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身内にきちんと説明できないようなものは加入・契約・購入する必要のないもの


 先日、私自身の所用で某ゆ〇ちょ銀行の比較的大きな店舗の窓口で1件手続きを依頼し、待合いに座っていました。

 店舗全体としてはすいていましたし、カウンター奥の職員さんも手のあいておられる方は何人かおられそうでしたが、3つあるカウンターのうち1つでおばあさんが長時間お話しされていたこともあってか十数分ほど待ちました。

 このおばあさん、間違いなく後期高齢者です。背も小さく小柄で声も小さく、「貯金・保険」カウンターの女性の職員さんに通帳を見てもらいながら説明を受けておられまして、同じことの繰り返しだったので耳に入ってきました。

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 職員さん 「今加入している保険は月の保険料が5万円ちょっとですよ」
 おばあさん「えっ…!? 保険だったの…」

 職 「はい、保険です」
    年払の保険料60万円が数日後に引き落とされます」
 お 「そんなにたくさんは困ります…」
 
 職 「他にも、ひ△わり生命というところから
    毎月2万□千円が引き落とされていますね」
 お 「それもよくわからないの…」

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 この職員さんは事実を丁寧に説明されていました。対応として間違っておられないと感じました。
 ただ残念なことに、当然ながらどのように契約内容を変更したいかのような流れにはされません。おばあさんも解約したいというようなことは、はっきりと言われません。

 会話の状況からこの店舗の窓口で加入されたのではないようです。となれば営業職員さんが自宅を訪問してこられて契約されたのでしょう。

 私の立場的にはクチを挟みたくなりましたが、さすがにそんなことはできませんので、最後まで聞かずその場から離れました。おばあさんのその後が気になるところです。


 お伝えしたいのは1つです。

 このおばあさんのような年齢帯の方々には大手金融機関の肩書はまだまだ信頼度の高い位置づけであることが多いと思います。私のような立場を知ってもらう機会はなかなか難しいです。こうした文章を見てもらう機会もほぼゼロです。

 ですので大事なのはこの文章を見てくださった方々の両親や親族や身近におられる方々には十分な注意喚起をしてもらいたいんです。


 提案を受けたり、資料を受け取るのは自由です。でも、その提案内容や資料を受け取ってすぐに契約してしまうことのないようにワンクッション、相談してもらう流れにしたいたいんです。

 ここでの相談というのは私、京極・出町FP相談への相談ということではなく、身近におられる方々への相談です。
 身内にきちんと説明できないようなものは加入・契約・購入する必要のないものです。これは言い切れます。

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 高齢者の方々に金融機関の営業担当さん以外にも相談できる専門家が世の中には存在するということを知ってもらうには、webでの情報発信では伝わりません。
 新聞や折り込みやポストインでのチラシなどが常時届くような仕組みで、「見慣れている」存在にまでならないといけません。

 それだけの手間暇と広告料を私が負担するとして、それを回収するためには相談報酬をアップしないといけなくなりそうです。というわけで、この記事をお読みくださった皆さま、身近な方々への声がけはたいせつです。

 大きなことはできません。
 まずは手の届く範囲の方々のお役に立てるよう、地道にがんばってまいります。


 ゆうち〇銀行の「貯金・保険」カウンターは一緒にせず、貯金カウンターと保険カウンターにぜひ分けてもらいたいです。

 <過去参照記事> お客さまサービス部という肩書


「公的保険」を知れば、「生命保険」が売れる?


 1年前にこんな記事を書いていました。

 公的保険を知れば、生命保険が売れる?

 悲しいかな、続報です。

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 悲しすぎる見出しの2回目です。

 「公的保険」を知れば、「生命保険」が売れる!

 今度はカギカッコ付きです。
 ファイナンシャルプランナー(FP)の専門誌の広告です。ほんま、定期購読をやめようかと思ったくらい常軌を逸しているとさえ感じます。

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 ここでいう公的保険(正しくは社会保険)を学ぶ機会が増えるのはどんな立場の人にとっても大事です。

 保険会社や代理店での研修で、学んだうえで営業現場に活かしましょうというのは「正しく」学ばれているのであれば違和感ありません。それが職務なのですから。(正しい情報とは思えない内容で学んでおられるケースしか当たったことがないという表現でもおかしくないとは思いますけれど…)

 とにかく異を唱えたいのは「公的保険アドバイザー」という資格を交付している団体さんが「公的保険マスターセミナー」というタイトルで発信しているということなんです。


 民間資格なら何でもありなんでしょうか。

 保険商品を売るためのスキルアップを否定しているわけではありません。どんな職業においても(常識の範囲内を前提とした)営業力のアップは素晴らしいことだと個人的には思っています。(私に欠けているスキルの1つが営業力です)

