FC2ブログ

長生きをしてしまったときに助けてくれる保障の仕組み / 2019年1月検定向けFP3級資格取得講座<第3回目>


 2(火)、京都リビング新聞カルチャー倶楽部主催 2019年1月検定向け「FP3級資格取得講座」第3回目の講師を務めました。

 今回で14シーズン目(計22回目)、火曜13時~15時の115分(休憩5分)の講座で、12月下旬まで14週連続(約3ヶ月)の長丁場です。

 <第3回目の項目>
 ライフプランニングと資金計画③
 ・公的年金保険制度と保障としての公的年金
 ・国民年金保険料
 ・老齢基礎年金
 ・厚生年金保険料
 ・老齢厚生年金
 ・在職老齢年金と離婚時の年金


 大前提としてお話するのは「保障としての年金」です。

 将来受け取る公的年金は世間一般的に「退職後の生活を支えてくれるもの」と印象付けられてしまっているかと思いますが、正しくは「長生きをしてしまったときに助けてくれる保障の仕組み」です。

 払った保険料の総額と受け取る年金の額を比べて得とか損とか、高齢者と現役世代・子どもや孫の世代を比較して差があるとか、そもそも破綻するとか、それらは不毛であおられた報道だということをまず知っていただくのが私の講座です。

 もちろん今のままの仕組みで良いとは思いませんし、退職金制度である企業年金も含めると解説には少なくとも15時間くらい欲しい(!)ところですが、そこは3級の資格取得講座ですので合計3時間弱でシンプルにしっかりと情報を取捨選択してお伝えしています。


 実生活において最低限押さえておきたいポイント・相談の実例・なかなか目にする機会のない実際の数字を講義に入れていますので、これまでの負のイメージの強い年金に対してほとんどの方々が違った視点を持っていただけていると思っています。
 必ず覚えてもらいたい項目、イメージとして分類を知っておいてもらいたい内容、このあたりはきちんとお伝えしていますので「視点」の獲得を意識していただきたいです。

 公的年金をはじめとした社会保険については、義務教育である中学まででしっかりと学ぶ機会があって欲しいと強く訴えたい私ですので、全14回の講座のうち最も力の入る内容です。

 公的年金は「もらう」ものではありません。「受け取る」ものです。


 <過去参照記事>
 ・”ちょっと気になる社会保障 増補版”読みました。
 ・痛みを分かち合う
 ・国民年金の将来受け取る額は10年分だと満額の 10/40 です。

 <参照blogカテゴリ> ねんきん
 
 皆さま、次回もよろしくお願いします!

-----

 単に「年金」と書かず「公的年金」と書いているのがポイントです。

 相談者さんからではなく世間話的に「年金ってどうなの?」と質問を受ける機会が最近続きました。残念ながら世間話の時間で説明を尽くせないのが公的年金なんです。

 端的には「大丈夫ですよ、メディアの情報をうのみにしないでくださいね」くらいしか言えません。不安をあおるのは簡単で、不安を取り除くのは時間がかかります。悩ましいです。


 4(木)から3日連続で個別相談2件お受けします。
 若干立て込み気味です。ありがたいことです。今月は15日(月)以降、余裕があります。お役に立てましたら幸いです。