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あやふやな項目が1つであれば逆算で明らかになる


 今月中旬の相談対応のまとめ(抜粋)です。

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 上京区のNさんご夫妻が事務所へお越しくださいました。

 昨年秋よりやり取りを進め、キャッシュフロー(CF)表の第一弾を確認いただきました。数字のすべてに根拠がありますので、あやふやな項目が1つであれば逆算で明らかになるわけです。そのあやふやの代表格は生活費で、食費・光熱費・日用品費などは他の項目が明らかであれば、おおよそで問題ありません。

 これにより今後の住居費に見通しを付けることができますので、不動産総額をどのあたりまで許容範囲にするかを一緒に考えるわけです。追加で確認いただく項目が出てきましたので、これが揃えばさらに信頼性の上がるCF表に仕上がる予定です。

 Nさん、奥さま、ありがとうございました!!
 引き続きよろしくお願いします!! 


 <京極・出町FP相談オフィシャルサイト> ライフプラン相談(CF表作成)
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 上京区のTさんが事務所へお越しくださいました。

 住宅取得資金計画相談もいよいよ大詰めです。確定申告をお手伝いすることはできませんが、国税庁のwebサイトから必要な書類を案内することは可能ですし、FPも十分に通訳係として意味のある存在です。

 工務店さんから提案のあった火災保険の補償内容をご説明し、手厚すぎるものはそぎ落としてシンプルにまとまりそうです。残るは最終の不動産総額確認です。この情報をCF表に落とし込めば私のお手伝いは完了します。

 Tさん、ありがとうございました!!
 引き続きよろしくお願いします!! 


 <京極・出町FP相談オフィシャルサイト> 住宅購入・住宅ローン相談
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 昨年から購入済みだったおニュー(死語?)のノートPCを年が明けてようやく設定できました。ありとあらゆる動作が速くなりました。とっても良い感じです。
 私のすべての仕事がノートPCに行きつくわけですので、ここにはお金かけてます(笑)


 17(金)出たり入ったりの一日です。
 18(土)個別相談2件お受けします。



ライフイベント表とバランスシートは考え方さえわかればいつでも作れます / 2020年5月検定向けFP3級資格取得講座スタート!


 14(火)滋賀リビング新聞カルチャー倶楽部主催、2020年5月検定向け「FP3級資格取得講座」(草津会場)第1回目の講師を務めました。

 今回で16シーズン目(計24回目)、火曜13時30分~15時30分の115分(休憩5分)の講座で、4月下旬まで計14回の長丁場です。

<第1回目の項目>
 はじめに
 ライフプランニングと資金計画①
 ・ファイナンシャル・プランニングの基礎、職業倫理、関連法規
 ・ライフプランの考え方
  ライフイベント表・キャッシュフロー表・バランスシート
 ・6つの係数
 ・住宅取得資金と住宅ローン


 FP3級を学ぶと、日々の生活で「その言葉聞いたことある!」という場面がたくさん出てくるようになります。お金まわりの情報に対するアンテナが高くなることは間違いありません。
 アンテナが高くなるからこそ情報を取捨選択するための知識や知恵を得ておくことが大事ですし、その情報を発信しているのはどんな立場の人なのかを考えてみることも大事です。

 2回目以降の多岐に渡る項目を学んでいくためにもファイナンシャルプランナー(FP)の本筋を知るのが第1回目の講座です。
 具体的に1つ挙げると、キャッシュフロー表(CF表)はこれからの学んでいく内容も踏まえるほうが作りやすくなるのは間違いありませんし、そもそも作成の難易度は高いわけですけれど、ライフイベント表とバランスシート(B/S)は考え方さえわかればいつでも作れますし、ぜひぜひ自分自身やご家族を当てはめて作ってみていただきたいです。今後の講座を受けていただくうえでも興味の範囲が広がります。

 <過去参照コラム>ファイナンシャルプランナー(FP)の役割とは


 資格取得講座ではありますが、日々の私の中心は相談を受けることですので検定とは関係のない脱線が定番です。相談での事例も含めて今回も初回からしっかり脱線しました。これこそが滋賀・京都の両リビング新聞社さんでのFP講座の特徴です。
 講座で使っている市販のテキストには書いていない、検定でも出題されない、でも実際の生活でたいせつとなる考え方は私からの配付資料で準備しています。

 今回受講くださる皆さま、長丁場です。14回よろしくお願いいたします。


 初めてFP講座を受け持ったのは2011年1月向けですので早いもので9年を越えました。基礎知識を学んでいただける3級講座は長く続けていけるようがんばっていきたいです。今シーズンもスタートです!!

