商品陳列机の間にイスを並べてのセミナー
29(金)夜、鎌倉投信さん主催「IKEUCHI ORGANIC 池内社長講演&運用報告会」に出席してまいりました。
鎌倉投信さんの投資先である IKEUCHI ORGANIC さんの京都ストアがセミナー会場という珍しい会でした。リンク先の京都ストアさんの写真をぜひ見てもらいたいのですが、商品陳列机の間にイスを並べてのセミナーという珍しい機会でした。
鎌倉投信さんの講師として登場されたのは、5/11放送のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に登場された新井和宏さん。1年半前である2013年11月に鎌倉投信さんを訪問させていただいた際、新井さんとはたくさんお話させていただいたことがあります。

※ 画像は配付資料とおみやげです。
簡単なメモ記録です。
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<鎌倉投信 新井さん>
・投資先の良さを伝えるのに1社あたり1~2時間では到底足りない。
・新著「投資はきれいごとで成立する」は遺書代わり。
社内で決まっていないことも書いている。例)300億円でクローズド。
議論していきたい。
早く後任に譲って障がい者専用のスキー場を作りたい。
・体験することが伝えることの第一歩
・理念はなかなか伝わらない。言い続ける・発信し続けることのたいせつさ。
・マイナンバー制度への対応予算を数千万円計上。
小規模金融会社には非常に大きな出費。
・今年9/5京都での受益者総会では循環型社会の再構築を提言したい。
・テレビ出演による効果
受益者は現在約9000名だが早い段階で1万人に達するのではないか。
拠点周辺住民の方々の対応が温かくなった(?)
・何事も人がやっていることなので失敗もある。
より良くしていこうという気持ちがたいせつ。
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<IKEUCHI ORGANIC 池内さん>
・オーガニックへの強いこだわり
タグもミシン糸も、従業員の制服もオーガニックへ。
・12年大手電機メーカーで勤め、
家業の前半16年はOEM、後半16年は自社ブランドを追及してきた。
・販売店とメーカーの違い。
・こだわりを持ったメーカーだからこそ各方面から情報をいただける。
意外な場所・意外な立場の人からの手紙。
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<全体>
受益者(およびその家族)限定であり、告知が開催の数日前という条件にもかかわらず20名ほどの参加がありました。講演&運用報告会というタイトルであり、都合上お二人の記録を分けましたが、お二人のやり取りと脱線ありの座談会のような雰囲気の柔らかい会でした。
NHKプロフェッショナルの裏話などは確かに興味深かったのですが、直接的な「運用報告」に関する内容はほとんどありませんでしたので、とても驚かされました。
受益者だけを対象にしているからこそ、数字や理論の話ではなく本質の話に終始されていたのだと思います。非常におもしろかったです。
関係者の皆さま、ありがとうございました!
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さまざまなところでお見受けするIさんが唯一知っている参加者さんでした。Iさんも熱心ですし、でもきちんと参加する会とそうでない会を見極めておられるスタイルが私はすごく共感しています。Iさん、帰り道もありがとうございました^^
こういった会が京都で開催されるというのは希少で貴重です。行けて良かったです。
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