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「twenty twenty vision」 / コモンズ投信さんのセミナーに参加してきました。


 3/22(土)午後の件です。

 独立系直販投信会社のコモンズ投信さんのセミナー「「コモンズの休日の集い」イン京都~2020ビジョンを考えよう」に参加してきました。
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 コモンズ投信会長の渋澤さんには京都で2回講師を務めていただいています。
 ・2010年10月18日 渋澤健さんから30年投資を学ぶ会
 ・2011年 6月11日 渋澤健さん星野泰平さんから30年つみたて投資を学ぶ会in京都

 早いもので3年以上経つのですね。そんなご縁です。今回は事前に渋澤さんから直接お誘いをいただいてしまい、お邪魔してきました次第です。よくよく考えてみると、渋澤さんのお話をセミナーとして腰を据えてしっかり聞かせていただいたのは初めてかもです。主催を務めているとなかなか聞かなかったりするので…

 簡単ではありますがポイントを抜粋し、所感を書きます。
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■2020ビジョンを考えよう 会長 渋澤さん

・未来は一直線ではなくリズムがある。
・2020年以降は、大人になってから繁栄を経験していない団塊Jrが主人公に。

・2020ビジョン~ twenty twenty vision ~とは正常視力、変化を見逃さない、よく見えることを意味する。

・長期投資は大きな金額が不要。コモンズでは月3000円から積立投資を始められる。
・時間という平等性がある。誰もが同じく1人1日ずつ減っていく。
 時間はたくさんあるうちに有効に使いたい。
 時間は細いよりも太く使いたい。

・ヘッジファンド時代には、20~30%/年の運用益が当たり前にあった世界だった。

・コモンズの顧客プロフィール
 30~40代の男性が多い。一般の金融機関では60代以上がほとんどなので驚かれる。

 スポット購入vs毎月積立の収益比較について、しっかり時間を取って解説されました。

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■新ファンド「ザ・2020ビジョン」について 運用部長 糸島さん

・バブル期における投資家の中心は日本人だった。
 今は30%が外国人。外国人ファンドマネージャーにとってアジア株とは中国であり、日本は注目されていない。売買の中心は上位企業がメイン。

・5~10年の中期的な視点で変化を捉える。
 従来のコモンズ30ファンドは30年。
・例えばインデックスファンドに比べて下落率が大きくなかったからと言って褒められるものではなく、絶対リターンを追及する。
・日本の一流企業は一度痛い目を見れば復活する傾向にある。

・ROEは少なくとも8%を実現する企業に資金を投じたい。
・GPIFがJPX400を参考にして買い始めると、比較的弱い企業の株式にお金が回らなくなる。そうなると外国投資家が買いあさる可能性も。

 糸島さんは非常に熱かったです。岡山県出身で尼崎に5年おられたということで関西弁での熱弁でした。時に、資料をまるめて振り回しながら話しておられました。

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■渋澤さんと糸島さんの対談形式で質疑応答も。

・コモンズ30とザ・2020ビジョンの違い
 調査のベースは同じだが採用されるルールが異なる。
 30は持続性。これまでは平均して1年で3~4銘柄が入れ替わっている。
 2020は成長。5~10年の視点と言っているが保有期間ではない。
 1年で30%ほど入れ替わることを見込んでいる。

・コモンズとしての損益分岐点
 現時点で2つのファンドで約90億円。公募と機関投資家向けが半々。
 この割合によっても変わってくるが250~300億円くらいを見込んでいる。

・直販投信は営業できない。
 ×買ってください! 〇検討してください。

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<所感>

 2020ビジョンは「ニ―ゼロニ―ゼロ」とか「二千二十」と読むのかと思っていましたが「twenty twenty vision」だったんです。なので、「twenty twenty」が視覚的にわかるような資料が良いのではと感じました(とアンケートにも書きました)。

 対談ではできるだけシンプルに話そうとする渋澤さんと、熱さの冷めない糸島さんのギャップというか、いい意味での噛み合ってない感じがまだまだコンビを組まれて年数の経っていないお二人なんだなとよく伝わってきました。だからこそこれからに期待が持てると思いました(えらそうにすみません。

 標準偏差や期待収益率で見るコモンズ30ファンドは興味深い位置ですし、新ファンドである「ザ・2020ビジョン」はまず最初の2~3年でどんな動きを見せてくれるのか、とても楽しみです。

 京都ではなかなかこういった機会が多くありません。事前の申込は定員が埋まっているとのことでしたが、当日欠席がいくつかあったようでした。とてももったいないことです。
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 今回の会場は祇園の円山公園をかなり奥まで登った場所にある「お宿吉水」。私もあんなに奥までは初めて行きました。
 途中に学生さんの作品展示も。
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 まだ桜は咲いていませんでしたが、たくさんの観光客でしたし、アジア系の方々が多くおられたようにも感じました。観光シーズンに近しい時期に観光地周辺へ行く機会はあまりありませんので新鮮でした。


 渋澤さん、糸島さん、ありがとうございました!!

 ちなみに、コツコツ京都チームから私を含めて4名がこの会に参加していました。勉強熱心なのもとてもいい感じです^^