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SBI証券iDeCoの「除外対象となるファンド」と「除外とならない運用商品」の雑感


 私の記録用記事です。
 諸々の都合上、具体的な商品名は意図的に出していません。

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 iDeCo(個人型確定拠出年金)を長く取り組んでいる金融機関は限られます。
 口座管理手数料の安価な条件でいえば、この2年ほどで一気に増えましたけれど、私がiDeCo(当時は個人型DC)を始めた2007年当時の選択肢はかなり限定的でした。

 いくつか少ない候補の中で投資信託の取扱数が圧倒的に多かったのがSBI証券です。
 一応書いておきますが、多いことが良いことというわけではありません。競争相手が増えてきたことで、SBI証券はこれまで増やし続けてきたこともあって、今は元本確保型(預金)も含めると67本もの取り扱いがあります。

 
 2018年5月1日に施行された「確定拠出年金法等の一部を改正する法律」では、これを35本以下にすることが求められています。この施行に伴い、動きがありました。
 運用方法の選定・提示に関する基準の見直しに伴う除外予定ファンドのご案内
 
 「除外対象となるファンド」と「除外とならない運用商品」が出揃っています。
 投資信託について気になったことをまとめておきます。

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■国内株式

・純資産1000億超2本を除外して信託報酬の低廉な純資産20億円台を残す日経225
・企業型DCでも本当によく見るアクティブ型の日本成長Fはやっぱり除外されない
・「初期メンバー」と言っても良い旧型信託報酬の日経225・TOPIXのインデックスが除外


■国際株式

・国内株式インデックスと同じような切り口なら先進国インデックスをもう1つ減らせたはず
・アクティブが2本除外されたことで新興国対象はインデックスのみに
・新興国アクティブがなくなったことで最も高い信託報酬となった先進国アクティブは除外されず


■国内債券

・2本のうち信託報酬が高く純資産の小さいものが順当に除外


■国際債券

・先進国債券は6本あったうち、思い切って5本を除外
・信託報酬が同じでも0.1%販売会社の取り分が大きいために純資産の少ないほうが残る先進国インデックス


■国内REIT

・純資産が小さくても信託報酬の低いものを残すインデックス
・アクティブは思い切って除外


■国際REIT

・インデックスで純資産100億超を除外し、約16億円でも信託報酬の低廉な商品が残る


■バランス

・信託報酬の低廉なインデックス型5本が残されたことは評価
・愛称のついているアクティブ型2本は除外されてほしかった
・いわゆるターゲットイヤー型4本を残す必要はあったのか


■コモディティ

・高コストでコモディティの象徴的な1本が除外
・金(gold)は残った


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 もう一度使いますけれど「初期メンバー」(笑)ともいえる「EXE-iシリーズ」のうち何本かが除外対象なのも感慨深いです。

 最終的に35本以下になる必要があるはずなのですが、現状の「除外とならない運用商品」は定期預金を含めて38本です。2023年までに調整が進んでいくなかで、追加で除外対象が発表されることになるのでしょうか。個人的にはターゲットイヤー型やアクティブ型から選ばれることを願っています。
 

 SBI証券のiDeCoを使っておられる方々で、除外対象の商品を保有されている場合にはSBI証券から案内が郵送されるそうです。
 私の相談者さんの中にも該当される方々がおられます。継続フォローの依頼をくださっている方々を優先して、対応方法と考え方を順次連絡していく予定です。