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 これまでを振り返ると、受講者のほとんどが事前説明会を受けてくださっている方々なのですけれど、今回は事前説明会に不参加の受講者さんが3名もおられます。これはとても珍しいことで過去最多です。滋賀リビング新聞社カルチャー倶楽部の担当さんの熱意の賜物です。がんばります。


 15(水)終日事務所で資料作成没頭日の予定です。
 16(木)個別相談2件お受けします。


”医師が教える最善の健康法”読みました。


 ”医師が教える最善の健康法”(2019年6月25日 第1刷発行)を読みました。

 医師が教える最善の健康法

 著者は名取 宏医師(ペンネーム)。ブログ「ニセ医学への注意喚起を中心に内科医が医療情報を発信します」、ツイッターはこちら
 ツイッターでフォローしていまして、以前の著書も読み感想を書かせていただいています(感想のリンクはこの記事の一番下です)

 いつも通り、アウトプットとしていくつかポイントを引用させていただいての所感を書くスタイルです。

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■はじめに
■おわりに

・原則として医学論文として発表された疫学研究や公的機関が定めたガイドラインを参考(中略)なるべく日本人のデータを優先(中略)検査値などの間接的な指標ではなく、死亡や病気の発症といった生存や生活の質を評価した研究を参照(中略)根拠ある「最善」を目指しました p4

・ふだん診察室では伝えきれない健康や体の基本からエビデンスのことまで、なるべくわかりやすく詳しく解説するように心がけ(中略)ふだんは病院にかかる機会の少ない人にまで、より多くの人たちに伝わるようにと思って書きました p214


 本の紹介の際にはいつも書きますけれど「はじめに」の流れで本編を読む前に「おわりに(あとがき)」を先に読むスタイルをお勧めします。
 本の目的・著者の思いを先に知ることができるからです。何のために書かれた本なのかを知っておく動機付けは本当に大事です。


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■第1章 × ついやりがちな間違った健康法

・極端な糖質制限食のリスク p12~
・医師も正しいとは限らない p21~
・無意味な我慢は人生の大損 p24~
・「これなら絶対に安全」はない p31~
・検診には利益もあれば害もある p42~
・過剰な検査や治療 p52~


 私の知り合いにも私から見ると過剰な糖質制限を高額な費用を掛けて取り組んでいる人がいました。確かに短期間で体は引き締まって筋肉が付き、それまでのいわゆる中年体型(!)に比べれば健康的に見えます。筋力・体力がつくことでの日常生活の活性化というのでしょうか。疲れにくさなどは良い成果だと思います。でも、それを長く続けるのは長期的な死亡率の観点では危険度が上がっていたのだろうなとこの章を読んで感じました。

 検診のこともこうして情報がまとまっていると理解しやすいです。何でも受ければ良いってものではないんです。例えば人間ドックやがん検診でのオプションである腫瘍マーカー測定。私はがんの患者会のアドバイザーを務めていますので、治療段階における数値の判定の意味は理解しているつもりです。でも、健康な状態(治療中ではない状況)での測定に意味があるのか疑問でした。この章で解消できました。

 そして、最近報道でもよく見かけるようになった「少量の尿や血液でがんが発見できる」という研究段階の件です。年明けの報道でも1つありましたけれど、「ステージ0のがんも判定できるが、部位は特定できない」というような内容でした。これって大変な検査をたくさん受けることになるわけです。だって、どこにがんがあるのかわからないわけです。しかもステージ0ということで他のがん検診でも見つからない可能性だってあると思います。なので、こういった検査が普及することになれば仮にがんが見つかった場合にどう対応するのかもルール化されている必要があるといえそうです。

