「2018年の世界経済・市場展望」受講してきました。


 6(土)有料のセミナーを受講してきました。

 2018年の世界経済・市場展望

 主催・講師はブーケ・ド・フルーレットの馬渕 治好(まぶち はるよし)さん。
 facebookページはこちら


 馬渕さんとは今回初めてお会いしました。共通の知り合いが多く、以前に著書2冊の感想も書かせていただいたことがあります。
 ・”ゼロからわかる 時事問題とマーケットの深い関係”読みました。
 ・”投資の鉄人”読みました。<共著>


 勝手ながら配付資料のタイトルをご紹介します。

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~ タイミングが不明確だが、目先は米国発の波乱を予想、2018年全般は実体がサポート ~

1.世界経済のポイント
2.主要市場見通し
3.今後の日経平均予想図
4.先進諸国の株価推移
5.新興諸国の株価推移
6.新興国はITなどの活用で離散型インフラへ

<米国>
7.米国の景気拡張期間は長いが…
8.主要な経済指標同行
9.住宅取得能力指数
10.雇用者総賃金の伸びは安定
11.エネルギー価格は遅れて持ち直しの動き
12.米国の景気から推し量ると、長期金利は上昇
13.米国株式のPER
14.低格付け債の動向
15.VIX指数の推移
16.購買力平価から見ると、そろそろ水準はいいところ?
17.内外金利差分析(米ドル)
18.積み上がり過ぎている円の売り残高

<中国>
19.「二正面作戦」は成功するか?
20.中国の景気を豪州から見ると…
21.失業率は2015年後半から主に改善した
22.ユーロ圏の失業率は高水準だが改善傾向続く
23.ドイツ企業の景況感は足元の好調さが牽引

<日本>
24.所定外労働時間が増加に転じる
25.雇用増もパートタイムから正社員へ
26.消費者態度指数の動向
27.賃金動向は何を意味しているのか
28.世界の実質経済成長率はじわりと回復
29.世界の貿易量は回復へ
30.金額と数量で見た日本からの輸出の伸び
31.2017年以降、投資が増勢へ
32.最近の日本市場の予想PER
33.上方修正続くEPS(一株当たり利益)予想値
34.海外短期筋の先物買い主導か
35.直近では日経平均とマザーズ指数が乖離
36.高ROE(自己資本利益率)銘柄は逆境に強いが順境に弱い

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 これでもすべてではありません。圧倒的な情報量とその情報のとらえ方をこんこんとお話しくださる濃密な2時間半と1時間の質疑応答でした。ひと言、すごかったです。


 印象に残ったフレーズです。

・天底荒れる
・ゴールデン60's
・専門家にとって天気予報も投資情報
・資金のもっていきどころ
・大きくぶれないと思い込んでいることが危うさの前兆
・ブレーキとアクセル
・買われすぎと売られすぎの基準


 数字で変化を見極め、根拠をもって予測することの極みを目にした気がします。

 私は運用や投資のプロではありませんので、今回のような経済指標を常々チェックできませんし、しようとも思っていません。
 でも、私だって相談者さんの情報(数字)を深く確認し分析し、予測や選択肢を伝える意味合いにおいて、同じだなと感じました次第です。

 懇親会にも参加させていただき、馬渕さんの温厚なお人柄を知れたのが嬉しく、また情報(数字)とは高額なのだと改めて感じさせられました。今回のような膨大な数字と意見をたった4000円で聞けるなんて格安すぎます。


 正直に書きまして、私の相談を受けてくださっている方々には必要性の高くない情報です。(私でさえ常々押さえておく必要があるとは思っていません、すみません)

 ただし、視点は大事です。大事すぎます。

 経済用語、専門用語はある程度の知識がないと受講してもついていけない可能性がありますが、丁寧に解説してくださいますし、誰もが気軽に受講できる内容です。
 定期的に長く開催されていますので、今回の受講者のうち初参加は約1割ほどだったようです。やはりこんな内容ですから常連さんの平均年齢は高かったです。でも、景気・経済の流れは若い人こそ聞いておきたい内容です。

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 馬渕さんのマスコミ・セミナー等のスケジュールです。
 テレビにもよく出ておられますので、ぜひ一度!