 生命保険商品が不要とは思いません。過剰には不要です。最低限は必要です。
 ちなみに私は最大限ではなく最小限に活かしましょうというスタンスです。

 学ぶ内容は社会保険ですが「社会保険アドバイザー」だと社会保険労務士さんからの非難が目に見えていたからこそ「公的保険アドバイザー」という名称にしか思えません。

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 繰り返します。公的保険(正しくは社会保険)を学ぶ機会が増えるのはどんな立場の人にとっても大事です。

 でも、今回の発信源・見出しだけは、はらわた煮えくりかえり・諦めの境地・涙の数だけ強くなれるよ(懐メロすみません)・まだこの世界は僕(社会保険)を飼いならしていたいみたいだ(時事ネタ?古い?)的な表現しか出てきません。


 直球で書きます。

 この資格をお持ちの人と会われる機会があれば気を付けてください。
 公的保険アドバイザー資格は、生命保険を売るために公的保険を学ぶという背景があります。

 「売るため」です。
 
 こんなことにならないで良いように、義務教育の範囲において社会保険を学ぶ機会があってほしいと強く、切に願います。


 <過去参照記事> ”ちょっと気になる社会保障 増補版”読みました。
 公的年金についてマイナスな発言をする人には必ずこの本を勧めてください。


”「保険のプロ」が生命保険に入らないもっともな理由”読みました。


 ”「保険のプロ」が生命保険に入らないもっともな理由”(2017年9月15日第1刷)を読みました。

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 ※ クリックすると全体が表示されます。

 著者は保険相談室 代表の後田亨さん。ブログはこちらです。
 2017年末のブログ記事で4刷と書いておられました。おめでとうございます!


 まず始めに書いておきます。後田さんとは友人(すみません!)ですので、ひいき目があります。ご承知おきのうえ以降をお読みください。

 いつも通り、アウトプットとしていくつかポイントを引用させていただいての所感を書くスタイルです。当然ながら引用部は私の独断と偏見によるものです。

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■はじめに

・断っておきますが、私は、「保険否定論者」ではありません。「不要論者」でもありません。 p7


■プロローグ
 --保険はできるだけ入らないほうがいい!?


■1章 「保険に入っておけば安心」の大間違い
 --プロは知っている、保険はお金を失いやすい手段!?

・タレントが若くしてがんに……だからがん保険は必要? p24~
・「一件落着願望」 p38


■2章 「お金が戻ってくる保険」の隠されたデメリット
 --「掛け捨て」以外の保険を絶対に薦めない理由


 フリーのライター「中村さん」との会話形式で進んでいきます。単に制度の解説が進むより一般には読み良いと思われます。

 「一件落着願望」言い得て妙です。
 心理に付け入る商品が悪いわけではありません。それは生命保険に限った話ではないからです。
 だからこそ消費者が一度立ち止まって考えてみることの重要性を後田さんは伝えてくださっています。


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■3章 実際に保険ショップで営業を受けてみた
 --ショップの定員おススメ保険の裏事情

・予算の上限まで勧誘される p70~


■4章 「一生涯の安心」なんて幻想
 --長期契約ほど高まるリスクがある

・わからないことにどうやって備えるんですか(笑) p91


 「購買力平価」(p82)、「お金の価値」(p84)など、何十年もの長期の保険契約を考えるうえでは切っても切れない考え方にもきちんと触れられています。でも、このあたりは保険(保障)と何の関係があるの?と感じられるのが普通ではないでしょうか。

 後田さんからいただいた直筆メッセージでもこの4章に触れられていました。大事な内容です。


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■5章 年金不安はこう考えるとラクになる
 --国の公的年金があてにできない人の対応法

・将来の老後資金対策で、一番確実な方法 p129~


 ファイナンシャルジャーナリスト竹川美奈子さんの最新著にも登場していました権丈先生の本が後田さんの本でも取り上げられていました。
 ”ちょっと気になる社会保障 増補版”読みました。
 生命保険に興味を持って後田さんの本を手に取った人に、権丈先生の本の存在が伝わるのは大事なことです。嬉しすぎます。


