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社会保障(社会保険)を知らずして商品提案を受けることはお勧めしにくい / 2019年1月検定向けFP3級資格取得講座<第5回目>


 16(火)、京都リビング新聞カルチャー倶楽部主催 2019年1月検定向け「FP3級資格取得講座」第4回目の講師を務めました。

 今回で14シーズン目(計22回目)、火曜13時~15時の115分(休憩5分)の講座で、12月下旬まで14週連続(約3ヶ月)の長丁場です。

 <第5回目の項目>
 リスク管理①
 ・生命保険(死亡保障)の種類と商品
 ・第三分野の保険(入院・がん・就労不能などの保障)と商品
 ・生命保険商品の契約手続き
 ・保険料・保障内容の見直しの考え方


 生命保険の無料相談が華々しく宣伝され始めて何年くらい経ちましたでしょうか。

 生命(死亡)保障と医療(入院)保障の考え方は、大前提としての社会保障(社会保険)や勤務先の企業内保障(福利厚生)を知ることが第一歩です。
 反対に言えば、遺族年金を知らずして生命保険の提案を受けること、健康保険の高額療養費・傷病手当金を知らずして医療保険の提案を受けることは、あまりお勧めできることではありません。

 それら土台ともいえる保障と貯蓄のバランスを考えたうえで、それでも足りない場合に金融商品である保険商品を使って最低限備えるという選択肢を(資格検定にはほぼ関係ないのですが)しっかりと知ってもらうのが私の講座の特徴です。


 「生命保険に加入する」とは「金融商品を契約する」です。
 契約ですから食料品や生活雑貨を購入するのとは意味合いが異なります。

 「よくわからんけど、お金たまってるんですよね?」
 「よくわからんけど、入院したらお金出るんですよね?」
 「よくわからんけど、死んだら家族に〇〇〇〇万円お金出るんですよね?」

 もちろん具体的な手続きは各社によって違ってきますが、例えば若い時よりも年齢を重ねてからのほうが医療保障が不安だからと、入院保険にいくつも(もしくは手厚く)加入しようとされた場合、不安に感じられるのは何歳くらいを想定されていますでしょうか。60歳でしょうか、80歳や90歳でしょうか。それは何年後でしょうか。

 <過去参照コラム>
 ・高齢の将来、病気に備える医療保険の考え方と2つの視点
 ・医療保険は本当に必要か。
 ・病気やケガで長期間働けなくなってしまったときに ~長期就業不能所得補償保険~


 生命保険についてもこれまでもたくさん記事を書いています。
 <参照blogカテゴリ>生命保険
 ご参考になりましたら幸いです。


 次回は損害保険を中心に保険契約と税金の話です。
 皆さま、今回もお疲れさまでした!次回もよろしくお願いします!

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 18(木)終日事務所の予定です。



障害年金・遺族年金、確定拠出年金 / 2019年1月検定向けFP3級資格取得講座<第4回目>


 9(火)、京都リビング新聞カルチャー倶楽部主催 2019年1月検定向け「FP3級資格取得講座」第4回目の講師を務めました。

 今回で14シーズン目(計22回目)、火曜13時~15時の115分(休憩5分)の講座で、12月下旬まで14週連続(約3ヶ月)の長丁場です。

 <第4回目の項目>
 ライフプランニングと資金計画④
 ・障害年金
 ・遺族年金
 ・企業年金の種類
 ・確定拠出年金の企業型と個人型(iDeCo)
 リスク管理①
 ・保険制度と保険料の基礎知識


 公的年金の保障である障害年金と遺族年金は、その存在をあまり知られていません。
 病気や事故で障害者になってしまったときが対象の障害年金。亡くなってしまったときに遺された家族の生活を支える遺族年金。将来受け取る年金(老齢年金)とこれらを合わせた仕組みが「保障としての公的年金」です。
 実際の相談事例もお伝えしていますので、公的年金の理解を深めていただけていると毎回感じます。


 公的年金の上乗せである企業年金。年金という名称がついていますが、正しくは退職金です。
 確定拠出年金(DC)を理解するうえで知っておきたいのは確定給付年金(DB)。企業型DC・iDeCo(個人型)の細かな部分を把握する前に、大前提を知っておくことこそが理解への近道です。

 確定拠出年金については、企業型・iDeCoそれぞれで何時間もの講義が必要となってしまうボリュームがあります。iDeCoは2017年1月から大きく変わりましたが、3級ではシンプルに概要のポイントを押さえます。


 今回の受講者さんは特にiDeCoには興味をお持ちだったようで、「大変わかりやすく勉強になりました」「今日もとてもわかりやすかったです」と嬉しい感想をくださいました。ありがたいことです。

 <過去参照記事> 京都リビング新聞2017/1/28号特集「2017年、年金改正のポイントをチェック」に掲載!
 <参照コラム> 確定拠出年金のことをファイナンシャルプランナーに相談する<1>企業型の商品選びについて

 皆さま、次回もよろしくお願いします!