 対応は急を要するものではありません。私なりにきちんとまとめたうえでご連絡していきますので、あわてず焦らずお待ちください。

 <京極・出町FP相談オフィシャルサイト> 確定拠出年金相談継続フォロー



「まだわからないところはありますが、参考になったのでもう少し勉強して将来的なことをよく考えたいです」 / iDeCo研修会の講師を務めました


 2018年5月上旬、大阪某所にある介護事業所の従業員さん向けとして、2回に分けて iDeCo(個人型確定拠出年金)の研修会講師を務めました。

 iDeCoの活用の方法がとても珍しいタイプの企業さんです。詳しくは書けないのですが、従業員さんを本当に大事にされていることが伝わってきます。

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 120分の研修会でした。アンケート結果を大公開です。

 53% とても参考になった
 33% 参考になった
 13% 普通
  0% あまり参考にならなかった

 ギリギリ過半数の方々が「とても参考になった」を選んでくださりひと安心です。社内基準を満たした方々が基本的に強制参加でしたので、この結果は本当にほっとしました。


■印象に残った項目(複数回答可)

 73% 制度
 47% 運用
 33% 出入口

 例えば今年3月に講師を務めた企業型確定拠出年金研修会だと運用を選んだ人が8割を超えていました。
 iDeCoでいえばインパクトに残るのはやはり全額所得控除です。当然の結果だと感じます。


■感想(抜粋) ※ カッコ内は私による注釈です。

・全然知らないことなので少しでも知れて良かったと思いました。
・知らなかったのでとても良かった。
・いろいろなことを知っていきたいと思いました。

・税控除(所得控除)の話がとても分かりやすく、ためになった。
・税金対策にいいと思いました。金額検討します。

・まだわからないところはありますが、参考になったのでもう少し勉強して将来的なことをよく考えたいです。
・一度プランを組み、将来に向けた人生設計をしたい。


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 配付資料の項目タイトルを大公開です。
 (会社名や特化した用語は一部修正しています)


■iDeCoの「制度」を知る
・iDeCo をきっかけに将来を考える
・iDeCo の目的
・iDeCo の「これまで」と「これから」
・iDeCo の加入者は これまでなぜ少なかったのか
・iDeCo の考え方  ~ 自分でつくる将来資金の第一候補 ~
・自分自身の所得税率を知る  ~ iDeCo の掛金と税効果① ~
・掛金全額所得控除のものすごさ!  ~ iDeCo の掛金と税効果② ~
・将来資金の定番!?  ~ 個人年金保険の保険料と税効果 ~
・個人年金保険との違い  ~ 将来資金の代名詞!? ~
・口座管理の手数料を知る
・固定コストである口座管理手数料は税軽減で十分に相殺される

■ iDeCoの「運用」を知る
・iDeCoは つみたて投資
・資産を何に依存しているのか  ~ iDeCo がすべてではない ~
・投資性商品を選ばないリスク  ~ iDeCo では資産を自分自身で管理する ~
・運用で得られた利益は税金の対象外  ~ iDeCo の非課税効果 ~
・投資信託のカテゴリー(投資対象)
・商品ラインナップ①②  ~ 投資信託のカテゴリーと信託報酬 ~
・インデックスとアクティブの違いを知る
・投資信託の手数料を知る
・iDeCo で購入する投資信託の比率を考える  ~ 公的年金の運用 ~
・インデックスファンドのコスト比較
・絶対に忘れてはいけないたいせつな調整

■ iDeCoの「出入口」を知る
・出口戦略【1】 ~ 一時金受取時の税金の基礎 ~
・出口戦略【2】 ~ 分割受取時の税金の基礎 ~
・iDeCo の注意点と柔軟性
・iDeCo の掛金を積み増さない選択肢
・iDeCo へのアクセスを負担に感じないことがたいせつ

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 費用(報酬)の発生する講師を招いてくださり、しかも2時間も確保くださった経営者Hさんの英断に拍手です

 担当のNさん、経営者Hさん、そして受講くださった皆さま、本当にありがとうございました!!


