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会社員の増え方と公務員・私学共済の増え方の肉薄(0.2%差)は珍しい / iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入者数と比率<2019年3月末時点>


 確定拠出年金の施行状況等 厚生労働省web

 今回の記事で書き出す内容は2019年3月末時点のものです。

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■まず企業型

 2019年2月末の速報値で約689.2万人です。

 企業型DCの新規加入者は2万4481人、全体では0.9万人減です。差の約3.3万人が脱退者・60歳到達者ということになるかと思います。
 次月は年度末です。そして4月は年度始めですので、次の2ヶ月が気になるところです。企業型が大きく増えるとすれば、まだ未導入の大企業の加入以外にないのかもしれません。



■次に個人型

 2019年3月末時点で121万0037人。ようやく120万人突破です。

 今月の新規加入者は32685人、2.8%増です。
 青色が3万人未満、赤色が4万人超です。

  3月 32,685
  2月 33,476
  1月 29,529
  12月 34,453
  11月 27,926
  10月 31,894
  9月 31,545
  8月 35,284
  7月 33,898
  6月 33,476
  5月 25,622
  4月 42,937
  3月 38,860
  2月 39,099
  1月 37,767
  12月 34,391
  11月 26,661
  10月 36,754
  9月 33,421
  8月 37,498
  7月 36,066
  6月 34,515
  5月 29,604
  4月 59,918
  3月 53,814
  2月 49,020
  1月 26,705

 とりあえず3万人台の維持で安心してしまいます。
 単月での大幅増はもう難しいのですね…
 

■新規加入者 の内訳です。

 ・第1号被保険者 3110人 2.1%増
 ・第2号被保険者 20980人 2.8%増(会社員)
 ・第2号被保険者 7378人 3.0%増(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者 1217人 3.4%増

 会社員の増え方と公務員・私学共済の増え方の肉薄(0.2%差)は珍しいです。2018年4~6月の3ヶ月間が同じ~0.2%差だったのですが、それ以来で通算4回目です。珍しいです。
 

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■公的年金の被保険者の数
 
 平成29年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況

 ・第1号被保険者 約1505万人
 ・第2号被保険者 約3911万人(会社員)
  ※ このうち企業型加入者が約689.2万人なので
    iDeCoを利用できるのは単純に約3221.8万人として計算しています。
 ・第2号被保険者 約 447万人(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者 約 870万人


■新規iDeCo加入者数/公的年金の被保険者数

 ・第1号被保険者 0.021%
 ・第2号被保険者 0.065%(会社員)
 ・第2号被保険者 0.165%(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者 0.014%


■iDeCo加入者数/公的年金の被保険者数

 ・第1号被保険者 0.986%
 ・第2号被保険者 2.392%(会社員)
 ・第2号被保険者 5.677%(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者 0.430%

 来月に第1号被保険者が1%に到達しそうです。
 実際には雇用者(第2号被保険者)が増えているはずなので、1号は減っているはずです。100人に1人、達成できているのではないでしょうか。


■iDeCo加入者の総数、121万0037人の内訳

 ・第1号被保険者 148326人
 ・第2号被保険者 770571人(会社員)
 ・第2号被保険者 253748人(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者 37392人

 第2号被保険者の合計が100万人を超えました。

 平均すると毎月2500~3000人近くがiDeCoの加入者でなくなっています。企業型DC加入・60歳到達者・死亡などが考えられます。


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 国民年金基金連合会の業務状況
 (厚生労働省のページからもリンクが張られています)

運用指図者 57万5022人(前月より+3616人)
自動移換者 77万3721人(前月より-2595人)

 自動移換者が減っているのは喜ばしいことです。とはいえ潜在的なiDeCo加入予備軍がここに一定割合おられるはずなので、何とか案内をぜひお願いしたいです。


■2018年から開始した年単位拠出
  3月20日時点 25581人
  2月20日時点 23482人
  1月20日時点 21143人
  12月20日時点 18968人
  11月20日時点 18057人
  10月20日時点 16406人
  9月20日時点 14563人
  8月20日時点 12810人
  7月20日時点 11035人
  6月20日時点 9195人
  5月20日時点 7244人
  4月20日時点 5726人
  3月20日時点 3549人
  2月20日時点 1421人
  1月22日時点  187人

 iDeCo利用者のうち2.11%の人が利用されています。2000人超が3ヶ月連続です。


「iDeCo+」イデコプラス(中小事業主掛金納付制度:従業員が加入するiDeCoに、企業が追加で掛金を拠出できる制度)

 2018年12月末から発表の始まっているデータです。

 2019年 3月 2038人 / 300事業主 ≒ 6.8人
 2019年 2月 1453人 / 232事業主 ≒ 6.3人
 2019年 1月 1287人 / 200事業主 ≒ 6.4人
 2018年12月 1077人 / 160事業主 ≒ 6.7人

 今回増加の平均では1事業主あたり8.6人です。
 比較的大きな規模の事業者の参入があったのでしょうか。


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 余談です。今回のGWは異例の10連休でした。
 3月末のデータを厚生労働省は10連休前の4/26(金)に更新しており、国民年金基金連合会は10連休後の5/7(火)の更新でした。どちらがどうということはないのですけれど、若干の温度差がそのまま対応に表れているように感じてしまいました。


 現役の勤労世代が数十年先の将来資金を積み上げていく手段としての第一候補は間違いなくiDeCo(個人型確定拠出年金)です。もちろん全員が当てはまるわけではありませんが、それでも現在の加入率の低さは関わっている専門家の端くれとして何とも歯がゆいです。

 知る機会・学べる場が継続的に存在することが本当にたいせつだと信じている次第です。私も地道にがんばります。


 2019年2月末時点の情報をまとめた記事はこちらです。
 会社員:公務員・私学共済 = 加入者数「3:1」新規加入率「1:3」 / iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入者数と比率<2019年2月末時点>