大前提としてお話するのは「保障としての公的年金」 / 2018年1月検定向けFP3級資格取得講座<第3回目>


 3(火)、京都リビング新聞カルチャー倶楽部主催「FP3級資格取得講座」第3回目の講師を務めました。

 今回で12シーズン目(計20回目)、火曜午前コース10時20分~12時10分、火曜夜コース18時30分~20時20分の110分の講座で、12月下旬まで14週連続(約3ヶ月)の長丁場です。

 <第3回目の項目>
 ライフプランニングと資金計画③
 ・国民年金保険料
 ・老齢基礎年金
 ・厚生年金保険料
 ・老齢厚生年金
 ・在職老齢年金と離婚時の年金


 大前提としてお話するのは「保障としての公的年金」です。

 世間一般的に「退職後の生活を支えてくれるもの」と印象付けられてしまっているかと思いますが、正しくは「長生きをしてしまったときに助けてくれる保障の仕組み」が将来受け取る公的年金です。
 払った保険料の総額と受け取る年金の額を比べて得とか損とか、高齢者と現役世代・子どもや孫の世代を比較して差があるとか、それは不毛な報道だということをまず知っていただくのが私のスタイルです。

 もちろん今のままの仕組みで良いとは思いませんし、退職金制度である企業年金も含めると解説には少なくとも15時間くらい欲しい(!)ところですが、そこは3級の資格取得講座ですので合計3時間弱でシンプルにしっかりと情報を取捨選択してお伝えしています。


 検定に向けて最低限押さえておきたいポイント・相談の実例・なかなか目にする機会のない実際の数字を講義に入れていますので、これまでの負のイメージの強い年金に対してほとんどの方々が違った視点を持っていただけていると思っています。

 少し古いかもしれませんが、時事ネタとして「年金カット法案」、そして今年8月から変更となった受給資格期間の短縮についてもしっかりお伝えできたと思います。

 <過去参照記事>
 ・痛みを分かち合う
 ・国民年金の将来受け取る額は10年分だと満額の 10/40 です。


 まずは視点を持っていただくことがたいせつです。3時間弱とはいえ公的年金を学ぶには正直短すぎます。わかりやすい解説と進行を心がけているとはいえ、進行上ある程度は早口になってしまうことと合わせて1回聞いていただいただけですべてわかってもらえるような内容ではありません。
 必ず覚えてもらいたい項目、イメージとして分類を知っておいてもらいたい内容、このあたりはきちんとお伝えしていますので「視点」の獲得を意識していただきたいです。

 公的年金をはじめとした社会保険については、義務教育である中学まででしっかりと学ぶ機会があって欲しいと強く訴えたい私です。全14回の講座のうち最も力の入る内容です。

 皆さま、次回もよろしくお願いします!

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 年金についてはこれまでもたくさん(熱めの)記事を書いています。

 <参照blogカテゴリ> ねんきん
 <過去参照記事> ”ちょっと気になる社会保障 増補版”読みました。

 ご参考になりましたら幸いです。


 講座は資格取得講座ですので、実生活にはあまり関わりにくい内容も含まれています。将来受け取る年金額の考え方に特化した内容は自主開催のミニセミナーでお話ししています。(年金に関しては、あと1回ですけれど…)

 <参照blogカテゴリ>自主開催セミナー情報