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担当コンサルタントさんたちは専門家のレベルではない?


 こんなニュースが出ていました。

 お金のライザップ? なぜ30万円払って「お金」のパーソナルトレーニングを受けるのか
 「お金のライザップ」は何を鍛える場所なのか

 金融商品の販売ではなく報酬の発生する個別相談でもなく、30万円でのパーソナルトレーニングということで興味深く読みこんでみました次第です。
 以降の「」は私の勝手な引用です。2本の記事の引用を織り交ぜています。

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 「カリキュラムの基礎は、提携先である47万人の卒業生を持つファイナンシャルアカデミーの教材を活用し」

 ライザップさんが開発されるのではなく委託のようです。
 「47万人の卒業生」の方々がどんなことを学ばれたのか興味もあります。


 「重要な点はカリキュラムそのものよりも」

 委託している内容をカリキュラムの基礎に置いているのに「そのものよりも」という流れで委託先さんは気にならないのでしょうか…


 「ターゲット層は、20〜30代の独身女性」「年収は300〜600万円」
 「無料体験を受けたいと申し込みをしている人たちは累計で1000人。ミレニアル世代の女性が7割を占め」

 1000人すごいですね。ネットのチカラですよね。でも、おそらく一般向けのITに携わっておられる方々なら、大きな媒体やスポンサー(?)を使ってたったの1000人!?と感じたりしておられるのかもしれません。

 あと、やっぱり女性が多いのも「女性向けのマネーセミナー」や「女性限定」が繁盛する証かなと思ったりします。

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 「教育プログラムの内容は、家計管理、銀行口座管理、税金、保険、住宅ローン、資産運用、NISA、iDeCo、仮想通貨」

 ここの保険って生命保険・損害保険だけなのかな、社会保険は入ってないかな…(仮に入ってないなら個人的にはお勧めしにくいです(すみません
 このようにツイッターで書きましたところ、ファイナンシャルジャーナリストの竹川美奈子さんがコメントで情報をくださいました。
 
 これは公的年金保険をこよなく愛する、ではなく、さまざまなことを考えるうえで社会保障を土台と考える私としましては看過できない内容です。


 「3カ月のコンサルティング期間(中略)担当コンサルタントによる10回の直接指導、保険・住宅に関する専門家による面談4回、毎日新しいカリキュラムが届けられる3カ月分のオンライン学習」

 ということは、週に1回会うイメージでしょうか。「専門家」さんは良いとして、担当コンサルタントさんのスキルレベルと直接指導の内容が気になるところです


 「リバウンド防止のためのメンテナンス期間が1年(中略)LINEを通じた金融知識に関する相談に加え、お金に関する教養講座、あるいは個別面談を4回まで受けられるアフターフォロー」

 講座あるいは面談を1年で4回ということで、3ヶ月に1回は顔を合わせるイメージでしょうか。
 計18回の面談が1回あたりどのくらいの時間かわかりませんが、30分ってことはないでしょうし「レシート集計・チャート作成」と「LINE相談」も含めて計1年3ヶ月。
 これを専門家が対応して約30万円だったら高額とは感じないですが…

 とここまで書いて気づいたのは担当コンサルタントさんたちは専門家のレベルではないのでは?ってことです。

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 お金のことを幅広く学びたいということでしたらFP3級がお勧めです。

 自分に関わるか関わらないか分からないものまで学びたくないし、個々人(パーソナル)に対応した内容を解決したいということでしたら個別相談でしょう。全国的に考えても、報酬総額30万円もあればかなり解決すると思います。

 そうではなく、自分の関わる内容を自ら解決していくために自分で深く学びたいというニーズということでしょうか。
 相談だとハードルが高いし、そもそも自分に合った専門家にたどり着けないかもしれない。それなら自分で学ぶことで解決できれば良いし、解決できなくても学んだことで専門家を見つけやすくなる?こういった感じでしょうか?


 東京はさまざまなサービスがあって大変に見えます。
 私は京都を中心にローカルでかんばります。遠方より相談にお越しくださるケースもありますのでありがたいことです。皆さま、いつもありがとうございます。


【2019/9/24(火)草津・9/29(日)浜大津】滋賀リビング新聞社カルチャー倶楽部「今から知っておこう!”将来資金”」


 滋賀リビング新聞2019年8月31日号(8月30日配布分)に掲載がありました。

 <追記> 9月7日号(9月6日配布分)と9月14日号(9月13日配布分)にも掲載がありました!

