終末期医療に関する事前指示書と終活
京都市民しんぶん平成29年5月1日号からご紹介です。
終活 1度の人生。自分らしく生きるために、今、できること

※ 本紙8~9面です。
※ 画像をクリックすると拡大します。
そして、この企画に関連してリーフレットも発行されています。
【広報資料】リーフレット「終活~人生の終末期に向けての備え~」の発行について -京都市-
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「終活」という表現が適しているのかどうかはわかりませんが、最近のはやり造語だと思います。
終末期とよばれる「生命維持処置を行わなければ、比較的短期間で死に至るであろう、不治で回復不能の状態」に自分自身が置かれた際、きちんと適切な判断ができるかどうかと聞かれれば、おそらくその時には意思表示のできない状況であるケースが多いのだろうと思います。
リーフレット表紙の案内が秀逸でした。

きれいで読みやすい文章です。
実際に準備をしておくのが望ましいのはこちらです。
終末期医療に関する事前指示書(PDFファイル注意)
※ リーフレットへのリンク先の情報と同じです。
2枚目に状態や処置の用語もわかりやすい説明があり、私自身も書いてみました。その内容は公開するほどではありませんが、基本的には「痛みを抑える」「各種の処置は不要」で問題ないと考えますし、そのようにお願いしたいと家族(妻)にも伝えてあります。
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日々の相談において、相続に関して対応する機会も増えてきています。
資産をどうするのか、手続きをどうするのか。このあたりが中心です。
遺言で葬儀の指示まで書かれている人はごくまれでしょうし、最近はエンディングノートも広まってきているとはいえ幅広く記入の求められる内容にペンが進まないというケースもあるように感じます。
「終末期医療に関する事前指示書」ぜひたくさんの人に知ってもらいたいと思い、ご紹介しました。
<参考web>京都市長寿すこやかセンター
<過去参照記事>エンディングノート/ラスト・プランニングノート読みました。
<参照ブログカテゴリ>相続・贈与
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