 そして、つっこみどころを1つ。p122にある、ライターの「中村さんの年収が300万円(課税所得)だとします」という例です。
 1章の高額療養費の説明の部分(p41)では「中村さんの場合(中略)年収312万円以下のようなので」とあります。中村さんは給与所得者ではないということで国民健康保険ですから詳細な区分の判定は難しいのですが、この年収の場合には高い確率で課税所得は195万円以下(所得税率5%)のように感じます。
 iDeCo(個人型確定拠出年金)の説明で中村さんを登場させるなら、所得税率10%を使うのは iDeCoを過剰に推奨していると取られかねないと感じてしまったんです。ああっ、自分で書いていて細かすぎて悩ましいです。


<2018年1月27日追記>
 後田さんがこの記事を読んでくださり、予定されている第5刷で修正されるようです。
 いただいたメールをご紹介します。

 「中村さんの課税所得の件、ご指摘の通りです。細かくも何ともありません!
 再構成~書き直しで、書きおろし同然になってた中でのチェック漏れです。編集者に連絡したところ、5刷になる可能性大なので修正の用意をすることになりました。気が向いたら自分のブログでも「かくかくしかじか・・」と報告するつもりです。
 ともあれ、大変ありがたいご指摘でした。繰り返しになりますが、ありがとうございました。」

 後田さん、丁寧な文面ありがとうございます。
 勝手に転載しちゃってすみません!


<2018年1月31日追記>
 後田さんがご自身のブログで説明されていましたので、リンクをご紹介しておきます。
 近刊の訂正部分


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■6章 それでも保険に入るなら、見直すなら
 --「保険のプロ」が薦める、検討に値する保険商品とは?

・仕事柄「何かあったらどうする?」という話をする機会が多いんですが、「何もなかったらどうする? 確率的には『不測の事態は起きないままお金がかかる日々』のほうが長いんだから」と思うんです。 p148

・「有料相談が最高!」と言うつもりはまったくなくて、消去法で「どう考えてもマシだと思いませんか?」という感じなんです。 p176


■エピローグ

・私は消費者が変われば生命保険の商品やサービスは変わる、そこに関わる人も変わる、いまより、かなりマシな未来がやってくる、と信じています。 p187

■おわりに


 「何かあったらどうする?」「何もなかったらどうする?」のバランスを取れる方向で対応するのが「有料相談」だと信じています。

 時々書くことなのですが、収入のほぼ100%を保険商品の販売手数料で得ていてもファイナンシャルプランナー(FP)と名乗っている人は多いですし、募集人(営業職員)を紹介しているサイトでも「ファイナンシャルプランナー紹介」というタイトルになっていたりします。

 そういった方々は単に「FP」ではなく、「FP資格を持った販売員」さんです。それが悪いのではなく、立場を明らかに認識できる力が相談する側に求められているんだと思います。


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 前著から1年半、主張の根幹は大きく変わりませんが、伝え方・題材はリニューアルされ、その背景には表現方法の生みの苦しみをいつもおっしゃっている後田さんです。その過程を直接に耳にしているからこそ、たくさんの人に読んでもらいたいと伝えたいです。

 

 後田さんの本の感想は何本も書いていまして、以前の分での個人的なお勧めはこちらです。
 ”生命保険は「入るほど損」?!”読みました。
 私がデータ提供した遺族年金に関する資料が1ページを独占しているからです!

 
 長文をお読みくださり、ありがとうございました。



結果として「現金で置いておいた方が多い額だった」ということもありえてしまう


 某全国紙の折り込みチラシで気になったことを書きます。

 某大手葬儀社さんが代理店をされているようで、「保険をあきらめていた70代」の方々をメインターゲットとして80歳まで申し込める生命保険商品の広告です。

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 ※ 画像をクリックすると拡大します。

 特徴(ポイント)が5つ書かれていますが、まとめます。
 ・告知書や医師の診査不要(持病があっても加入できる)
 ・掛け捨てではなく、一生涯の保障

 ただし、小さな字で注意点が書かれています。
 ・契約日から3年以内に病気で死亡された場合は死亡給付金(既払込保険料相当額)をお支払い

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 では数字を見ていきます。

 左側です。

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 ・70歳女性の月払保険料 4000円
 ・保険金額 79万0400円
 ・払込期間 100歳

 70歳から100歳まで4000円を30年間支払うと総額は144万円で、死亡保険金の1.82倍です。
 いやいや100歳まで生きないということでしたら逆算します。払込保険料の合計が保険金額を超えるのは86歳6月です。


 ・70歳男性の月払保険料 4000円
 ・保険金額 60万6200円
 ・払込期間 100歳

 保険料の総額は同じく144万円、死亡保険金の2.38倍です。
 払込保険料の合計が保険金額を超えるのは82歳8月です。

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 次に右側です。

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 ・70歳女性の月払保険料 5567円
 ・保険金額 100万円
 ・払込期間 90歳(20年)