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 大きな画像をご覧いただきたい場合は、こちらの画像をクリックしていただければ拡大します。
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 今から知っておこう!”将来資金”

 2019/9/24(火)草津会場
 1. 10時~12時 公的年金
 2. 13時30分~15時30分 iDeCo

 2019/9/29(日)浜大津会場
 3. 10時~12時 公的年金
 4. 13時30分~15時30分 iDeCo

 ※ 1と3、2と4は同じ内容です。単発講座ですのでいずれか1つだけの受講も可能ですし、組み合わせも自由です。
 ※ 1・2【草津会場】と3・4【浜大津会場】では場所が異なりますのでご注意ください。

 1と3では「ねんきん定期便」、
 2と4では「源泉徴収票(または確定申告書)」の持参が必須です。

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 今回の告知のこだわりは最初の4行です。新聞・テレビ・雑誌などから発信される情報について「誤解も多いそう」との記述にしています。誤解だらけですと書きたいくらいでしたが、かなりオブラートに包みました。


 2017年の春、2018年の秋にも同じ企画で開催しましたので、配付資料のページタイトルやアンケートでいただいた感想をまとめたブログ記事のリンクをご紹介しておきます。ここでいただいてきた感想がすべてを表していると思っています。当然ながらデータ等は最新に更新した内容でお話しします。

■公的年金
 ・「お話を伺って「背景」の説明に50分取られた理由がわかりました。 How to におさまらないお話を伺えてとても勉強になりました」 / ねんきん定期便の読み方を知って将来資金を考える 公的年金1日講座
 ・「年金といえばマイナスのイメージしかなかったけれど、今回講座を受けて変わりました」 / ねんきん定期便の読み方を知って将来資金を考える 公的年金1日講座

■iDeCo(個人型確定拠出年金)
 ・「受け取り時のことまでは読んだことがなかったのでお聞きできてよかったです」 / 自分でつくる将来資金! iDeCo(個人型確定拠出年金)1日講座
 ・「ワークシート形式でとても分かりやすかった」 / 自分でつくる将来資金! iDeCo(個人型確定拠出年金)1日講座

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 私が講師を務める講座で、広く告知される講座は多くありませんし、どなたでも参加できる講座も多くありません。諸々の事情により、現在のところ京都リビング新聞社ではFP3級の資格取得講座に限定されていますので希少性もあるかと思います。

 ご興味をお持ちの皆さま、ぜひぜひです!



コラム「2019年9月より京都市子ども医療費支給制度1ヶ月の通院自己負担額が1500円に!」書きました


 京都新聞社主宰まちの専門家をさがせるWebガイドマイベストプロ京都にて、コラムを書きましたのでご紹介します。

 2019年9月より京都市子ども医療費支給制度1ヶ月の通院自己負担額が1500円に!


 健康保険・国民健康保険の仕組みで医療費の自己負担は現役世代で3割、小学校の入学前までは2割負担です。

 風邪をひいて病院へ行き、薬代も含めて3000円だったとしましょう。実際の医療費は1万円かかっており、同じケースで考えれば小学校に入る前までだと2000円の自己負担だということです。

 これが2019年9月以降の京都市では、中学校を卒業するまでは月1500円が上限となります。2019年8月までは3000円が上限でした。

 なお、生まれてから中学校を卒業するまで、入院の場合の負担額は月200円、通院(外来)の場合も2歳までは月200円です。

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 詳細はぜひコラムにまとめた変遷の一覧をご覧いただきたいです。この10年超で子ども向け医療の手厚さの変化は不毛ではと感じてしまうほどです。京都市で生まれて育ち、中学2年生を筆頭に3人の子の父でもありますので、この手厚さは本当にありがたいのですが、どこか過当競争のようにも見えます。

 コラムの最後にも書いていますが、自治体によってさまざまな違いがあります。京都市以外にお住まいの方々はぜひ「子ども医療 自治体名」で検索し、ご自身の自治体のWebサイトをご確認ください。

 2019年9月より京都市子ども医療費支給制度1ヶ月の通院自己負担額が1500円に!


