リンクをたくさん紹介しないと理解の進まない制度であるのは悩ましい

 公的年金に関して、俊輔仲間である山崎俊輔さんのコラム記事をご紹介します。

 「あなたが国の年金制度を信じられない4つの理由」


 長すぎませんから読みやすいですし、ぜひ記事を読んでいただきたいので見出しを引用させていただきます。

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理由1:今は負担しかしておらず実感ができない仕組みだから
理由2:いい話は報じられず、悪い話だけ報じられるから
理由3:実は「損得」が一番分かりやすい制度だから
理由4:そもそも仕組みを知っていないから

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 公的年金は社会保険の1つです。この記事は本質の1つです。

 この記事は2017/10/30時点です。
 その3日後には公的年金の運用を担っているGPIFから四半期(2017年7~9月)の状況発表がありました。


 私がいくつか確認した限り、今回のようなプラスの報道を大々的に取り上げているところはほぼありません。マイナスなら一面を飾ってしまう勢いですが、経済面に申し訳ない程度です。2001年からの累積収益が60兆円を超えたんですよ。約16年の平均で毎年3.2%もの収益を上げ続けてるんですよ。


 今回の記事は5年半前のこちらの記事に匹敵します。
 コラムのご案内「年金損得論者は主張するほどに損得・不公平を拡大する」

 そして多くの方々に手に取ってもらいたい本はこちらです。
 ”ちょっと気になる社会保障 増補版”読みました。

 リンクをたくさん紹介しないと理解の進まない制度であるのは悩ましい次第です。でも、大事すぎる制度ですからたくさんの方々に知っておいてもらいたいです。


2017年11月の毎週日曜11時(再放送13時)からのラジオ番組にゲスト出演し「公的年金」についてお話しします!

 2017年11月の毎週日曜、4週にわたって午前11時(再放送13時)から10分弱、ラジオ番組にゲストとして登場します。今回で7回目の出演です。

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 京都三条ラジオカフェFM79.7という京都のローカル放送局でして、webサイトから全国どこでも聴いていただけます。

 サイト右列にある「Listen Radio」
 → CATEGORY「全国のラジオ局」
 → CHANNEL「近畿」
 →「京都三条ラジオカフェ」

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 これまでの6回では次のお題をお話ししました。

 ・ファイナンシャルプランナー(FP)とは
 ・ファイナンシャルプランナー(FP)の専門性とは
 ・公的年金は長生きをしてしまったときに助けてくれる保障の仕組み
 ・確定拠出年金とは
 ・若い世代のがんとFPへの相談
 ・iDeCo:イデコ(個人型確定拠出年金)

 関係者の皆さまに大感謝を申し上げます。

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 今回の大テーマは「公的年金」。10/23(月)に収録しました。

 放送内容の予定とサブテーマです。
 時間はすべて11時からで、再放送が13時からです。


 ・11/ 5(日) 年金という用語は公的年金保険だけに使って欲しい
   <過去参照コラム>年金という用語は公的年金保険だけに使って欲しい

 ・11/12(日) 保障としての公的年金
   <過去参照記事>希望・願望を込めた用語の読み解きを目的とした内容

 ・11/19(日) 公的年金の支えられる人と支える人
   <過去参照記事>”ちょっと気になる社会保障 増補版”読みました。

 ・11/26(日) 将来資金を考えるうえでの基本は公的年金
   <過去参照記事>社会保障(社会保険)の理解があってこその投資・運用


 9分ほどの番組でして、私の持ち時間は実質4分×4回です。
 シンプルにポイントをお話ししています。ぜひぜひお聴きくださいませです!

 スマートフォンからでも聴けるようです。解説はこちら

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 改めまして、2017年11月の毎週日曜11時と再放送13時です。
 京都三条ラジオカフェFM79.7
 ぜひぜひです!

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 <参照ブログカテゴリ> ねんきん(公的年金)


「先生がおっしゃっていた通り、この内容は学校で学ぶ必要があると思いました」通算5回目の公的年金セミナーを開催!


 23(土・祝)午後、第5シーズン2回目のミニセミナーを事務所にて開催しました。

 ねんきん定期便の読み方を知って将来資金を考えるためのセミナー

 内容はこれまでとまったく同じですので、前回の記録記事もご参照ください。
 知っておきたい年金の「背景」・ねんきん定期便の「読み方」・将来資金を考える「活用方法」 / ミニセミナー第5シーズンスタート!