 70歳から90歳まで5567円を20年間支払うと総額は133万6080円で、死亡保険金の1.34倍です。
 いやいや90歳まで生きないということでしたら逆算します。払込保険料の合計が保険金額を超えるのは85歳0月です。


 ・70歳男性の月払保険料 6832円
 ・保険金額 100万円
 ・払込期間 90歳(20年)

 保険料の総額は163万9680円、死亡保険金の1.64倍です。
 払込保険料の合計が保険金額を超えるのは82歳3月です。

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 商品を否定しているわけではありません。
 月々の「お手頃感」だけで加入することに疑問を感じるだけです。
 何も難しい計算はしていません。小学校の算数ができれば誰でも試算できます。

 いわゆるお葬式代としての生命保険の活用も否定しません。
 本当にその商品で問題ないのか、現金を貯めておくことも含めての比較が必要だと思うんです。


 このチラシを手に取るような高齢の方々にこのブログの情報は届きません。
 子どもの世代が親とコミュニケーションを取っておくしかないと感じます。

 親は「子どもに迷惑がかからないように」と考えることでしょう。
 でも結果として「現金で置いておいた方が多い額だった」ということもありえてしまうのが、いや統計上はそのケースの方が多いのが実際だと感じます。もちろんそうならないケースも存在することが保険商品ならではです。


 この記事は考え方をお伝えしたいんです。ご参考になりましたら幸いです。

 <京極・出町FP相談オフィシャルサイト> 生命保険・損害保険相談
 <コラムカテゴリー> 生命保険



公的保険を知れば、生命保険が売れる?


 Financial Adviser というファイナンシャルプランナー(FP)の業界専門誌があり、私も定期購読しています。

 1月号の裏表紙にこんな広告が掲載されていました。

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 公的保険アドバイザーという民間資格があるそうです。
 少し前から広告を目にする機会がありましたので存在は知っていました。

 公的保険とは「健康保険、介護保険、雇用保険、年金保険」と示されていましたが、あえて「社会保険」と言っていないところが民間資格の悩ましいところです。ちなみに社会保険では他に労災保険も対象です。


 画像に戻ります。

 FP資格保有者であっても特に公的年金をはじめとした社会保険は苦手な人が多いと耳にする機会がありますので(実態はわかりません)、名称は何であれ社会保険の知識を得る人が増えることは望ましいことです。
 なので、この企画「マスターセミナー」は好感をもって目にしました。

 が、、、セミナーのサブタイトルにあぜんとしました。

 「公的保険を知れば、生命保険が売れる!」です。


 あえてリンクをつけませんが、このアドバイザー資格の説明webにこんな記述がありました。
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 何をもって「縮小」なのでしょうか。
 いつと比べて「ぜい弱」なのでしょうか。
 何を基準に「これまでにないリスクにさらされているということになる」のでしょうか。

 縮小・ぜい弱・リスクを押し出して「公的保険を知れば、生命保険が売れる!」なのでしょうか。

 
 近年の社会保険の改正は間違いなく、低所得者は負担減・高所得者は負担増です。高所得者にセーフティーネットという言葉はあてはまりにくいことは想像してもらいやすいと思います。(高所得者向けに「生命保険が売れる!」なのでしょうか)

 社会保険ではなく福祉において、主に高齢者向けの保障に手厚さがなくなっていると感じる部分がある点は、初期導入時に手厚すぎる内容だったからこそ時代に即して是正されているイメージしかありません。
 これは社会保険(ここでは公的保険)を学んでもすぐに答えの見つかる問題ではありませんし、ましてや保険商品を使った民間保障を上乗せして解決する問題でもありません。

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 日々の相談で感じる社会保険とは、知れば知るほどに民間の保険商品は必要最低限で良いという存在です。もちろん断じて「不要」と考えるわけではありません。

 「ねんきん定期便」を元に死亡保障や医療保障を話したとき「保険商品はこんなにも要らないですね」とおっしゃるケースばかりです。必要最低限が「売れる!」セミナーではないでしょう。


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 セミナーの参加対象も直球ですし、もう一度冒頭の画像も合わせてご確認いただきたいのですが、セミナータイトル下の説明文章もびっくりです。

 「ねんきん定期便」から得られる情報を元に「老後の資産形成」として、第一に貯蓄性のある生命保険(個人年金保険を含む)が存在するとはどうしても解せません。


 一般生活者の皆さまにおかれましては「公的保険アドバイザー」資格保有者から保険営業を受けられる際にはぜひこんな文章が発信されていることを知ったうえで最終的な判断をしてもらいたいと切に願います。