企業型DC(確定拠出年金)「残高のお知らせ」、iDeCo(個人型確定拠出年金)「お取引明細」


 5月に入り、企業型DC(確定拠出年金)とiDeCo(個人型確定拠出年金)の加入者の方々には「残高のお知らせ」や「お取引明細」が届いているかと思います。


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 私もiDeCoの加入者ですので、このように届いています。
 (諸般の事情により運営管理機関も見えなくしています)

 4月5日に作成された書類の到着日が私は5月2日でした。
 昨年まではもう少し早く届いていたように感じます。加入者が増えていることでの影響でしょうか。
 <参照ブログカテゴリ> iDeCo(個人型DC)加入者数推移


 普段から年に1回でも加入者サイトにログインしている人にはそれほど重要性の高くない書類です。

 「掛金に対する損益額」が気になるところかと思いますが、確定拠出年金は長期戦です。60歳まで引き出せないお金ですから現時点でのプラスやマイナスはほとんど意味を成しません。

 コツコツと継続していくことが大事ですし、普段ログインされていない方々に置かれましては前回(昨年同時期)と今回で資産項目の割合がどのように変化しているのかを確認したいところです。

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 京極・出町FP相談では、商品選定が適切か、リバランスの必要性はどうかなど、ご自身で判断いただける情報を整理して解説するサービスを提供しています。

 未加入者の方々や新規相談の方々の場合は確定拠出年金相談を、すでに確定拠出年金相談をお受けくださった方々には継続フォローをご依頼いただくことで対応可能となります。


 確定拠出年金は日々や毎月のチェックは不要です。
 (チェックが好きな人は毎日や毎月でもOKです)

 年に1~2回は見ておきたいところですが、その場合には前回や以前との比較が大事だと考えます。
 ご参考になりましたら幸いです。


「こういった研修は何回か受けましたが、一番わかりやすかったです」「今まで受けたDC制度の説明会で最も勉強になった」


 2018年3月某日、近畿圏某所にある一部上場企業の労働組合さんで確定拠出年金(企業型DC)の講師を務めました。

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 90分の研修会でした。アンケート結果を大公開です。

 60.4% とても参考になった
 29.2% 参考になった
 10.4% 普通
  0.0% あまり参考にならなかった


■印象に残った項目

 81.3% 運用
 27.1% 制度
 14.6% 出入口


■感想(抜粋) ※ カッコ内は私による注釈です。

・こういった研修は何回か受けましたが、一番わかりやすかったです。
・今まで受けたDC制度の説明会で最も勉強になった。話も上手ですんなり頭に入り、整理できた。すぐに確認してみようと思った。預替(リバランス)はちゃんとしようと思った。
・他の組合員にも研修を受講していただきたいと思った。
・短時間でとても分かりやすかった。

・マッチング(加入者)拠出について感覚的にはお得感を理解していたが、実際に金額で確認することができ、活用を前向きに考えようと思った。
・(マッチング拠出は)支出が安定したら利用したい。説明は分かりやすかった。

・とても参考になり、再度運用を見直したいと思った。
・リバランスが必要だと良く分かりました。
・リバランスをあまり考えていなかったことに反省!非課税口座のメリットを生かしきれていなかったか…
・大変参考になりました。今まで面倒で放置していましたが、今回の研修を機会に見直してみたいと思います。
・自分の近い将来を真剣に考える機会を持てて良かったです。見直しを考えてみたいと思います。ありがとうございました。

・知っているつもりでいたが、結構知らないことが多かった。非常に参考になった。退職時はFPさんに相談すべきと思った。
・運用に関しては別の研修でもあったので、ある程度わかっていましたが、一時金受取時の税金の計算は初めて知ってよかった。

・給与自体を上げるように頑張りたい。


 嬉しい感想をたくさんいただくことができ、本当にありがたいです。
 反面、批判的な内容が今回本当に1つもなかったので逆に不安です。

 そして、感想の最後に取り上げました件が本質です。何よりも大事です。
 私もそこまで考えていただけるとは思っていませんでした。嬉しすぎます。

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 配付資料の項目タイトルを大公開です。
 (企業名・組織名や特化した用語は一部修正しています)