 米国をはじめとした各国での「賢く選択」(p58)という取り組みも参考になりました。個人的に大腸内視鏡検査のことがインパクトありました。1~2年に1回は必要なのかなと思っていましたが、まずは書かれていた年数の半分程度を目安にしようかなと考えています。

 <過去参照記事> 大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受診しました。


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■第2章 ◎ ぜひやっておきたい健康法

・あらゆる病気を招く喫煙 p73~
・忘れられがちなワクチンの恩恵 p80~
・きちんと睡眠をとる p104~
・治療の前に、治療に集中できるだけの環境を整えることが大切 p130


 「おわりに」にも書かれていますが、シンプルです。氾濫する情報に惑わされるのがもったいないと思えるほどに裏技なんて存在しないわけです。

 BMI値も高いすぎるよりも低すぎるほうが死亡率は高いのもインパクトがありました。おかげさまで私も40歳前後からBMI値は年相応に上がってますので、気にしなくて良いと知れて安心です(笑)
 2019年から睡眠には手を入れましたので、あと足りてないのは適度な運動ですね…これは何とかせねばと思っていますが、もう少し子どもたちが大きくならないと時間の確保が難しいかなーと(言い訳を)考えています。

 <過去参照記事> ”極論で語る睡眠医学”読みました。


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■第3章 ○ できたらやっておきたい健康法

・食べすぎ注意の赤肉や加工肉 p141~
・「自然毒」にも要注意 p164~
・成人が接種を検討してもよいワクチン p175~
・日本とアメリカ合衆国では疾患リスクも医療制度も違うので、そのまま日本には適用できません p180
・コラム3 まさに医者の不養生 p194


 豚肉・牛肉を中心とした赤肉、ハム・ベーコン・シーセージなどの加工肉のデータも普段から多くを摂取する米国に比べて元々少ない日本では、という観点になるほどと思いましたし、過剰に「自然食」を取り入れている人への疑問もシンプルに解消できました。
 昔(戦前以前)に比べてこれだけ長生きの時代です。医療・食など、昔を回帰することを否定するつもりはありませんが、衛生環境などを考えると答えは出ていると思うんです。背景に根拠あるデータを感じさせない情報発信は何事もポジショントークだなーと感じます。


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■特別編 エビデンスの見方

・エビデンス(科学的根拠) p196
・データに基づかない「専門家の意見」は症例報告よりもエビデンスレベルが低い p205
・パラシュートに関する研究 p206~


 個人的にここが大事すぎる内容だと思っています。現代の科学を信じられない人には何を言っても通じないのだと思いますが、そんな人はほんのひと握りのはずなので多くの真っ当な方々には適切に知るための根拠を理解しておくのが大事です。ここを押さえておくことができれば、いわゆるトンデモ情報に惑わされたり迷わされることは無くなります。繰り返しますが、ほんま大事です。


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 これをやったら「健康になる!」「がんが治る!」「病気にならない!」これらはいかにあおられた見出しなのかをわかりやすく知ることのできる本です。人の体は複雑です。何事も極端はダメだと根拠を持って理解できる本です。

 

 今回の著者、名取宏医師の本は過去にも感想を書かせてもらったことがあります。
 ”「ニセ医学」に騙されないために ~危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る~”読みました。
 新装版も出ているようです。お勧めです。


 なぜFP(ファイナンシャルプランナー)の私がこういった情報を取り上げているのかといえば、がんの患者会のアドバイザーを務めていることで医療関係の情報にアンテナが高くなったことが始まりです。
 有象無象のデマやトンデモ情報があふれ、ごく少数のようですが医師資格を持った人でも根拠のない・高額な自己負担の発生する情報(公的医療保険適用外の自由診療など)をweb・SNSで拡散していたり本を出していたり、科学的に根拠のない情報を影響力の強い新聞・テレビ・雑誌などが無責任に垂れ流していたり、本当に悩ましいと感じることが多々あるからです。
 この数年は真っ当な医療関係者、特に医師からの発信が増え、SNSなどにおいても情報量において安定感が出てきています。ものすごくありがたいことです。そういった真っ当な情報を発信してくださっている(と私が感じる)医療関係者の方々の本(情報)はたくさんの人に知ってもらいたいと思う次第です。

