取り上げることになりますが、食事でがんは治りません(科学的根拠はありません)し、食べてはいけないもの・食べるべきものという強制は余計なストレスを生むことになり、そのストレスのほうが治療に向き合うにあたって良くないことだと感じることが多いです。


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 食は人生において楽しみの1つです。
 1番の楽しみだという人もおられるかと思います。

 結局は何を優先するかに行き着きます。とはいえ、健康や病気が気になったときに、食事のことについて世の中の情報を得る際には必ずこの本の内容を前提としてもらいたいです。


 現在の私はおかげさまで健康です。将来健康でなくなったときが来たとして、原因が「白米を食べ続けたこと」であったとしても、理解して食べていきますので皆さまご容赦をお願いします(誰に謝っているのかわかりませんけれど…

 

 どの本もそうなのですが、この本もタイトルは著者ではなく編集者が決められるということで「究極の食事」という表現は賛否を生んでいるようですが、中身を読めば気にならないのではないでしょうか。


<過去参照ブログ>
”各分野の専門家が伝える 子どもを守るために知っておきたいこと”読みました。
”「ニセ医学」に騙されないために ~危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る~”読みました。


 長文をお読みくださり、ありがとうございました。



大阪北部地震と京都市上京区


 この記事は2018年6月19日(火)の午前中に書いています。

 2018年6月18日(月)7時58分ごろ、大阪府北部を震源とする大きな地震がありました。

 何か被害や損害がある場合にはとにかく物証、写真です。壊れたものを撮影するは分かりやすいとは思いますが、例えばヒビなどは今回と将来との比較が大事になってくることだってありえます。記録を残すことをお忘れないようにお勧めします。


 ブログでは震度情報の記録として、私の事務所と自宅のある京都市上京区で揺れを感じた分のみリンクを残しておきます。

18日 07:58 最大震度6弱(京都市上京区 震度4)

18日 16:31 最大震度3(同 観測なしですが事務所でかすかに揺れを感じました)

19日 00:31 最大震度4(同 震度2)

19日 04:53 最大震度3(同 観測なしですが自宅で揺れを感じました)

19日 07:52 最大震度3(同 震度1)

 大阪北部という区分で一覧を確認すると、余震の続いていることがわかります。

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 わが家の記録です。

 子どもたちが家を出るのを見送り、私は事務所へ向かう準備をし歯磨きを終えたときに揺れが始まりました。
 木造とはいえ1階にいたこともあるかもしれませんが、24年前の阪神大震災のような強さでないことはすぐにわかりました。

 妻と一緒にテレビをつけて震度情報を確認し、最大6弱だったことに驚き、とりあえず事務所に向かいました。


 子どもたちの通う小学校と中学校は休校になりました。

 長女(1年生)は登校してランドセルを教室に置き、すぐに外へ出て花壇の水やりをしていたときに揺れを感じたそうです。普段は怖がりの長女ですが、今回は今のところ大丈夫のようです。

 次男(5年生)は校舎の3階にいて揺れが大きかったようです。先生は教室にいない時間でも登校していた半数弱の子どもたちは誰に言われることもなく、しっかり机の下に入って揺れが収まるのを待ったそうです。すばらしいです。

 小学校は9時前には保護者が迎えに行くことになり帰宅です。新年度になって新しい先生方も加わって避難訓練などもまだでしたので、昨年までの引き渡し訓練とは異なる流れだったようです。

 長男(中学1年生)は中学校まであと100mほどの場所で揺れを感じ、とっさに車の通行を確認したうえで建物や壁から離れて歩いたそうです。学校に到着すると生徒がどんどん建物から出てきて運動場で待機となり、1時間待機の結果帰宅となり、帰ってきたそうです。

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 被害状況の確認等はツイッターが早かったです。
 facebookは「地震での無事が報告」というシステム(?)が始まっていましたが、何とも難しいですね…私は利用しませんでした。

 ツイッターやfacebookなどのSNSではいわゆるデマの情報や根拠なく不安をあおる情報、被害者・当事者・関係者の方々の気持ちを無視した投稿など、使い方は慎重にならないといけないのは間違いありません。

 何事も使い方が大事という話と、普段の確率に比べれば大地震の後に再度の地震(余震?本震?)の来る確率のほうが高いのだと思いますので、気を張りすぎない程度に意識を高めておく必要があるのだろうと思っています。

 
 小学生やそれより小さい子どもの事故や事件は、もうほんまに息が苦しくなってしまいます。ニュース見れないですし、記事も読めないです…。せめて旅立たれた後は安らかでおられることを願ってやみません。


「厚生年金や健康保険の保険料の決まり方に納得しました」


 16(土)午後、第7シーズン3回目のミニセミナーを事務所にて開催しました。

 自分や家族に関わる制度を把握!会社員・公務員のための源泉徴収票の読み方セミナー

 内容は1回目・2回目とまったく同じですので、1回目の記録記事もご参照ください。
 源泉徴収票の読み方から「税計算の流れ」「控除の仕組み」「今できること」を知る / ミニセミナー第7シーズンスタート!


 受講くださった皆さまの感想を一部ご紹介します。

 「所得や控除の言葉の意味がよくわかりました」

 「自分では計算できそうにないが、流れがわかって勉強になった」

 「厚生年金や健康保険の保険料の決まり方に納得しました」

 嬉しい感想をありがとうございます!
 ご参加くださいました皆さま、ありがとうございました!!

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 これまでの企画はどこか他で講師を務めたことのある内容を最新に更新し調整して開催してきましたが、今回の新企画は完全新作でしたので正直に書きまして生みの苦しみがありました。「会社員・公務員のための」としていたとはいえ受講くださる方々の属性が定めにくかったからです。

 今後、関連する依頼があった際にはベースとできるコンテンツになりました。全3回、受講くださった少数の皆さまには感謝を申し上げます。私も楽しかったです。
 

 事務所ミニセミナーの第7シーズン(計3回)が今回で終了しました。2016年8月からおおよそ毎月開催してきました事務所セミナーも、おかげさまで次回で22回です。

 来月からは第8シーズン!2回目の開催となる「相続」です!
 資産の大小は関係ありません 知っておきたい!はじめての相続たいせつな基礎知識源泉徴収票の読み方

 1回目は7/21(土)です。申込みサイトは近日中に公開予定です。
 詳細は、自主開催セミナー情報をご参照くださいませ。