保険の見直しだけをしてくれる保険ショップ


 最近こんなケースが増えてきています。

 主に住宅ローンの相談、たまに年金の相談で。
 心配に思っておられることなどが解決に近づくと、間違いなく生命保険の話題にもなります。関連性が深いためです。


 これまでは、

 ・職場に出入りしているセールスレディーさん
 ・知り合いが募集人

 というケースが多かったのですが、最近はいわゆる複数の保険会社の商品を取り扱う保険ショップ(乗合代理店※)で保険の見直しを相談済みで「保険はバッチリです!」と言ってくださるようなケースです。
 ※ ほけんの○○とか、インシュアランス○○とかです。


 一社専属ではない = 公正中立な立場でFPがアドバイス

 とのうたい文句になっていますが、あくまでも「保険の見直し」を専門にしている「保障屋」さんであることを知っておいていただきたいのです。


 現在の契約内容をきれいに整理するサービスから始まり、保険は3種類(定期・養老・終身)、死亡時の必要保障額シミュレーション、研修システムがかなり整えられているのでどの店舗で相談しても落としどころにそれほど差の無いサービスを受けることができます。

 しかも無料です。


 すべてのケースで言い切れるわけではないですし、細かいヒアリング内容を突き詰めてどうこう言うつもりはありません。
 でも、そんな型にはめたような説明やヒアリング内容では、本当にそれぞれの相談者やその家庭に合うとは思えません。


 相談されている方々が満足している(と錯覚している)のは、今までのセールスレディーさんからの保険加入の際には一切ヒアリングされなかった項目や、自分に必要な(と思わせる)保障額、そもそもどんな商品で備えられるのかなどをそれなりに整ったシステムで数字もきっちり見せられて(勝手に)納得させられているためです。

 でもそれは仕方ないんです。
 ファイナンシャルプランナーの資格の勉強だって、保障は必要だと思わせるように体系立てられています。


 それでも、とにかく付き合いで!社会人になったのだから保険くらい!という未だ崩壊していない従来の保険加入システムで、わけもわからず入り続けることに比べれば、雲泥の差があるとは思います。


 はっきり言って、保障を買い過ぎているケースが圧倒的に多いです。

 そんなに保険に頼らず、
 ・公的な保障や企業の保障を知る
 ・ある程度のスピードを求めて手持ちの現金を増やす
 ことのたいせつさをもっと知ってもらいたいです。


 あと、本人や家族が本当に心配に思っていたりすることをカバーできていないケースも多いです。

 「(試算の結果)これだけの死亡保障が必要ですね。医療保険は日額1万円を一生涯入っておけば安心です。予算に余裕があったら、がん保険をお勧めします。」

 こんなのは、”公正中立な立場でFPがアドバイス”でもなんでもないです。
 単なる型にはめた営業職員を培養しているだけです。


 気をつけないといけないのは、

 確かに今何かあったら保険で大いに助かるかもしれないが、今に備えすぎて将来に向けた貯蓄ができなければ笑い話にもならない

 ということです。

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 誤解の無いように書きますが、さまざまな「乗り合い代理店」がありますので今回の話が一様に当てはまるかと言えば、そうではないかもしれません。ご自身の判断で、世の中の仕組みをうまく活用していただきたいです。