何のために投資をするのか


 先日、京都市内某所で開催されました講義を受講してきました。

 企業価値と株式投資についての講義で、とあるご縁で受講がかないました。
 演者は経済学部の教授先生です。関係者の皆さまに感謝を申し上げます。


 講義では日本企業の各種データを用いて、

・利益を出している企業
・経営力の強い企業
・積極的な海外展開をしている企業
・物まねではなくオリジナリティを追及している企業

 数値で分析すれば、長期的(5年以上)に株式投資はプラスをもたらすという結論でした。


 単発の講義でしたのでそもそもの株式投資の役割や意味合いには触れられませんでしたし、東証一部に上場している約2000社から約300社を抽出してその平均は良いパフォーマンスを得られたということですが、個人で300社もの株式を保有することは資金面などからも現実的ではありません。

 ではこれら300社(具体的な企業名の紹介はもちろん無し)の中から数社~数十社を個人的に選んだとしても、数が少なければ少ないほどにかなりの集中投資ですから大きなリスクを伴います。


 となると例え玉石混合でもパッシブ(インデックス)型であるTOPIXなどが一般的には結局無難になってしまいます。

 数十社~数百社をピックアップした投資性商品はアクティブ型の投資信託ということになりますが、自分で企業を事細かに選べるわけではありませんし、投資方針などに賛同できるものを選定せねばなりませんが、長期にわたって常にパッシブ型に勝ち続ける投資信託を選び続けることは至難の業です。それができるなら誰も困りません(当然ながら私にもわかりません)

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 この講義を受けて私がより大事にしたいと感じたのは「何のために投資をするのか」です。

 せっかく投資するなら最良の結果を得たいのは人間ですから欲があって当然です。
 でも、何に向かっているのか、何が目標なのか。

 ここが明確であれば、得られるかどうかわからない最良のために苦労するよりも、普通預金や定期預金に負けない投資であったり、平均的なものでも確実に手数料が安価なものを選ぶという方針で十分だと感じる次第です。


 久々の受講形式でのインプットとなりました。受講の経緯を考えると、こうして記事にするのは良くないかと考えましたが、一般的な内容に限って取り上げることにし、また自分の頭を整理できたことをアウトプットすることのたいせつさに負けてしまいました。
 新たな視点というよりもこれまでの方向性はより良いものだと再確認できました次第です。

 関係者の皆さま、本当にありがとうございました!!


<過去参照記事>
 ・社会保障(社会保険)の理解があってこその投資・運用
 ・株式投資は「出資」