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 おかげさまで今回も若干名の皆さまがご参加くださいました。
 いただいた感想をご紹介します。


 「年金だけでは十分な生活はできそうにないことがわかった。受け取れない不安が消えたことに安心しました」

 「夫婦それぞれの受取額を時系列に並べてみる発想はありませんでした。試してみます」

 「先生がおっしゃっていた通り、この内容は学校で学ぶ必要があると思いました」


 嬉しい感想をありがとうございます。
 ご参加くださいました皆さま、本当にありがとうございました!!

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 第5シーズン最後の3回目は10/14(土)です。当初は10/28(土)で告知していましたが、日程が変更となっています。ご注意ください。

 詳細は、自主開催セミナー情報をご参照くださいませ。現状は席に余裕があります。ご興味おありの場合はぜひぜひです。


 このblogでは「ねんきん」というカテゴリーを作っていますので、参考になりましたら幸いです。


知っておきたい年金の「背景」・ねんきん定期便の「読み方」・将来資金を考える「活用方法」 / ミニセミナー第5シーズンスタート!


 19(土)午後、第5シーズン1回目(通算13回目)のミニセミナーを事務所にて開催することができました。

 ねんきん定期便の読み方を知って将来資金を考えるためのセミナー

 配付資料のタイトルを大公開です。

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■ 知っておきたい年金の「背景」
・何のための年金か ~ 人生は長い ~
・人口推移と将来推計人口
・就業者と非就業者 ~ 支える側・支えられる側、本来の比較対象 ~
・公的 “年金保険” 制度の役割
・公的年金保険の保障を知る
・公的年金の全体像と金額イメージ
・公的年金運用、本当の姿
・公的年金保険制度の基礎
・何歳から受け取れる?
・保険料は2017年まで上がり続けてきた

■ ねんきん定期便の「読み方」
・ねんきん定期便の歴史
・「ねんきん定期便」ハガキ ~50歳未満~
・将来の年金を受け取るための権利と額の考え方
・これまでとこれから ~ 国民年金 ~
・これまでとこれから ~ 厚生年金 ~
・将来受け取る年金の見込額を試算
・「ねんきん定期便」ハガキ ~50歳以上~
・ねんきんネット
・年金加入履歴を確認
・入社日・退職日と年金加入の考え方

■ 将来資金を考える「活用方法」
・確実に受け取るために ~ 国民年金の免除・猶予制度 ~
・学生など若い時の国民年金期間の漏れをどうするか
・遠い将来のリタイア後に向けて ~ キャッシュフロー表 ~
・受給総額を比較する ~ 何ための公的年金保険か ~
・リタイア後に向けて必要な資金を考える
・これから必ずしてもらいたいこと

※ 春に滋賀リビング新聞社カルチャー倶楽部で実施した内容とほぼ同じです。

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 いただいた感想をご紹介します。

 「老後をテーマにした(無料の)セミナーで、こんなに詳しく年金のことは聞けませんでした。今回参加して本当によかったです」

 「家に帰ってもう一度計算してみたいと思います」

 ※ ()はセミナー後の質疑応答時にも伺いましたので伊藤が追記しました。


 皆さま、感想をありがとうございます。
 
 質疑応答の時間にお話ししました件、公的年金について深く学んでみたい場合、こちらの本がお勧めです。
 ”ちょっと気になる社会保障 増補版”読みました。

 このblogにも「ねんきん」というカテゴリーを作っていますので、参考になりましたら幸いです。

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 ご参加くださいました皆さま、ありがとうございました!!

 公的年金・ねんきん定期便は、9/23(土・祝)と10/28(土)にも開催します。
 blogカテゴリ「自主開催セミナー情報」もぜひご参照ください。


”「年金問題」は嘘ばかり”読みました。


 ”「年金問題」は嘘ばかり ~ダマされて損をしないための必須知識~”(2017年3月29日 第1版第1刷)を読みました。

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 著者は元大蔵省にお勤めで現在は嘉悦大学教授の高橋洋一さん。ツイッターはこちら。あおり系の表現が特徴的です。もちろん面識はありませんが、ツイッターをフォローしていまして手に取ってみました。


 いつも通り、アウトプットとしていくつかポイントを引用させていただいての所感を書くスタイルです。当然ながら引用部は私の独断と偏見によるものです。

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■プロローグ 「年金が危ない」と強調して「得をする」のは誰だ?