 事前の案内メールなどの丁寧さにも驚きました。
 馬渕さんのお人柄だと思います。

 馬渕さん、ありがとうございました!!


社会保障(社会保険)の理解があってこその投資・運用


 興味深いコラムを見つけましたのでご紹介します。

 ファイナンシャル・アドバイザーに関する4つの俗説と1つの事実

 バンガードという米国の運用会社のwebサイトのコラムです。
 英文がシンプルに訳されていますので日本語としては少し変な部分もありますが、5つの「俗説か事実か」はたくさんの人に知ってほしい内容だと感じました。

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1.ファイナンシャル・アドバイザーは、あなたの資産をパフォーマンスの低い銘柄から、パフォーマンスの高い銘柄へと導くべきである。

2.ファイナンシャル・アドバイザーは、あなたの口座残高と運用パフォーマンスにのみ注目する。

3.ファイナンシャル・アドバイザーは、市場が変化するたびにポートフォリオを変更するようなことはしない。

4.あなたのポートフォリオに、いま一番人気の銘柄が含まれていない場合、あなたのファイナンシャル・アドバイザーは良い仕事をしていない。

5.ファイナンシャル・アドバイザーが必要とされるのは、あなたのポートフォリオが複雑な場合だけである。

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 5つの質問について俗説か事実かの答えはコラムを参照いただきたいのですが、そもそもこの5つの質問の意味を理解するためにも一定の知識が必要でしょう。投資や運用の土壌が豊かではない日本において、正直に書いて理解できる人はかなり少ないと感じます。

 日本でいうところの「ファイナンシャル・アドバイザー(FA)」とは、銀行員さんが昇進・昇格・昇給のために取得される資格の1つとしての位置づけと、最近は「IFA」(リンク先はSBI証券運営のサイト)といって証券会社の代理店の位置づけとしての独立系(Independent)投資アドバイザーという使われ方も出てきています。

 運用系に強い、言い方を変えれば運用系に偏りがちな専門家だと私はとらえています。



 今回の5つの質問は私にとっても投資・運用に関する基本中の基本です。
 投資・運用に関する基本の前提としては、ファイナンシャルプランナー(FP)の知識を土台とした社会保障(社会保険)の情報が必須です。

 相談者さんが社会保障(社会保険)を理解している前提に立っているなら、投資・運用のアドバイスの専門家は意味深い存在です。
 社会保障(社会保険)の理解なしに、投資・運用のアドバイスに特化した専門家は私にとって前提を満たさない存在です。

 趣味として、娯楽としての投資・運用は否定しません。
 自分自身や家族のたいせつな資産形成の手段として、普通預金や定期預金に代わるお金の置き場としての投資・運用は社会保障(社会保険)の理解があってこそです。


 <京極・出町FP相談オフィシャルサイト> 資産運用相談
 <参照ブログカテゴリ> ねんきん

 いつもながらのポジショントークを失礼しました。


金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」読みました。


 2017年9月12日に公表されたばかりの8枚資料です。

 「つみたてNISA早わかりガイドブック」の公表について - 金融庁 報道発表資料 -

 マスコットキャラクターの最新つみたてロボット「T-213」(ニイサ)が随所に登場していて親しみを持ちやすい構成を強く意識していることが伝わってきます。

 投資信託を使った「つみたて(積み立て)」と、長期・分散・コストについて初心者向けを意識してまとめられています。金融庁が投資や運用に踏み込んだ資料を作るのは今回が初めて(?)だそうで、画期的な位置づけと言えそうです。

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 改めてお伝えしておきます。

 NISA(ニーサ)とは日本語で「少額投資非課税制度」です。

 この大前提となる説明が8ページのどこにも登場していませんでした。個人的にとても残念です。NISAを知っていることがこのガイドブックの前提なのだとしたら、難易度を上げてしまっています。


 次に、2ページ目の特徴として挙げられている4つのうち2番目に「運用利益が非課税」とありますが、その具体的な解説はありません。

 この資料では投資信託を毎月購入する「つみたて投資」を主眼に置いているのかもしれません。でも、非課税の効果をうたうのは金融庁の役割とは考えられていないのでしょうか。

