がんと向き合う際に痛みの除去は大前提なんです / 「精巣腫瘍患者友の会」主催ピアサポート37回目


 10(金)、京都府立医科大学附属病院で2012年1月より毎月開催されている「精巣腫瘍患者友の会」主催、第42回目のピアサポート(13~17時)に今回もアドバイザーとしてお邪魔してまいりました。私の参加は通算37回目、4年目に突入です。前回6月の記録はこちら


 今回は13名の参加があり、患者会webを見て、話しを聞いてみたかったという2組のご家族も参加されていました。

 精巣腫瘍センターである京都府立医大、関東の中心であるつくば大学、この2つの病院以外では精巣腫瘍患者はほぼ間違いなく1人です。泌尿器科で入院しているのはほとんどが高齢者ですので、若年の精巣腫瘍患者は孤独です。抗がん剤の種類によって違うつらさ、副作用の状況。共感できる相手がいるのかいないのかでは気持ちの面で違いがありすぎます。

 経験者の話を聞いているときの強い「目」がとても印象的だった10代の彼を本当に大応援です。

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 痛みについて話題もあったので書いておきたいと思います。

 しびれや耳鳴りについては毎回のピアサポートで話題となります。
 今回は痛みについて久しぶりに耳にしました。

 痛みを取り除く薬(医療用麻薬)について、使うことをためらう気持ちが明らかに見えました。もちろん私は経験者ではありませんので、発信された情報をまとめる以外にありません。

 <過去参照記事>
 ・市民公開講座「京都市内のがん医療の専門医によるがん医療の最前線」に参加
  2013年3月の記事ですが、7つめの■「がんに対する緩和ケア」の部分です。
  私が特に大事だと思っている2つを再掲します。
   ・痛みによるストレスは免疫系を抑制してしまう。
   ・痛みがあると、筋肉が収縮し血の巡りが悪くなる。
    痛みのある部分の酸素が不足し、発痛物質が生まれ、
    さらに筋肉が収縮し痛みが増すという悪循環に陥る。
 ・”家に帰ろう~在宅緩和ケア医が見た 旅立つ命の奇跡~”読みました。
  4つめの■です。

 「緩和ケア」と聞くと、命が終わりに近づいているときを表すものとイメージされる方々も多いのではないかと思います。確かに昔はそうだったのかもしれません。でも、今は違います。がんと向き合う際に痛みの除去は大前提なんです。ということを私も学ばせてもらっていますので、こうして書いています。

 痛みのあるときには、それはもう遠慮せずに正直に、医師や看護師さんに訴えていただきたいです。

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 今回は特にお金に関する質問等はありませんでした。

 がんサロン等をお手伝いされている、金融機関にお勤めでFP2級をお持ちの経験者さんとお話をさせてもらったのですが、がんサロン等ではあまりFP的なお金まわりに関する質問や話題は出てきていないようです。障害年金や高額療養費に関する要望(?)のようなことを耳にされたことがあるという話でした。

 「がん」というのは、その種類によって異なる病気であるかと思うほどに、治療の種類や期間などさまざまなことが違ってきます。いつも書いていることですが、ふと気になったときに当たり前に相談や質問のできる専門家が身近に存在しているという社会になっていてもらいたいと思う次第です。

 関連するものも含めて、これまでの主な質問への回答はこちらにまとめています。
 がんに関する医療制度とお金のQ&A【メルマガ寄稿】
 何かの参考になりましたら幸いです。

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 次回は8/21(金)です。残念ながら私は別件がありまして欠席です。申し訳ありません。
 患者会さんはサイト(blog)だけでなくfacebookページもありますので、ご興味お持ちの方はぜひチェックしてみてください。何かのお役に立ちましたら幸いです。
 精巣腫瘍患者友の会【J-TAG】facebookページ

 代表の改發さん古谷さん、参加された皆さま、今回もありがとうございました!!

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 11(土)終日事務所の予定です。
 12(日)お休みをいただきます。

 今月は毎週日曜、ラジオに登場しています。11時(再放送13時)から年金についてお話ししています。
 ・7/ 5(日) FPと年金【済】
 ・7/12(日) 年金の今と昔【今回!】
 ・7/19(日) 年金制度の金額イメージ
 ・7/26(日) 保障としての年金
 
 収録裏話をblogにまとめていますので、よろしければぜひ。
 2015年7月の毎週日曜11時(再放送13時)からのラジオ番組にゲスト出演し、年金についてお話しします。
 再放送もありますので、お時間のご都合がつくようでしたらぜひです!



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