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 今シーズンは道路(蛸薬師通)側の教室割り当てが多く、良い感じです。

 窓のない部屋だと閉鎖的なので広がりというか開放感というか、天気もわかりますし、お昼の講座ですから明るいですし、窓のある教室が続いていて良いです。
 (こればっかりは他の講座との兼ね合いがありますので、当日行ってみないとわからないですし、リビングの担当さんも調整が大変だと思います)


長生きをしてしまったときに助けてくれる保障の仕組み / 2019年1月検定向けFP3級資格取得講座<第3回目>


 2(火)、京都リビング新聞カルチャー倶楽部主催 2019年1月検定向け「FP3級資格取得講座」第3回目の講師を務めました。

 今回で14シーズン目(計22回目)、火曜13時~15時の115分(休憩5分)の講座で、12月下旬まで14週連続(約3ヶ月)の長丁場です。

 <第3回目の項目>
 ライフプランニングと資金計画③
 ・公的年金保険制度と保障としての公的年金
 ・国民年金保険料
 ・老齢基礎年金
 ・厚生年金保険料
 ・老齢厚生年金
 ・在職老齢年金と離婚時の年金


 大前提としてお話するのは「保障としての年金」です。

 将来受け取る公的年金は世間一般的に「退職後の生活を支えてくれるもの」と印象付けられてしまっているかと思いますが、正しくは「長生きをしてしまったときに助けてくれる保障の仕組み」です。

 払った保険料の総額と受け取る年金の額を比べて得とか損とか、高齢者と現役世代・子どもや孫の世代を比較して差があるとか、そもそも破綻するとか、それらは不毛であおられた報道だということをまず知っていただくのが私の講座です。

 もちろん今のままの仕組みで良いとは思いませんし、退職金制度である企業年金も含めると解説には少なくとも15時間くらい欲しい(!)ところですが、そこは3級の資格取得講座ですので合計3時間弱でシンプルにしっかりと情報を取捨選択してお伝えしています。


 実生活において最低限押さえておきたいポイント・相談の実例・なかなか目にする機会のない実際の数字を講義に入れていますので、これまでの負のイメージの強い年金に対してほとんどの方々が違った視点を持っていただけていると思っています。
 必ず覚えてもらいたい項目、イメージとして分類を知っておいてもらいたい内容、このあたりはきちんとお伝えしていますので「視点」の獲得を意識していただきたいです。

 公的年金をはじめとした社会保険については、義務教育である中学まででしっかりと学ぶ機会があって欲しいと強く訴えたい私ですので、全14回の講座のうち最も力の入る内容です。

 公的年金は「もらう」ものではありません。「受け取る」ものです。


 <過去参照記事>
 ・”ちょっと気になる社会保障 増補版”読みました。
 ・痛みを分かち合う
 ・国民年金の将来受け取る額は10年分だと満額の 10/40 です。

 <参照blogカテゴリ> ねんきん
 
 皆さま、次回もよろしくお願いします!

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 単に「年金」と書かず「公的年金」と書いているのがポイントです。

 相談者さんからではなく世間話的に「年金ってどうなの?」と質問を受ける機会が最近続きました。残念ながら世間話の時間で説明を尽くせないのが公的年金なんです。

 端的には「大丈夫ですよ、メディアの情報をうのみにしないでくださいね」くらいしか言えません。不安をあおるのは簡単で、不安を取り除くのは時間がかかります。悩ましいです。


 4(木)から3日連続で個別相談2件お受けします。
 若干立て込み気味です。ありがたいことです。今月は15日(月)以降、余裕があります。お役に立てましたら幸いです。


知らなければ調べることもできません / 2019年1月検定向けFP3級資格取得講座<第2回目>


 25(火)、京都リビング新聞カルチャー倶楽部主催 2019年1月検定向け「FP3級資格取得講座」第2回目の講師を務めました。

 今回で14シーズン目(計22回目)、火曜13時~15時の115分(休憩5分)の講座で、12月下旬まで14週連続(約3ヶ月)の長丁場です。

<第2回目の項目>
 ライフプランニングと資金計画②
 ・教育資金設計
 ・健康保険と国民健康保険、高額療養費と傷病手当金
 ・介護保険
 ・労災保険
 ・雇用保険


