不安をあおるような内容ではなくシンプルな流れでした / 「知らないと破滅するお金の知識と知らなくても損しないお金の知識」受講しました


 東京証券取引所主催、同志社大学今出川キャンパスで開催された「知らないと破滅するお金の知識と知らなくても損しないお金の知識」というセミナーを受講してきました。

 講師は株式会社マネーフォワード取締役執行役員で Fintech研究所長の瀧 俊雄氏。一応書いておきますが、私は面識ありません。

 大学の株式投資クラブWILLさん協力ということで、冒頭の東京証券取引所の担当さんの挨拶で「大学開催なので許されたタイトル」とおっしゃっていたのが印象的でした。40~50名ほどの参加がありました。

 簡単ではありますがポイントだけ書き出します。

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■瀧さん自身の投資
・アクティブ投資派ではない
・資産の97%はマネーフォワード株式なので分散したい

マネーフォワードの家計簿ソフト
・使っていない人は「不幸な人」
・体重計と同じで測らないと減らない
・破滅しないために何らかの自動家計簿が必須の時代

■マネーフォワードの主旨
・日本ではお金はネガティブワード
 お金の持つイメージを前向きに変えたい
・中国や米国では攻める姿勢

■fintechとは
PayPal社が先駆け
 日本より米国ではメジャー
・世界中に支店があるのはシティーバンクくらいの中、10年で成し遂げた
・ベンチャーのほうが画期的なものが生まれるオッズが高まる
 
・fintechの検索数はここ数年で莫大に生まれた
 ロボアドバイザーは3年前まで誰にも知られていなかった
・検索数でいえばAKBであってもどこかで落ちる。
 でも他の同じようなグループも含めると全体では増えている

・バチカンのクリスマス写真
 2005年は目に焼き付ける、2013年はスマホとタブレット
・信頼がどこになるのか。

・スマホ以前と以後
 たべろぐによると、7割が夕食の店を決めていない
 5割が駅についてから店を探している
 評価が良くて、おいしくなかったときに体調が悪かったと疑問を持つ
 主観と客観が変わってきたのはインターネットのもたらす方向

・価格における値引き交渉はこれまで大阪府が中心的だった。
 今は価格.comを片手に価格交渉
 比較サイトを使えないことにストレスさえ感じる
・17年前と比べると人間がサイボーグ化している

acorns
 おつりでETFを購入。ついでに払うことで痛覚が異なる
・貯金は「未来の投資への投資」だが「今の自分にとっては支出」

■次の「いい」サービスは誰にもわからない
・失敗が許容される組織が必要
 失敗するな、でもイノベーションを起こせ!は無理

■京都はものすごい現金社会
・タクシーでアップルペイ使えなかった
・デフレだったので現金の価値の上がる日本
・現金は匿名資産
 韓国5万円、フランス1000ユーロ(13万円)以上の取引きは違法

■資産形成はどう変わっていくのか
・お金の扱いはみんな不得手
・タブー感 貯金額は人に言わない
・人それぞれで違う感 なぜあの人はいい車に乗っているのか
・専門知識が「ワカラナイ」感
・分かっててもうまくいかない感
 瀧さん貯金できてる?分かっていてもできるとは限らない。

■「年齢+お金」での検索結果
・10代だと援助交際など…
・50歳 老後不安
・80歳 クレジットカード…

■お金についてもやもやするとき
・幸せとお金は比例するわけではない
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 ※ powerpointで投影された資料を私が事務所のホワイトボードに書いたものです。

・友人の旅行先
・給料に関するあらゆること
・奨学金の返済
・生活レベルと予算
・なぜか他者と比較してしまう

■お金に関するとても大事なこと
・増やす方法は3つしかない
・収入を増やす
・支出を減らす
・たまったお金を投資する 時間をどう使うか

■でも、もっと大事なこと
・急な出費がある 友人の結婚式
・急にほしくなるものがある スイッチ
・周りの人たちの支出にひきづられることがある
・借りるときは目的と計画を持つ
・自分とお金の関係をよく知る

■バランスシートで考える
資産
・人的資本 
・将来稼ぐ力
・金融資産
・複利計算
・不動産
・親族間扶養
・実力・環境・意欲
・貯蓄力
負債
・住宅ローン
・ライフスタイル
・会計上 子どもは負債
・やりたいこと(仕事・生き方)
・介護費用
純資産
・安心の量