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 私の個人的な考えです。

 NISAおよびつみたてNISAの最大の効用は、この「運用利益が非課税」です。
 これ以上でもこれ以下でもありません。


 つみたてNISAでは、最大で年間40万円の元手を使って基本的には投資信託を購入します。
 これが20年間にわたって「運用利益が非課税」になる仕組みです。

 そして、年間40万円の元手を20年間も出し続けることができます。元手の合計は最大で800万円です。


 1年目に投資信託を40万円分つみたて購入したとします。

 20年後に60万円に増えたとします。20万円の利益です。
 60万円で売却(現金化)したとき、つみたてNISAではなく通常の口座(特定口座)で購入していれば、この利益20万円に対して20%(現在は復興特別所得税がありますので正確には20.315%)の4万円が税金(所得税・住民税)として差し引かれ、56万円が手元に返ってくるんです。

 この例だと元手40万円が56万円に増えて嬉しいんですけど、4万円も差し引かれちゃうんです。これがつみたてNISAなら全額の60万円が手元に返ってきます。大きな差ですよね。


 これが年間40万円×20年の800万円分だとどうでしょう。
 同じように運用がうまくいき、20年で1.5倍になったとすれば1200万円、利益は400万円です。400万円の20%は80万円。せっかく増やせた400万円のうち80万円も税金で差し引かれて手元に残る利益は320万円です。

 800万円の元手で320万円増えていたら1120万円ですから十分に嬉しいとは思いますけれど、これが通常の口座ではなくつみたてNISAという仕組みを使っていれば1200万円というわけです。
 つみたてNISAを使っていたら80万円は差し引かれず全額を受け取ることができるわけです。とっても大きな差ですよね。


 もちろん20年で1.5倍なんて到達しないかもしれません。1.1倍程度かもしれませんし、受け取る直前にリーマンショックのようなことが起これば損が出てしまう可能性もあるわけです。
 考え始めるとパターンは多くありすぎるのですが、個人的にきっかけとなる第一は「運用利益が非課税」、これに尽きます。

 運用益を得るための大前提として「つみたて投資」の仕組みが存在することも理解しています。なので2本柱です。
 金融庁さんにはぜひこの非課税の仕組みを優しく解説するガイドブックの作成もお願いしたいです。

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 改めましてガイドブックの項目タイトルです。

 1.つみたてNISAの特徴を学ぼう!
 2.時間の分散(積立投資)について学ぼう!
 3.投資先の分散について学ぼう!
 4.長期投資の効果について学ぼう!
 5.手数料について学ぼう!
 6.分配金の影響について学ぼう!

 「つみたて投資」を学ぶガイドブックとしてはシンプルで分かり良いと感じました次第です。


<参照webサイト> 金融庁 NISAとは

<過去参照記事> 「つみたてNISA」使っていきましょう。

<京極・出町FP相談オフィシャルサイト> 資産運用相談


「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べin京都vol.20」開催報告です。


 「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べin京都vol.20」開催報告です。

 今回は午後に竹川美奈子さん・大江加代さん・大江英樹さんによる iDeCo(個人型確定拠出年金)を正しく知って活用しよう! in 京都(東京証券取引所主催)があり、参加者の半数以上はセミナーも受講されていました。(セミナーの内容は次の記事でまとめる予定です)


 日時 2017/9/2(土)17:00~20:00
 会場 Natural Kitchen 麹(こうじ)COCON烏丸店
 
 22名の参加がありました。内訳です。
 ・初参加4名
 ・2回目4名
 ・3回目2名
 ・4回目2名
 ・7回目3名
 ・特別ゲスト 竹川美奈子さん・大江加代さん・大江英樹さん
 ・コツコツ京都オフィシャルサポーター3名(19回・16回・11回参加者)
 ・主催者1名(本来は2名ですが、都合により1名欠席)

 「複数回参加制限」のルールを設定して3回目の開催となりました。(詳細は告知サイトをご覧ください)
 常連さんのご協力のおかげで初回~3回目までの参加者さんで10名となりました。「投資初心者の方々が気軽に情報を得ていただける場を提供したい!」というのがコツコツ京都立ち上げ時の主催者2名の思いです。常連の皆さま、本当にありがとうございます。


 今回は「女性:男性=12:10」でした。主催者とオフィシャルサポーターは残念ながら全員男なのですが、女性も気軽にご参加いただける場でありたいと思いますし、男性も女性も関係なく楽しんでいただけていると思っています。
 そして、遠方からは大分県・静岡県からの参加もありました。旅行も兼ねてと言っていただけるのは京都ならではだといつも感じます。ありがたいことです。

