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化学療法中にこういった場が近くにあれば / 「精巣腫瘍患者友の会」主催ピアサポート16回目


 9(金)

 2012年1月より毎月開催されている「精巣腫瘍患者友の会」主催のピアサポート(13~17時)に今回もアドバイザーとしてお邪魔してまいりました。通算(連続)16回目の参加です。
 今回の患者会さんの案内はこちらです。前回15回目7/19の記録はこちらです。

 今回は14名の参加がありました。激しい暑さの日でしたし(京都の最高気温37.2度だったそうです)、お盆休み前の金曜日ということもあってか、最近にしては参加者は多くありませんでした。
 とはいえ、現在入院治療中の患者さんや外来受診の方々だけでなく、ピアサポートのためだけに兵庫県西部や和歌山からお越しくださったサバイバーさんもおられました。「化学療法中にこういった場が近くにあれば気持ちの面で全然違った」と何度も繰り返しおっしゃっていました。ピアサポート、本当にたいせつな場だと毎回感じます。


 患者会さんのブログやfacebookページをしっかり見ておられる方々も多く、私から名乗らなくても「FPさんなんですよね??」と声をかけてくださって、お話をさせていただく機会もありました。ありがたい限りです。

 ピアサポートの場でFPである私に対して、いきなり具体的な質問や相談が出てくることは稀です。まずは高額療養費や傷病手当金など社会保障の仕組みの確認や、既に治療を終えられている方々であれば当時や今の就労の状況や金銭的に困られたことがないか踏み込みすぎないように聞かせていただいています。

 初参加のお二人も壮絶な闘病を経験してこられていました。そしてお二人ともそれぞれお仕事について悩みをお持ちでした。精巣腫瘍は20~30代という働き盛りの男性が罹患するがんです。いわゆるリタイア後世代の方々とは異なり、いかにして入ってくるお金を安定させるのかという面でのフォローは非常に大きな問題です。


 長期入院中の方々はイラスト書きもされています。
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 笑うに笑えないユーモアが含まれているのが特徴です…^^

 そして、今回で3回目の開催となりましたハンドマッサージ・フットマッサージの先生もお越しくださいました。患者さん・がん経験者の方々は手先や足先の「しびれ」に悩んでおられるケースも多いのです。マッサージを受けられる前と後では相当違います。たいせつな取り組みです。R先生、今回もお疲れさまでした!!


 これまでいただいた質問のいくつかについては患者会さんのメルマガでも取り上げ、ブログに転載しています。こちらのサイトでまとめています。
 がんに関する医療制度とお金のQ&A【メルマガ寄稿】
 何かのお役に立ちましたら幸いです。

 患者会代表の改發さん、ピアサポーターの古谷さん、参加された皆さま、今回もありがとうございました!!

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 午前中とピアサポート以降は事務所にこもって資料作成が中心の一日となりました。

 専門家から「こうしましょう!」と言い切ってもらえるのは、相談者にとって考え・思い悩む必要がありませんのでラクだと思います。
 私の相談スタンスはあくまでも選択肢をお伝えし、ご自身で判断をしていただくということ。そのための材料(情報)を揃えるには(お互い)時間がかかりますし、整理にも相当に手間がかかります。結論もすぐには出てきません。

 もちろんこのスタイルを誰にでも押し付けるつもりはありませんが、長い目で見て専門家がいなくても自分自身で判断していけるようになることが究極のゴールだと信じています。
 こんなことを書くと怒られるかもしれませんが、弁護士も税理士も司法書士も行政書士も社会保険労務士もその他の独占業務をお持ちの専門家の方々も、そして独占業務の無いファイナンシャルプランナー(FP)も、そういった専門家がいなくても悩まずに生きていける社会が理想なのかもしれません。そんな社会はつまらないとおっしゃる人もおられるかもしれませんが、私はそう思っています。

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 先日の8月8日は、昭和でいうと昭和88年8月8日だったそうです。ちなみに、昭和42年は明治100年だそうで、昭和52年生まれの私は明治110年生まれですね(どうでもいい話です。


 10(土)終日事務所の予定です。