■不安とは何か
・内閣府世論調査
 若い人はお金、年を取ると健康

■人生とは「リング」の貞子
・突然に死は訪れる
・不安も同じ?
・予測できれば安心できる
 ここにフィンテックの役割がある

■判断がにぶる
・800円と1300円のランチの違い
・5000万円と5050万円の家の違い

■家計簿を挫折した理由
・丁寧な字で書く家計簿×
・雑で良い・粗い把握で良い、最悪は総額だけでもいい

■大切なものは削らない
・健康が最も大事、適度な趣味も大事

■理論的にも、最も重要な金融資産は自らも稼ぐ能力
・早く引退することを考えない

■投資はいつ始めるべきか
・給与の3~6ヶ月分
 貯まるまでは投資は必須ではありません。
・無理せず続く仕組みを
・知らないものに投資しない

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<所感>

 揶揄するつもりはないのですが、若い世代の経営者脳とでもいうのでしょうか。60分の予定で実際には90分のセミナーだったわけですが、矢継ぎ早に内容が切り替わり、お金なのかFintechなのか、マネーフォワード社の紹介なのか経営・企業・就職活動なのか、全体としては目的と落としどころのよくわからない東京証券取引所主催のセミナーでした。

 偉そうに書いてしまって申し訳ありませんけれど、伝え方は別にして内容は王道で安心しました。社会保障や公的年金の話はカケラも出てこなかったとはいえ、不安をあおるような内容ではなくシンプルな流れでした。セミナータイトルは学生さんが考えられたのかもしれません。
 
 京都でこういったIT系で若い世代の起業家に近しい存在の人の話を直接に聞ける機会というのは多くありません。マネー関連であれば尚更です。
 裏付けられたデータを基にお話しされているのは伝わってきましたが、実際に日々相談を受けておられるわけではありませんので、さらっとひと言でおっしゃることが現実にはそう簡単に進まないという悩ましい点は多々現れるわけです。
 個人的に、現段階で家計簿ソフトは利用していません。旧来型の金融システムに対して熱心に新しい風を送り込んでくださるのは業界の末端にいる者として非常にありがたいですし、私は私でがんばっていかねばと感じました次第です。


<追記> 
 かなり久しぶりにノートパソコンを使って記録を取りました。話される内容、写し出される内容を記録できる量は圧倒的に手書きよりも多いのですが、見返したときにポイントなどの判別がわかりにくく、こういった受講時は手書きに慣れてしまっている自分自身に驚きました。
 初めて聞く用語や企業名を調べながら聞けたり、まとめ記事を書くのは早くて済んで良い面もあったのですが、なんかこう、腑に落ち方とでもいうのでしょうか。インプットとともにアウトプットが大事だと思っている私ですので、手書きに比べて受講した満足度(自己満足)がいつもより小さかったように感じます。いろいろ試してみないといけませんね。


商談と相談


 本当はツイッターで投稿したリンクを貼りたかったのですが、サムネイル(画像)が気乗りしないものだったので記事リンクにします。

 NIKKEI STYLE 出世ナビ 売れる営業 私の秘密
 投資用マンションで驚異的な販売数 客の信頼得る理由


 引用です。

 「顧客との打ち合わせは1時間で済ませる。1時間で次の約束が取れなければ契約につながる可能性が低い」
 「経験から3時間の商談を1回するよりも、1時間の商談を3回する方が契約を取れる」


 販売のための「商談」と問題解決のための「相談」は異なります。

 誤解のないように書いておきますが、問題解決のための「商談」も当然ながら存在します。どっちが良いとか悪いではなく、今回の記事でいえば意味合いが異なるということを伝えたいだけです。

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 私に新規の問い合わせをくださる際、ホームページなどwebサイトを通じた場合やご紹介などのご縁での場合など、いずれでも時々いただくのは「初回相談3時間って、そんなにかかるんですか?」という質問です。

 私にとって、2回目以降の相談依頼をいただくことを「商談」とするなら、1時間に限定するのも手なのでしょうか。ただ、私には不動産などの「商品」がありません。あえて言うなら「私自身への相談」が商品です。


 現物ではない形の見えない相談を商品としていますので、すべてをオープンにしていただく必要があります(もちろん相談内容によります)。うまい言い回しが出てきませんでしたので軽い表現で申し訳ありませんが、信頼関係のためには多くの時間が必要だと考えています。

 時には相談とは関係のない話題を「ダラダラ」と話していることもあります。でも、その逸れた話から将来の方向性や相談者さんの価値観が出てきたりすることもあります。限定した商品のことではなく、私の相談の場合には何でも聞いてもらえる状況がたいせつです。

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 世の中という広い視点でとらえれば、相談者さんは私のことを見つけて依頼くださるなんて珍しいにもほどがある状況と言えます。私は膨大な数をこなせるようなスタイルではありません。手の届く範囲の方々のお役に立てれば嬉しい、これが私のスタンスです。

 京極・出町FP相談では商談ではなく相談を商品としています。
 皆さま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 <オフィシャルサイト> 京極・出町FP相談とは
 <参照コラム> ファイナンシャルプランナー(FP)の役割とは