・年金のように暮らしのお金に直結するテーマについては、ファイナンシャル・プランナーが記事を執筆することも多いですが、彼らも「年金は危ない」と多くの人に思っていてもらったほうが好都合です。(中略)やはり、何らかの不安があったほうが、相談者は増えるはずです。 p15


 私にとって核心の内容です。このブログを読んでくださっている皆さまは私が「年金が危ない」とは言っていないことをよくよくご存知だと思います。

 ファイナンシャルプランナー(FP)が「年金は危ない」と発信してしまうのは、依頼主からそのように指示があって書いているか、もしくは本当にわかっていないかの二択です。FPを学ぶテキストや講座で本質的な仕組みまで触れられていることはありません。あくまでも学ぶのは制度の仕組みだけです。
 ですので、後者のケースが多いと感じていまして、それはFP資格を保有していてもメディアから発せられている情報に踊らされているという結果だとしか思えません。でも学ぶ機会がありませんから致し方ないと言えばそれまでです。私からも言えることは、公的年金は信じられないとか無いものとして考えるとか発している人は信頼性はゼロで問題ありません。


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■第1章 これだけで年金がほぼわかる「三つのポイント」

・年金は長生きした人が得をする「保険」 p26~
・「国民年金は未納率が四割」のカラクリ p36~

■第2章 「日本の年金制度がつぶれない」これだけの理由

・「給付カット法案」などという批判は笑止千万 p71~
・公的年金というのは最低限の「ミニマム」の保障です。 p90
・「公的年金破綻説」はことごとく間違っている p108~


 痛快とも言える部分です。将来受給額の試算部分の解説は特にわかりにくいかなと感じますが、制度全体の話は小気味よくまとめられています。いかに世の中にあふれている情報が的を得ていないかがわかります。

 でもこの部分に関してはきちんと理解したいのが本当のところです。
 理解のためのお勧めはやはりこちらです。
 ”ちょっと気になる社会保障 増補版”読みました。


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■第3章 年金に「消費税」は必要ない
■第4章 欠陥品「厚生年金基金」がつぶれたのは当然だった
■第5章 利権の温床GPIFは不必要かつ大間違い
■第6章 「歳入庁」をつくれば多くの問題が一挙に解決する


 国家公務員時代にかなり切り込んで関わってこられた自負からだと思いますが、(うまく表現できなくて申し訳ないのですけれど)自慢話的な書き方をされているところが残念です。

 年金積立金の運用についての持論も、考え方はそれぞれあっていいと思いますし議論は大事だと思います。でも運用のことを一貫して「財テク」と表現されていることから主張に信頼性がなくなってしまっていると感じます。残念です。

 マイナンバーと歳入庁への考え方は個人的に賛成です。数年や十数年先ではなく、何十年も先を考えれば動きがあってしかるべきだと感じます。税も含めた幅広い視点は著者の経歴があるからこそですから関心をもって読めました。


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■第7章 年金商品の選び方は、「税金」と「手数料」がポイント


 p196に出てくる「貯蓄型保険」とは、一時払の変額年金保険を意味するのだと理解しました。このあたりの用語の使い方は誰か事前にチェックが入っていれば良いと感じました次第です。

 そして個人では投資信託以外では購入できず、投資信託での購入は勧められないと書いているのに候補として挙がっている「物価連動国債」。著者が生みの親だそうです。「個人販売が認められていないのは残念です」とありましたが、購入できないものをこの章で取り上げられていることが残念だと感じました。


 最後の文章を引用します。

・自分自身、そして家族のための人生です。変な「思惑」に乗った情報に踊らされて、思わぬ「損」をこうむらないよう、ぜひ真実を知る努力を続けてください。 p205

 考え方は大賛同です。本当にその通りです。

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 そして、FPの業界誌にもお勧めの新刊として紹介されていました。
 紹介文を一部抜粋します。

 「「公的年金は破綻する」。いつの時代にも言われていることだ。しかし、著者によると、現在の制度をきちんと運用すれば悲観する必要はないという。」

 いかがでしょう。この書き方。
 FPが悲観しないことは大前提となっていないんです。プロローグの内容につながってしまって当然ですよね…


 今回はあえて購入リンクをつけないでおきます。お勧めしたい部分とお勧めしにくい部分がはっきり共存していて、公的年金をある程度わかっている人でないと変に伝わってしまう可能性があるからです。

 公的年金に関して大推奨はこちらです。
 ”ちょっと気になる社会保障 増補版”読みました。
 何度も登場させてしまってすみません。この本を読まれたうえで今回の本を読んでみられるのでしたらお勧めできます。


 長文をお読みくださり、ありがとうございました。