2019年8月の毎週日曜11時(再放送13時)からのラジオ番組にゲスト出演し「金融リテラシー」についてお話しします


 2019年8月の毎週日曜、4週にわたって午前11時(再放送13時)から10分弱、ラジオ番組にゲストとして登場します。今回で10回目の出演です。

 京都三条ラジオカフェFM79.7という京都のローカル放送局でして、webサイトから全国どこでも聴いていただけます。

 190730_ラジオ

 Listen Radio へアクセス
 → CATEGORY「全国のラジオ局」
 → CHANNEL「近畿」
 →「京都三条ラジオカフェ」

 スマートフォンからでも聴けるようです。解説はこちら


 7月中旬に収録しました。関係者の皆さまに感謝を申し上げます。

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 時間はすべて11時からで、再放送が13時からです。

 今回のテーマは「金融リテラシー」。
 リテラシーとは「知識や判断力」です。金融リテラシーとは「お金についての知識や判断力」です。

 放送内容の予定とサブテーマです。


 ・8/ 4(日) 金融リテラシーとは
   <過去参照記事1>必要額を認識できていなければ資金計画のたてようもないし資金が確保できているかどうかもはわからない / 金融リテラシー調査結果2016年

 ・8/11(日) お金のことを学ぶ機会

 ・8/18(日) 資金を確保できていますか?

 ・8/25(日) 義務教育で社会保障を学ぶ機会を
   <過去参照記事2>その条件を当てはめた場合に世の中がそもそもどんな感じなのかも同時に伝えてもらわないと何の信ぴょう性もない


 10分弱の番組でして、私の持ち時間は実質4~5分×4回です。シンプルにポイントをお話ししています。
 2019年8月の毎週日曜11時と再放送13時です。ぜひぜひお聴きくださいませです!

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 ちなみにこれまでの9回では次のお題をお話ししました。

 ・ファイナンシャルプランナー(FP)とは
 ・ファイナンシャルプランナー(FP)の専門性とは
 ・公的年金は長生きをしてしまったときに助けてくれる保障の仕組み
 ・確定拠出年金とは
 ・若い世代のがんとFPへの相談
 ・iDeCo:イデコ(個人型確定拠出年金)
 ・将来資金を考えるうえでの基本は公的年金
 ・自転車保険と個人賠償責任保険
 ・自然災害とハザードマップ




調査結果で発信される「貯蓄額の平均」はその項目・内容がすべて網羅されているのか疑問


 今回の一連の「老後2000万円」報道の件、ブログでは初めて書きます。でも、本質はまた別の記事で書きます。
 この時期に当ててきたのは明らかに意図的ではないのですが、こんな調査結果が民間からも出てきています。

 報道記事はこちら。
 還暦の貯蓄額25%が百万円未満 2千万円に遠く届かず

 調査の元データはこちら。
 2019年の還暦人(かんれきびと)に関する調査

 保険会社による2000名調査です。
 「還暦人の貯蓄額 平均2,956万円 一方4人に1人が「100万円未満」」という不安のあおり方です。

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 調査対象は今年還暦を迎える1959年生まれの男女ということで、退職金を受け取る直前というケースも多いことでしょう。同じ回答者へ1年後にも同じ質問に回答してもらいたいと感じます。

 日々相談をお受けするなかでも貯蓄額を確認すると出てくる情報は、預貯金や有価証券(株式・投資信託など)です。
 財形貯蓄、企業型確定拠出年金(DC)や最近だとiDeCo(個人型確定拠出年金)、保険商品の解約返戻金などの手元ですぐに見えない資金はカウントされていないのではないかという視点です。

 また、それぞれの貯蓄額区分ごとに住宅ローンの有無や残額、教育資金の負担額や残年数も合わせて確認しないと、何のデータなのかさっぱりわかりません。


 決して目に見えやすい範囲での貯蓄が少なくても何も問題ないと言いたいわけでもありません。
 

 こんなケースもありますから、結局は何事も世の中の平均や見出しに踊らされることなく、自分自身や家族はどうなんだと確認することでしか何も前に進まないということなんです。

 京極・出町FP相談では「家計の資産表」という企業におけるバランスシート(B/S)を家庭にも当てはめる視点で資産情報をまとめるお手伝いをしています。資産と書くと、いわゆるお金持ちが対象と感じてしまわれるケースもあるようですが、私が日々相談をお受けしているほとんどのご家庭はいわゆる普通のご家庭です。普通の家庭にこそ、この視点は大事だと考えます。

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 今回の2000万円の問題。あおられた見出しや切り取られた報道にまどわされることのないよう、元データにあたることの大事さを多くの人が改めて感じるきっかけになっていてほしいと願う次第です。

 

 報道各社の皆さまにおかれましては、今回の報道は不適切でした、内容を理解せず報道していました、今後の社会保障では内容を理解したうえで報道します、これくらい発信してもらいたいものだと切に願う次第です。