■企業型DCの「制度」を知る

・企業型確定拠出年金(DC)の位置づけ ~ 将来に向けて ~
・企業型確定拠出年金の目的 ~ 確定給付型との違い ~
・DC の気をつけたいこと 知っておきたいこと
・拠出額(掛金)の選択肢
・マッチング(加入者)拠出の考え方 ~ 自分でつくる将来資金の第一候補 ~
・自分自身の所得税率を知る ~ マッチング(加入者)拠出の税効果① ~
・拠出額(掛金)が税対象外のものすごさ! ~ マッチング(加入者)拠出の税効果② ~

■ 企業型DCの「運用」を知る
・DC は つみたて投資
・投資性商品を選ばないリスク ~ 資産を自分自身で管理する ~
・運用で得られた利益は税金の対象外 ~ DC の非課税効果 ~
・DC で購入する投資信託の比率を考える
・DCプランの商品ラインナップ ~ 投資信託のカテゴリーと信託報酬 ~
・インデックスとアクティブの違いを知る
・投資信託の手数料を知る
・DCプラン商品評価
・絶対に忘れてはいけないたいせつな調整 ~ 預替(あずけかえ) ~

■ 企業型DCの「出入口」を知る
・出口戦略【1】 ~ 一時金受取時の税金の基礎 ~
・出口戦略【2】 ~ 分割受取時の税金の基礎 ~
・マッチング(加入者)拠出を始めない選択肢
・DC へのアクセスを負担に感じないことがたいせつ

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 アンケートの簡易的なクロス集計で、非常におもしろい傾向も出ていました。
 講師冥利に尽きますし、実際に行動していただけることを願うばかりです。

 講師の評価はリピートの有無だと言われますが、相談を受けることを業務の中心としている私ですので、悪い意味では言いっぱなしになってしまっているのではないかと確認が取れないのが心苦しいところです。リピートがあったとしても、実際に行動されたかどうかはほんの一部の方々の声でしか耳にすることはできません。

 もちろん一部は全部で「みそ汁の味見は鍋いっぱいしないでしょ」という砕いた統計学の考え方も知っているつもりではありますし、繰り返しになりますが日々一人ひとり各家庭と向き合ってサポートしていますので、実態をこの目で確認できないというのは満足感を得にくいところです。ですので、たくさん感想を書いていただけるのは本当に嬉しいです。がんばらねばです。


 担当のTさん、責任者のOさん、そして受講くださった皆さま、本当にありがとうございました!!


「運用や投資信託のことは何も知らなかったので勉強になりました」


 20(土)午後、第6シーズン3回目のミニセミナーを事務所にて開催しました。

 掛金全額所得控除のものすごさ 自分でつくる将来資金!個人型確定拠出年金セミナー

 内容は1回目・2回目とまったく同じですので、1回目の記録記事もご参照ください。
 iDeCo(個人型確定拠出年金)の「制度」「運用」「活用」を知る / ミニセミナー第6シーズンスタート!


 受講くださった皆さまの感想を一部ご紹介します。

 「住宅ローンがあるので60歳まで引き出せないのがデメリットだとわかりました。始めることで税金がどれだけ少なくなるのか知ることができて良かったです」

 「運用や投資信託のことは何も知らなかったので勉強になりました。積立投資、興味を持ちました」

 嬉しい感想をありがとうございます!
 ご参加くださいました皆さま、ありがとうございました!!

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 年初の記事でも書きました通り、iDeCo(個人型確定拠出年金)の果たす役割はきっかけとして大きいです。でも、加入者数の増え方は本当に少なくなってきています。
 <参照ブログカテゴリー> iDeCo(個人型DC)加入者数推移

 iDeCoを取り上げるセミナーは今後も続けます。第9か第10のシリーズで再度登場することになるかと思います。大事な仕組みだからです。


 事務所ミニセミナーの第6シーズン(計3回)が今回で終了しました。2016年8月から毎月開催してきました事務所セミナーも、おかげさまで次回で19回目です。

 来月からは第7シーズン!
 新企画「源泉徴収票の読み方」です!

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 1回目は2/24(土)です。申込みを絶賛受付中です。


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