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公的年金の運用と収支と積立金の取り崩し


 年金積立運用 過去最大の収益【NHK NEWS WEB】7/2 16:56
 公的年金の運用益、過去最高に 株高円安受け11兆円【朝日新聞DIGITAL】7/2 23:08

 2012年度1年間における公的年金のうち、国民年金と厚生年金の運用結果における報道です。
 私たちの年金資産は日々運用されています。
 ・国内債券 61.81%
 ・国内株式 14,57%
 ・外国株式 12.35%
 ・外国債券 12.35%
 ・短期資産  1.48%
 その総額は120兆4653億円です。

 1年間で過去最高の+10.23%・11兆2200億円の運用益が出たということで、年金資産の取り崩しは約4.3兆円で済み、総額全体としても約7兆円増えたそうです。
 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)平成24年度 業務概況書(PDF 1.91MB)
 2011年度においては+2.32%・2兆6092億円であり、直近10年平均収益率は3.18%です。額が大きすぎてイメージしにくいと思いますが、なかなかの結果だと思います。

 ちなみに、2011年度の国民年金と厚生年金を受け取っている方々の年金総額(支出部分)は45兆4190億円、国民年金と厚生年金の保険料と国庫負担(税)を合わせた額(収入部分)は36兆0781億円です。大きく取り崩しているわけです。
 平成23年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況(PDF 511KB)


 報道では1年や四半期においての「運用損」を大きく取り上げられる傾向にあります。こうして今回のように「運用益」の出たことが大きく取り上げられたのは「過去最高」という事実があったためだと考えられます。

 確かに運用で損が出た・得が出たという結果は大事です。損が出っぱなしでは困ります。とはいえ、年金の運用はこれから先もずっと続いていくものです。短い期間で一喜一憂しないことがたいせつだと思います。
 ただし、最後にあえて取り上げましたように、取り崩し額が増えているのも事実です。団塊の世代が年金受給者となってきていますので当然のことでしょう。そして、これだけの巨額な積立金があるのも世界を見渡しても日本だけです。

 現在の年金制度をどのように維持し、どのように手を加えていくのか。あくまでもお金の話ですから無限というわけにはいきません。シンプルに収支を考えれば受け取る額を減らす、受け取り始める期間を先に延ばす、払う額を増やす、この3つしかありません。個人的には何十年も先を考えると悠長なことを言っている場合ではなく、このすべてを早急に対応すべきだと考えています。ここで書く「早急」にとは、今すぐに急な変更を加えるということではなく徐々に変えていかねばなりませんけれど、とにかく先を見据えたプランを早急に決めていかねばならないということです。

 政治の点からみると、票田である年金受給者の痛みを伴う政策は出しにくいのでしょうけれど、であるなら尚更若い世代が選挙に行かねばなりません。ということで最後は脱線してしまいましたが、社会保障の話は結局は政治の話であると言えると思います。
 失礼しました。

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 2(火)終日事務所におりました。

 5年半お世話になった携帯を機種変更することになりました。
 130701_2 130701_1
 この1年ほどは充電中にパカッと開けると、3回に2回は再起動がかかってしまうという状況でした。なので、充電中に着信があると、ケーブルを抜いてからパカッと開けてました。

 次の機種は店舗在庫の関係で明日以降の引き取りとなるようです。
 ありがとう、821SH。

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 3(水)午前中は事務所、午後以降は昼講座と夜講座の京都リビング新聞社カルチャー倶楽部「FP3級資格取得講座」6回目です。