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「わかりやすい投資信託ガイド」と「何のために運用するのか」


 「投資信託」のことを知ってみたいけれど、どんな情報から調べてみればいいのかわからない、どんな本を手に取ってみればわからないという方々にお薦めの冊子をご紹介します。

 一般社団法人投資信託協会の発行する「わかりやすい投資信託ガイド」です。
 こちらのサイトから無料で発送してくれます。

 こんな構成です。
 Chapter1「投資信託とは」では、仕組みやリスク・リターンの解説
 Chapter2「投資信託いろいろ」では、種類の解説
 Chapter3「申し込み・換金」では、具体的な手続き方法の解説

 仕組みや用語を押さえておく教科書的な位置づけとしてお薦めだということを強く書いておきたいと思います。
 
 正直に書きますが、本当に初めて手に取った投資信託の解説がこの冊子であるなら内容が非常に難しいと思います。専門用語が頻出していますので、慣れていない人には数ページ読み進めるのも難解かもしれません。あくまでも教科書としてはしっかりまとまっていてよいものだと思います。


 こういった無料刊行物は発行者の背景も知っておきたいです。
 この一般社団法人の正会員は投資信託委託会社、いわゆる投信を作って運用している会社であり、賛助会員は投資信託を販売している証券会社です。
 何のために発行されている冊子なのか理解しておくべきです。

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 投資信託をはじめとした運用商品を購入・活用して資産形成するにあたって最もたいせつなのは、金融商品の仕組みを理解することではありません。(もちろん購入・活用するからには仕組みの理解は必須です)

 何のために運用するのか、運用した資産はいつ使うためのお金なのかという目的を明らかにすることが第一優先です。
 
 今回ご紹介した冊子は「投資信託を解説しているガイドブック」ですから、当然ながら「投資信託を買うのは何のためですか」というような視点は書かれていません。誤解のないようにしておきたいですが、私は運用自体は否定しませんし、ぜひ多くの人に取り組んでみていただきたいと考えています。

 でも、やはり何よりもたいせつなのは「わからないものには手を出さない」という姿勢。そして、現代社会においては「わからないからほったらかしておく」ではなく「わかってみようと一歩踏み出してみる」ことがもっともっとたいせつだと考えています。


 ちなみに投資信託の解説本としてお勧めなのはこちらの本です。
 <過去参照blog>”一番やさしい! 一番くわしい!はじめての「投資信託」入門”読みました。
 今回のガイドブックと合わせてぜひ一緒に読んでみていただきたいです。

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 最後にポジション(営業)トークです。
 
 金融商品の選び方やすでに保有している金融商品の管理、これから始めてみようと考えている方々へのアドバイスはファイナンシャルプランナー(FP)が適しています。
 ただし、そのFPがどういった立場の専門家なのかを知ったうえでアドバイスを受けていただきたいです。

 証券会社や銀行に所属しているFPなら投資信託をはじめとした金融商品を相談者に販売することでしか収益を上げることができません。
 保険会社に所属しているFPなら保険商品を相談者に販売することでしか収益を上げることができませんので、投資信託を使った資産形成は選択肢に入ってこないかもしれません。
 金融機関ではないFPの冠を掲げている会社であれば、なおさらどのように収益をあげているのか確認したうえでアドバイスを受けていただきたいです。

 そして、金融商品の販売につながっているからよくないとか、相談料を取るから安心だということでもなく、考え方が合うのかどうかなど、FPも複数を比較してみていただきたいということを強く書いておきます。


 金融機関や金融商品の選択をはじめ、投資や運用は自己責任でお願いします。


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