違うという事実なんです。


 こんな調査結果を見つけました。

 FP・IFAへの相談、経験者の6割は「今後も利用したい」【個人意識調査(6)】


 定義をはっきりさせておきたいと思います。

 IFA(Independent Financial Advisor)とはリンク先の本文中では「独立系金融アドバイザー」と書かれていますが、正しくは「内閣総理大臣の登録を受けて証券会社や銀行と業務提携を結び、株や債券、投資信託などの売買の仲介を行う金融商品仲介業者に所属する外務員」です。
 ひと言でいえば、証券会社の代理店です。

 生命保険や損害保険の代理店に所属する募集人を独立系保険アドバイザーとは呼ばないですよね?
 それらしく「独立系金融アドバイザー」なんて呼ぶのはナンセンスだと感じます。


 FP(ファイナンシャルプランナー)はどうでしょう。
 私もファイナンシャルプランナー(FP)を名乗っていますが、この資格もあいまいです。

 報酬の大半が生命保険や損害保険など金融商品の販売手数料であっても、FPと名乗っている人はたくさんおられます。相談料や講師料が報酬の大半であっても同じくFPと名乗ります。

 私のところへ相談に来られる方々にも「以前に別のFPさんに相談したことがありまして…」と伺うケースも増えてきているのですが、よくよく聞いてみると無料相談で他の質問はほったらかしで生命保険の契約だけしてそのあとは何も連絡がありませんというケースもFPという扱いなんです。

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 「FP・IFAの相談経験者、6割は「今後も利用したい」」という結果も見出しになっています。

 ・IFAと無料相談のFPという群
 ・有料相談のFPという群
 それぞれ項目を分けたデータを希望したいです。

 なぜかといえば、この6割は少なすぎると感じたからです。「有料相談のFP」という群は母数がとても少なくなるとは思いますけれど…


 私は統計を取っていませんし、自称になってしまいますが、私の相談を受けてくださった方々で「どちらともいえない」「どちらかといえば利用したくない」「利用したくない」を選択されるのはおかげさまでかなり少ないように感じます。

 それは私がどうのというよりも、有料相談だからこそ提供できる選択肢や対応範囲の広さだと感じるんです。何を相談しても最終的に金融商品の提案が付いてくる相談とそうではない相談では正直に言って違いがあります。

 これは優劣ではありません。正しいとか間違っているとかでもありません。
 違うという事実なんです。

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<過去参照コラム>
ファイナンシャルプランナー(FP)へ相談する際に注意したいこと、確認すべきこと。
ファイナンシャルプランナー(FP)の役割とは

<過去参照記事>
社会保障(社会保険)の理解があってこその投資・運用
「そもそも社会的に続ける価値があるものですか?」「こうした状況をいつまでお続けになるつもりですか?」