 FPでは社会保険を学びます。社会保険のうち公的年金以外を解説しました。

 私の講座では社会保障・社会福祉(救貧)・社会保険(防貧)のとらえ方からスタートし、制度の履歴や現代における変化もシンプルにできるだけお伝えするようにしています。
 保障の本筋を知ることができれば、これからの変化を見据えるうえでもあおられた報道や情報に惑わされにくくなるはずです。

 そのなかでも公的医療保険(健康保険・国民健康保険)については1時間ほど解説に費やします。でも検定で出てくるのはほぼ1問です。他の項目で1時間も解説して1問しか出てこないような内容はありません。でも、実生活においては大事すぎる公的医療保険ですのでしっかり解説しています。本来であれば1時間でも短いです。


 講師がこんなことを書くとよろしくないかもしれませんが、正直に言って3級では社会保険全般についてきちんと深くまで理解できるようになる必要はありません。制度は日々と呼べるほどに変わります。

 全体をイメージできて必要最低限のポイントさえ把握できていれば十分ですし、ポイントを把握できていれば実生活で必要になった時に調べることができるようになります。
 知らなければ調べることもできません。この差がFPを学ぶことで得られる効用であり、人生において本当にたいせつなことだと思っています。

 皆さま、次回は公的年金に没頭です。よろしくお願いします!


 <過去参照記事>
 ・奨学金と返還と循環運用
 ・大前提である社会保険を解説できる能力に付加価値が生まれる世の中に

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 京都では今週、毎日のように雨が降っています。台風もまた近づいているようですね。最新情報をチェックせねばです。

 27(木)個別相談2件お受けします。


その情報を発信しているのはどんな立場の人なのかを考えてみることも大事 / 2019年1月検定向けFP3級資格取得講座スタート!


 18(火)、京都リビング新聞カルチャー倶楽部主催「FP3級資格取得講座」第1回目の講師を務めました。

 今回で14シーズン目(計22回目)、火曜13時~15時の115分(休憩5分)の講座で、12月下旬まで14週連続(約3ヶ月)の長丁場です。

<第1回目の項目>
 はじめに
 ライフプランニングと資金計画①
 ・ファイナンシャル・プランニングの基礎、職業倫理、関連法規
 ・ライフプランの考え方
  ライフイベント表・キャッシュフロー表・バランスシート
 ・6つの係数
 ・住宅取得資金と返済方法・繰上返済


 FP3級の取得をめざして講座を受けると、日々の生活で「その言葉聞いたことある!」という場面がたくさん出てくるようになります。
 実際の生活でのお金まわりの情報に対するアンテナが高くなることは間違いありません。アンテナが高くなるからこそ情報を取捨選択できる知識や知恵を得ていただくことが大事ですし、その情報を発信しているのはどんな立場の人なのかを考えてみることも大事です。


 2回目以降の多岐に渡る項目を学んでいくためにもファイナンシャルプランナー(FP)の本筋を知っていただく第1回目の講座といえます。
 具体的に1つ書くと、例えばキャッシュフロー表はこれからの学んでいく内容も踏まえるほうが作りやすくなると思いますが、ライフイベント表とバランスシートは考え方さえ分かればいつでも作れます。
 ぜひぜひ自分自身やご家族を当てはめて作ってみていただきたいです。今後の講座を受けていただくうえでも興味の範囲が広がると思います。


 資格取得講座ではありますが、私の普段の業務は相談を受けることですので検定とは関係のない脱線(?)が定番です。相談での事例も含めて今回も初回からしっかり脱線しました。
 講座で使っている市販のテキストには書いていない、検定でも出題されない、でも実際の生活でたいせつとなる考え方は私からの配付資料で準備しています。

 初めてFP講座を受け持ったのは2011年1月向けですので早いもので8年たちます。今シーズンもスタートです!!
 皆さま、長丁場です。よろしくお願いします!


 <過去参照コラム>ファイナンシャルプランナー(FP)の役割とは

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 14週もの長丁場の講座ですので事前説明会の位置づけが本当に大事です。今回は台風の影響で当初の予定から変更となり、別の日で開催できましたが日程の都合上で説明会への参加者が半減してしまいました。

 記録をさかのぼってみると京都開催で1つの時間帯しか開催できないのは約3年ぶりで、その際も台風で同じ状況になっていました。この時期はどうしようもないですけれど、長期の講座なのでスケジュールにこれ以上余裕を持たせるのも難しく…。
 告知では13時~15時の昼講座と15時30分~17時30分の夕方講座を同時開講の予定でしたが、こういった背景もあって昼講座のみの開講となりました。

 今回受講くださる皆さま、本当にありがとうございます。開講できなかった(最少開講人数を満たさなかった)夕方講座にお申し込みくださった皆さま、申し訳ありません。また別の機会でお会いできますよう強く願っております。

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 20(木)個別相談2件お受けします。