 長文をお読みくださり、ありがとうございました。



結局は多岐にわたってそれなりに時間がかかってしまうのが有料相談の特徴


 今月上旬の相談対応のまとめ(抜粋)です。

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 左京区のTさんご夫妻が事務所へお越しくださいました。

 iDeCo(個人型確定拠出年金)を活用されることを決定され、申出書類の記入サポートと投資信託選定の考え方のおさらいを。

 ご自身が記入される部分だけでなく、職場で書いていただく内容の事前情報と職場の担当さんにどのように伝えれば良いのかを知っていただけるのは、ほんのちょっとしたことかもしれませんが、少しでもみんながストレスを感じないために、そして少しでも早く手続きが進むために大事なことだと思っています。

 運用方針は超長期であることからいわゆる超積極型を選ばれました。何が正解かは将来になってみないとわかりませんが、こうして検討した過程が大事です。

 Tさん、奥さま、ありがとうございました!!
 引き続きよろしくお願いします!! 


 <京極・出町FP相談オフィシャルサイト> 確定拠出年金(企業型・個人型)相談
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 大阪某所にお住まいのYさんのご相談をお受けしました。

 とあるご紹介のご縁で、自動車保険についてアドバイスを求めてくださいました。保険会社や担当(代理店)の選び方にはさまざまな基準があると思います。ネットでの噂もさまざまに日々ありますけれど、余程はっきり補償内容が異なる以外は結局は担当さん次第でしょうし、会社名のブランドで選ぶのか保険料で選ぶのか、細かで手厚い補償内容(特約)で選ぶのか、このあたりでしょうか。

 必要最低限の補償がカバーされていればというスタンスで特段のこだわりがないのであれば保険料の違いでの判断で問題ないと考える私です。もちろん私にも多少の好き嫌いはありますからそれもまたポジショントークと言われても仕方ありませんけれど、その前提は「必要最低限の補償がカバーされている」ことですから大きな問題ではないように思っています。

 自動車保険単体の相談とはいえ、火災保険など他の損害保険との特約の重複などの確認も必要ですので結局は多岐にわたってそれなりに時間がかかってしまうのが有料相談の特徴です。

 Yさん、ありがとうございました!!
 引き続きよろしくお願いします!! 


 <京極・出町FP相談オフィシャルサイト> 生命保険・損害保険相談
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 13(月・祝)個別相談1件お受けし、午後はインプットです。FP関連ではなく、医療・福祉関連です。
 14(火)午後は滋賀リビング新聞カルチャー倶楽部(草津会場)にて2020年5月検定向けFP3級資格取得講座(全14回)の講師対応、第1回目です。


令和2年度税制改正大綱を独断と偏見の塊で書き出しました。


 2019年12月12日に自由民主党のサイトで公開されました。

 12月10日あたりが通常なので、4年連続でイレギュラーなしだったようです。表現が難しいかもしれませんが、政権が安定している証拠なのかもしれません。
 令和2年度 税制改正大綱
 原文はPDFで117ページです。徐々に減ってます。

 この大綱はほぼ確定の内容であると言えますが、あくまでも現時点における改正見込みであって、現時点においては確定していないものもありますのでご注意ください。
 実際に改正された内容は財務省のwebにまとまっていますのでご参照ください。
 各年度別の税制改正の内容


 このblogでは私の個別相談で特に関わりそうな内容のみ、独断と偏見で抜粋します。

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【令和2年度税制改正の基本的考え方】

 いわゆる前段で気になった文章の引用です。

・人生100年時代を迎え、高齢期における就労の拡大や働き方の多様化に対応し、私的年金の加入可能年齢等の引上げや、中小企業への企業年金の普及・拡大等に取り組む。(p1)
・成長資金の供給を促しつつ、家計の安定的な資産形成を促進する観点から、NISA制度全体を見直す中でつみたてNISAを延長し、小額からの積立・分散投資を促進していく。(p1-2)


 「税」単体の視点で切り取るとこんなことにしかならないのかなーって感じたりします。数十年先の最終的なシンプルに落ち着く経過として超複雑を当面めざしていきますという流れであってほしいと願うばかりです。数十年先に「最終的なシンプル」へ落ち着いてくれず、今と同じような超複雑な状態が続いていないことを強く切に願います。