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 毎回同じことを書きますが、初参加さんとのバランスを取るため最初はテーブルごとに主催者権限で席を割り振らせてもらっています。(5~6名/テーブルです)
 コツコツ京都では最初は自己紹介も兼ねて、投資を始めたきっかけやコツコツの会を知ったきっかけ、今気になっていることなどを順番にお話しいただくところから始めています。誰か1人の独演会になってしまわないよう最初の注意事項としてお話させてもらっています。


 私がまわった席ではこんな話題が出ていました。

 ・iDeCo(個人型確定拠出年金)は始めたがNISA(少額投資非課税制度)は使っていない。でも、つみたてNISAは使おうと思って検討している。
 ・企業型DC(確定拠出年金)の配分にREIT(不動産投資信託)を加えようか迷っている。
 ・資産形成の中心は投資信託の毎月購入だが、短期の売買も楽しんでいて値上がりしたときに売却するタイミングを悩む。
  → 生活防衛資金(緊急予備資金)・コア・サテライトの割合をおおよそでも決めておくことで、売却のタイミングはあくまでもバランス調整(リバランス)とできるのではないか。
 ・子を授かったとき、職場に伝えるタイミングは
 ・リーマンショック時の相場下落時に保有する金融商品をすべて売却したのは私(参加者)
 ・コツコツ投資を配偶者に伝える難しさ。
 ・配偶者から本をたくさん勧められて読んでみても難しくて理解しにくく今回参加した。
 ・確定拠出年金において60歳に近づいてきた時の運用方針の考え方
 ・資産運用や制度に関するセミナーで講師が当たり前のように専門用語を使いその解説が無い場合は理解度が進みにくい。
 ・高校生・大学生になる子のために投資信託の積み立てを考えている。
 ・自営業のため公的年金は多くないので資産形成している。
 ・ファイナンシャルプランナー(FP)とは具体的にどのような相談を受けているのか

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 リンクをご紹介します。

 ・Trader’s Bar ”コツコツ”投資は仲間とともに
  竹川美奈子さんからプレゼントとしてDVDを3枚ご提供いただきまして、初参加さんと2回目の参加者さん限定でジャンケン大会となりました。DVDの内容はこちらのリンク先でもご覧いただけます。

 ・竹川美奈子さんのオフィシャルfacebook
 ・オフィス・リベルタス(大江加代さん・大江英樹さん)のオフィシャルfacebook


 コツコツの会、元祖の東京は毎月原則第一水曜開催ということもあり、次回9月6日でなんと87回目です。ものすごいです。
 京都ではおおよそ半年に1回の開催を目標にしています。次回は来年2~3月を予定しています。

 コツコツの会は全国各地でも開催されていますので「コツコツ投資家がコツコツ集まるファンページ」もぜひチェックしてみてもらいたいです。

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 ご参加くださいました皆さま、特別ゲストの御三方、オフィシャルサポーターをお受けくださった3人さん、ありがとうございました!!!

 そして、一緒に主催をしている @pocky さん、今回は残念すぎました…


”ズボラ投資”読みました。

 
 ”毎月10分のチェックで1000万円増やす! 庶民のためのズボラ投資”(2017年7月27日 初版発行)を読みました。

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 著者は吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)の運営者でハンドルネーム吊ら男さんによる第1作の著書です。ツイッターはこちら

 吊ら男さんとはツイッターで交流があります。お会いしたことはありませんが何度かやり取りをさせていただいたことはあり、噂によると(表現が適しているか分かりませんが)英語バリバリの超エリートサラリーマンさんだそうです。(吊ら男さん、こんな書き方しかできずごめんなさい…)


 この本の大事なのは、多くの収入を得て潤沢な貯蓄がなければできない投資の方法というわけではないということです。私自身も実践しているコツコツと資産形成していく手段を「ズボラ投資」と表現されました。言いえて妙です。

 いつも通り、アウトプットとしていくつかポイントを引用させていただいての所感を書くスタイルです。当然ながら引用部は私の独断と偏見によるものです。

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■はじめに

・--投資に興味はあるけど、手を出すのは怖い
 これって、庶民なら当たり前の感覚です。 p7

■第1章 ズボラ投資は100円からだって可能です!

