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メルマガに寄稿しました☆FP伊藤さんの医療制度とお金のQ&A☆<4回目>


 本年5月より毎月参加しています「精巣腫瘍患者友の会(J-TAG)」主催のピアサポート。その場でいただいた質問を中心にまとめています。

 4回目の寄稿となりました今回は、11/10に配信されました患者会創設2周年記念メルマガvol.22に掲載されました内容を転載します。

 すべては代表の改發(かいはつ)さんのお取り計らいによるものです。
 何かの参考になりましたら幸いです。
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━━━━☆ FP伊藤さんの医療制度とお金のQ&A ☆━━━━━
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 ファイナンシャルプランナー(FP)の伊藤です。

 4回目の今回も生命保険についてのご質問にお答えします。


 前回の内容はメルマガをご覧いただくか、一部修正していますがこちらのブログにも転載しています。
 項目は次の通りです。
 ①がんになっても入れる「がん保険」ってありますか?

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<第4回>生命保険について

①がんの治療中や寛解・経過観察中でも、生命保険は見直せますか?

>>> 前回のコラムで解説しましたように、新規加入はとても難しいと思われますが保障内容を整理するという点からは見直しできるといえます。
 
 ここでの見直しの目的は、現在加入されている保障に優先順位をつけ、重複していたり優先順位の低い保障項目についてはおもいきって減額や解約することで保険料負担を抑え、手持ち資金を増やすという効果を狙います。

 ただし、治療中・寛解・経過観察中などである場合、一度解約してしまったものは再加入はできないという認識でお願いします。手続きをされる前には本当にその保障を減らしたり無くしたりしてしまってよいか、改めて確認をお願いします。

 具体的な手順をまとめます。
 現在加入されている生命保険の保障内容のわかる資料を準備してください。
 主契約や特約について、それぞれの保険料の明確な資料を準備したいです。
 1社1商品でしょうか??複数社の複数商品でしょうか??
 保障内容を1つ1つ分解して見ていきましょう。

 その際、まずはじめにチェックすべきポイントは次のとおりです。
 ①保障項目と目的
   死亡保障・入院の保障・がんの保障・介護の保障・ケガの保障などです。
 ②保険金額
   ①の保障金額です。一時金で1000万円、入院日額1万円などです。
 ③保険期間
   ①と②の保障の続く期間です。終身(一生涯)・60歳まで・10年などです。
 ④保険料
   毎月(毎年)保険会社へ支払うお金です。
 ⑤保険料払込期間
   ④を支払う期間です。終身(一生涯)・60歳まで・10年などです。
 ⑥保険料払込総額
   保険料④を支払う期間⑤が明らかになれば、総額を算出できます。
 表計算ソフト(excel等)を使って一覧にまとめると、よりわかりやすくなります。

 この6つの項目を1社ずつ1商品ずつ見ていきましょう。
 手元に資料が無ければ、保険会社や担当さんに依頼しましょう。
 歴史の長い大手の国内生命保険会社さんの商品の場合は「セット商品」になっているケースがほとんどです。たくさんの保障項目が1つのパッケージ商品になっているイメージです。この場合も1つ1つも項目に分解してみることがたいせつです。
 加入されている内容が複数社の複数商品だった場合には、全社分解してみましょう。

 死亡保険金額・入院日額など1つ1つの保障とそれに支払う保険料を考え、本当にその保障が必要かどうかを考えてみましょう。もしかすると、いくつか不要だと思える保障項目(特約)が出てくるかもしれません。
 その特約を減額や解約することで変わってくる毎月の保険料が2000円だとしても、1年間で24000円、10年間で24万円です。仮に1万円変わってくれば、1年間で12万円、10年間で120万円もの違いが生まれます。
 積み上げたときには大きな金額になるということを知ってもらいたいのです。それだけの現金があれば医療費の補てんとなるかもしれません。将来必要な現金となるかもしれません。

 追加加入できない状況である時に、減額や解約をすることに強い不安感を持たれるかもしれません。その不安感は間違っていません。
 ただし、繰り返しますが1つ1つの保障を分解して検討することで、その不安感とは関係性のない保障を見つけることができるかもしれません。それを見つけることができれば、立派な生命保険の見直しといえます。


 これはご家族の加入されている保障内容を見直す際にもたいせつな考え方です。
 民間の生命保険商品は、金銭的ダメージの大きいことにこそ活用すべきと考えますが、多くの保険商品はとても幅広い保障内容を魅力として販売されています。1つ1つの保障項目を分解して検討することで、減額や解約が必要となるかもしれません。もしくは新たな保障を追加で検討していただく必要があるかもしれません。

 生命保険に加入することが人生の目的ではありません。現在の貯蓄を増やしたり、現状維持していく妨げになるようではバランスが取れていないと言えます。

 なお、現在の契約内容の整理をはじめとした見直し方法については、全国各地のファイナンシャルプランナー(FP)をご活用いただくのも1つの手段です。
 <参照コラム>生命保険の有料相談と無料相談

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 ピアサポート会場へお越しになれない方々におかれましては、私のアドレス(ブログでは省略)まで直接お問い合わせくださいませ。お時間をいただく場合もありますが必ず返信いたします。ご遠慮なく活用ください。

 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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