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2.中小企業等の支援、地方創生
(2)地方創生の推進
②低未利用地の活用促進(p7)

4.経済社会の構造変化を踏まえた税制の見直し
(1)個人所得課税のあり方

(2)人生100年時代に対応するための環境整備
①私的年金等に関する公平な税制のあり方
・諸外国を見ると、日本の公的年金等控除のような、年金収入に対する大きな控除はなく、基本的に拠出段階、給付段階のいずれかで課税される仕組みとなっている(中略)こういった例を参考に、世代内・世代間の公平性を確保する観点から検討を進めていく。(p12-13)

(4)資産移転の時期の選択に中立的な税制の構築と税差固定化の防止
・現行の相続時精算課税制度と暦年課税制度のあり方を見直し、(p14)


 法律関連の文書はあっちこっちそれぞれ必要なことが書いてあるので慣れていないと見にくくて仕方ないです。私も日々確認しているわけではありませんから不慣れです。概要として書かれている壮大に感じる文章と実際の改正内容にギャップを感じます。


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【個人所得課税】

■1 金融・証券税制 p18~

(1)NISA(少額投資非課税制度)

 当初2037年までの20年間でしたが、今回で2042年(令和24年)末まで5年延ばされます。当然と言えば当然です。今から始める人は20年できないって変ですものね。

 とはいえ何年後に20年という期限が無くなるのかが私の最大の関心事項です。だって、仮に25歳から制度を利用し始めたとすると、45歳で積立終了です。リタイアが65歳だとしてもまだ同じ20年あります。あとは自分で課税(特定口座)で問題なしってことで良いのかもしれませんが、45歳で非課税枠から資産が外れるなら売却してしまうって人が出てきてしまうと思うんです。これって違う気がします。

 あと、そんな商品まで変えてしまうの!?というジュニアNISAは延長されないことが決定するようです。私は問題ないと思っています。

 制度の詳細はファイナンシャルジャーナリストの竹川美奈子さんのブログがわかりやすいです。ご参照ください。
 令和2年度税制改正大綱にみるNISAの変更点(2019/12/12)


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■2 土地・住宅税制 p27~

[新設]低未利用地等を譲渡した場合の長期譲渡所得の特別控除

 「低未利用地等」の定義は「都市計画区域内にある低未利用土地またはその上に存する権利」とあります。施行の日または2020年7月1日のいずれか遅い日から2022年12月31日までに500万円以下で売却できた場合に控除100万円です。
 この100万円の控除で活用促進となるのかどうか私にはまったくわかりませんが、さまざまな仕組みの積み重ねが大事なのだと思います。


 その他にも気になるのは4つありました。
・配偶者敷地利用権にいくつか手を加える措置
・現状の「2020年12月31日まで」から「2022年12月31日まで」への2年延長
 特定の居住用財産の買換え及び交換の場合の長期譲渡所得の課税の特例
 居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の繰り越し控除等
 特定居住用財産の譲渡損失の繰越控除
 

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■3 租税特別措置等 p33~

[新設]国外中古建物

 いわゆる富裕層の税逃れにふたをしていく流れで良いと思います。一般には関係ないです。


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■4 その他 p36~

(1)未婚のひとり親に対する税制上の措置及び寡婦(寡夫)控除の見直し

 寡婦(寡夫)控除というのは最低限以上を稼げている人が対象の所得控除です。そもそもの収入が最低限以下の方々は関係ありません。未婚に限らず、ひとり親には税の点よりも給付での措置をもっと手厚くし、税は納める方向のほうが良いのではと個人的には感じる次第です。
 あと、未婚ひとり親に対する寡婦(寡夫)控除の件、なぜ「個人所得課税」という項目を改めて出さずに「その他」なのかよくわかりません。すみません、それだけです。


(3)確定拠出年金法等の改正を前提に
ニ 企業型DC加入者について規約の定めなしにiDeCo(個人型確定拠出年金)への加入を可能とする

 みんなが使えるというのは大事なことだと思いますが、iDeCoを本当に使う必要があるのはそもそも企業年金が導入されていないような会社にお勤めの方々です。悩ましいです。