・ズボラ投資の3ステップ p20~


 前提と結論がシンプルにまとめられています。
 具体的に何をやればいいのかは30ページまでにまとまっています。

 全体を通じていえることですが、挿絵がとっても良い感じです。


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■第2章 ズボラなあなたの代わりに世界中の人に働いてもらう

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 ※ 画像は表紙を開いた場所です。

・ズボラ投資の3つのキーワード p36~
・わずかなトクのために頭を悩ませるのはソン p77
・適度に分散されていればあとはお好きなように p83
・ズボラ投資は短期的にソンをする p91

■第3章 なぜズボラ投資は儲かるのか?

・投資は努力が報われない p108~
・で?結局、なぜズボラ投資は儲かるの? p116~


 やわらかい表現での強調文が続きます。お金を投じる意味や投じる先について、本当にわかりやすくやさしく書かれています。初心者の人にとって読みやすさこそが大事だと思いますので好印象です。

 私が書くと固くなるだろうなーと思いながら読ませていただきました。


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■第4章 ズボラ投資家を誘惑するボッタクリ投資の見抜き方

・大手金融機関でも信用しない p135~

■第5章 ズボラ投資でより儲けるために

・公的遺族年金をまず知ること p158~

■おわりに

・何よりも大事なのは投資元本の多さです。ズボラ投資は、リターン率は市長任せなので、元本を増やすことが何よりも重要です。 p206


 まさか遺族年金にまで触れられているとは思いませんでした。普通に生活していては目に触れる機会のない公的年金の用語をたくさんの人に見ていただけるのは嬉しい限りです。とはいえ限られた紙面で取り上げることの難しさを感じます。

 1点だけ追加をお願いしたかったのは「300月みなし」です。「亡くなった被保険者が本来もらえるべきだった厚生老齢年金の報酬比例部分の3/4」と書かれていて、誤っているわけではありません。ただ、例えば30歳の人と50歳の人ではどうでしょう?厚生年金で勤めた期間は一般的に50歳の人のほうが長いですし、将来受け取る年金額も多そうですから遺族厚生年金も多くなりそうです。しかし、30歳の人など、厚生年金の期間が短い場合でも被保険者の場合は25年(300月)勤めたとみなして遺族厚生年金は計算されます。これは若い世代にとって大きな保障です。

 ※ このあたりの例は「生命保険は「入るほど損」?!」で情報提供していますので、ご参考になりましたら幸いです。(リンク先は感想記事です)
 ※ 正しくは「厚生老齢年金」ではなく「老齢厚生年金」ですし、「厚生遺族年金」ではなく「遺族厚生年金」ではありますが、伝わりやすさでいえば前者かもしれません。本書では私は気になりませんでした。(こうして書いている時点で気になっているわけですけれど…)


 表紙や見出しにもあります通り、ズボラ投資は100円からできるといっても「1000万円増やす」ためにはさすがに100円からでは不可能です。

 投資経験ゼロの場合は、まず1つ始めてみることが大事です。慣れることも大事です。
 そして、慣れることで元手を増やすことができるようになってくることも大事です。
 
 日々相談を受けている私の立場からすると、ズボラ投資にまわしてよいお金なのかそうでないのかはそれなりに慎重に判断する必要があると思っています。家族構成や年齢や必要となる資金の時期は人それぞれ、家庭それぞれ異なるからです。

 とはいえ、少額でも一歩踏み出してみることは本当に大事です。
 初心者の方々が一歩踏み出すきっかけをこの本は与えてくれます。

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 吊ら男さんのブログでも本書のことを取り上げておられましたので、記事のリンクを2つご紹介します。

 ・「毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資」という本を出版することになりました
 ・「毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資」がいよいよ発売

 記事によると、あえて本書では取り上げられなかったような内容もあったということで、専門家が書くと小難しくなりそうなリバランスなど、始めた後のメンテナンスについても第2弾の書籍として楽しみにしたいと思える本でした。
 吊ら男さんとも、いつの日かどこかでお会いできるものと思っています。勝手に楽しみにしています。

 

 金融商品の購入や制度の活用は自己責任にてお願いします。
 長文をお読みくださり、ありがとうございました。