奨学金とライフイベント表


 先日このblogがSNSで拡散されていました。
 奨学金435万借りた17歳に34歳の私が言ってやりたい7つのこと
 
 奨学金についての実体験記事です。
 教育の機会均等という意味から、奨学金は必要な仕組みだということに異論はないと思います。

 ただし、奨学金は学生本人が将来背負う借金です。
 (ちなみに教育ローンは子のために親が活用する借金です。)

 人生において、子ども自身が小学生や中学生のころから将来掛かる教育費(お金)のことを意識せねばならないケースもあると思います。でも計画的に準備するという意識をその世代に求めるのは酷だと感じます。

 お勧めしたいのはライフイベント表の作成です。
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 この画像はサンプルです。家族構成と年齢を入れ、何年後に誰が何歳になっているのか、そしてその時には進学や卒業などのどんなイベントがあるのかを書き込むものです。

 まとまったお金が必要になるのが大学の4年間なのであれば、その4年間が始まるまであと何年あるでしょうか。その時が来たときに、いきなり何十万円とか100万円を超えるようなお金を支払えるだけの準備ができていそうでしょうか。学費や1人暮らしが必要ならそれに付随する費用など、4年間の総額をその4年間でまかなえそうでしょうか。

 もちろん全額を準備できていなくても、一部だけでも負担額は相当に違ってくるはずです。まとまったお金は今日の今日や、これから1年で急に貯められるものではありません。
 奨学金という仕組みを否定するつもりはありません。でも、できるだけ借りずに済むように、借りる必要があるならできるだけ少ない額で済むようにするためにはできるだけ計画的にコツコツと取り組む以外には道は無いのです。


 <過去参照コラム>ファイナンシャルプランナー(FP)に相談できること。