(4)オリンピック関連

 オリンピックイヤーですものね。成績優秀者が各競技統括団体から受け取る金品の非課税限度額という文章がありました。時事ネタです。


(8)医療費控除の適用を受ける際の確定申告書の添付書類
①ロ 医療保険者の医療費の額等を通知する書類に記載すべき事項が記録された電磁的記録を一定の方法で印刷した書面
②イ 医療保険者の医療費の額等を通知する書類

 保険者の作成する書面の期間が所得税の期間(1/1-12/31)に合っていない現状がありますので、どんな対応になってくるのか要注視です。なお、令和3年(2021年)分の確定申告から適用とありました。


(11)高等学校等就学支援金
(12)介護保険法の改正を前提に
(13)雇用保険法の改正を前提に
(14)労災保険法の改正を前提に

 これらも「所得税を課さない」と1つずつしっかり記載されていました。当たり前に思っていることもこうして文面に入るのですね。勉強になります。

 と、ここまで書いて、やはり疑問を感じるのはこれって「その他」ではないと思うんです。例年項目として登場する「個人所得課税」という枠組みではないのは何か意味があるのでしょうか。



<国民健康保険税> p48~

 基礎課税の限度額と介護納付金課税の限度額がそれぞれ61万円→63万円、16万円→17万円に引き上げるとありました。
 国民健康保険は本当にこのままで大丈夫なのでしょうか。報道をにぎわず消費税や公的年金保険よりも圧倒的に不安な状況だと感じるのですけれど…


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【資産課税】

■1 所有者不明土地等に係る課税上の課題への対応 p49~

(1)現に所有しているものの申告の制度化
(2)使用者を所有者とみなす制度の拡大

 令和3年度(2021年度)の固定資産税から適用とありますが、どれくらい厳密に当てはめるのか、どのくらい事前の調査が進むのか、これも要注視です。


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■2 租税特別措置等 p50~
〔延長・拡充等〕

・登録免許税
(5)住宅用家屋の所有権の保存登記若しくは移転登記又は住宅取得資金の貸付け等に係る抵当権の設定登記に対する税率の軽減措置

 現状の「2020年3月31日まで」から「2022年3月31日まで」への2年延長2年延長。これも当面は延長をやめることはできそうにないですよね。
 今回改めてリンクを調べてみたのですが、国土交通省のサイト「住宅用家屋の所有権の保存登記等に係る特例措置」では「適用期限:令和4年3月31日」という記述がありました。今回の延長でそれに達します。2年後の延長の際にどのように変わるのか気になります。


・固定資産税・都市計画税
(8)新築住宅に係る固定資産税の税額の減額措置

 現状の「2020年3月31日まで」から「2022年3月31日まで」への2年延長。以下同文です。


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【法人課税】

■6 その他の租税特別措置等 p73~
〔延長〕

(7)退職年金等積立金に対する法人税の課税の停止措置の適用期限を3年延長する

 コメントの代わりに過去記事を紹介します。
 確定拠出年金のデメリットとして特別法人税は挙げられているが、確定給付年金のデメリットとして特別法人税が挙げられているケースを見ない。


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【検討事項】 p103~

■1 年金課税

 昨年と比較して「”諸外国の例”を踏まえつつ」の追加がありました。冒頭の基本的考え方の文章につながってきます。
 昨年には「投資」という言葉の追加がありましたが、6年間ほぼ同じです。


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■4 カジノから生じる所得

 宝クジは非課税、競馬・競輪は一時所得。カジノはどうなるのでしょうね。
 すみません、あまり興味はないのですが、新たに登場した項目でしたので取り上げました。


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 税、社会保障、経済、世は複雑ですね…。何ともまとまらない文章ですみません。この記事は私がFP3級資格取得講座を受け持っていることが継続の理由です。こうしてまとめた記事が後々自分の助けになるんです。自己満足記事とも呼べます。


 なお、平成31年度の税制大綱を取り上げたblogはこちらです。
 平成31年度税制改正大綱を独断と偏見の塊で書き出しました。

 長文を読んでくださり、ありがとうございました。