【40歳未満(39歳以下)限定企画!】10/22衆議院議員総選挙の「投票済証明書」で相談料を割り引きます。


 今回も企画しました。

 【40歳未満(39歳以下)限定企画!】衆議院議員総選挙の「投票済証明書」で相談料を割り引きます。

 今回は2017年10月22日(日)投開票の衆議院議員総選挙を対象にしています。

 思いは1つです。若い世代の投票率を上げたい。ただそれだけです。
 特定の候補者や政党を応援するものではありません。


 投票に行かないことや白票を投じることは「委任」とみなされます。
 委任とは議席を最も獲得した政党への信任とみなされるとも言えます。

 どの政党が第一党になるかどうかよりも大事にしたい考え方があります。
 若い世代の投票率が上の世代の投票率を大きく超えることになってくれば、もっともっと若い世代および子どもの世代への政策が活発になるはずなんです。

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 これまでは「45歳未満(44歳以下)」を対象にしていたのですが、私が40代に突入したこともあり今回から「40歳未満(39歳以下)」へと変更しました。


 特典は前回と同様に、2回目以降の相談報酬の発生する相談へ進まれた場合、相談報酬額から初回相談料相当の5,000円を割り引くというもので、20代の相談者さんには相談報酬の発生する相談へ進まれた場合に1年間のフォロー報酬(1万円相当分)も特典として提供します。

 詳細な案内は上のリンク先に掲載しています。
 何かのお役に立てましたら幸いです。


<過去参照blog>
・2015.04.07 【45歳未満(44歳以下)限定企画!】統一地方選挙の「投票済証明書」で相談料を割り引きます。


ブログ更新 丸8年!


 このブログを開設し、更新を続けるようになってから今月で8年が経ちました。9年目に突入です。早いものです。

 日々をつらつらと書いていて、相談記録も専門的なことも日常もごちゃまぜのブログにも関わらず、ご愛顧を本当にありがとうございます。

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 よくそんなにも書けますねといつも言われますので、いつものことですが書いておきます。

 私にとってブログ更新は日常です。ハミガキと同じレベルです。

 何か文章を書こうと思うとハードルが高いです。
 でも、ハミガキと同じ存在ですから書くのが当たり前なんです。


 これまでの更新頻度の変遷です。

 2009年9月~ 毎日更新
 2014年9月~ 週6更新(日曜休み)
 2016年9月~ 週5更新(日曜+水曜または木曜休み)

 週5更新へ変更してからはこれまでとスタイルが変わってきたところがありまして、書きだめとは言いませんがハミガキとは少し違ってきているように感じるときがあります。

 
 もう1つ、更新を続ける動機は私がきちんと活動しているという証だということです。

 私は相談を受ける仕事が中心です。しかもかなり深く立ち入ったお金のことや考え方をお聞かせいただく必要があります。
 そういったことを話せる相手だと思っていただくためには、こちらのことをある程度知っていただくことが大事だと思っているからです。

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 更新頻度でいえば

 ツイッター > ブログ >> facebookオフィシャルサイトコラムサイト

 こんなイメージでしょうか。


 記事数が増えてきて、カテゴリーをもう少し分けるほうが良いかなーと感じているのが今の課題です。

 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


【9/2(土)】東京証券取引所主催「iDeCo(個人型確定拠出年金)を正しく知って活用しよう! in 京都」


 京都でのイベントのご案内です。

 iDeCo(個人型確定拠出年金)を正しく知って活用しよう! in 京都
 2017/09/02 +YOU特別編

 東京証券取引所(日本取引所グループ)主催のイベント(受講料2,000円)です。
 こういった企画が京都(四条烏丸)で実施されるなんて、なかなか希少な機会です。


 もちろん私が登壇するわけではありませんし、お手伝いしていることも1つもありません。
 登壇者のメインは次のお二人です。

 ・竹川美奈子さん
 ・大江加代さん

 しかも3時間ものセミナーですので、かなりの充実度だと思っています。
 竹川さんが東京のオフィスで自主開催されているiDeCoセミナーは2時間で6480円(お菓子付き)、私が不定期で開催している事務所でのiDeCoセミナーも2時間で5000円(和菓子付き)です。大きな団体がスポンサーだと、格安で受講できるという典型です。

 当日は私も1人の受講者として会場へ足を運ぶ予定です。受講される際はぜひ会場で私も探してみてください^^

 なお、定員が130名ですから大丈夫だと思いますが、仮に満席となった場合は私の立場上キャンセルするつもりです。

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 <参考ブログカテゴリー1> 確定拠出年金
 <参考ブログカテゴリー2> 自主開催セミナー情報