実際の数字を把握したうえで -台風11号通過後の鴨川の写真-


 2015/7/18(土)の記録です。

 この写真は朝8時30分の加茂川(左)と高野川(右)の合流部分、いわゆる鴨川デルタと呼ばれる場所です。

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 普段のこの場所をご存じの方々にとっては驚くべき光景なのですが、ご存じない方々には違いが分からないと思いますので下に2週間前の同じ場所の写真を載せます。

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 普段の何倍だろう、という状況です。
 ただ、同じ日の18時頃にも見に行きまして、水位は明らかに下がっていました。もちろん濁流はまだまだ続いています。

 記録のために朝8時30分の写真をもう少しアップしておきます。
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 縦向きの写真を見てください。ここまで水が来ていたという証拠です。
 2013年10月のときよりも少し高い場所まで水が来ていました。

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 次に上の写真の左に見えている出町橋のあたりの写真です。

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 写真左が橋の北側、右が南側です。

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 そして、その北側(上流)の流れです。段差のある場所で、普段を知っていると愕然としてしまいます。

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 そして最後に、もう1つ上流側の葵橋です。

 まずは橋の上から下流側。
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 そして、橋の上流側から。
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 橋の下は通れなくなっていました。

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 改めて書いておきたいと思います。

 平安の都と言われていただけあって、鴨川(加茂川)の上流にあたる地域での川の決壊にはまだまだ余裕があると感じました。たくさん写真を掲載しましたが、いずれももう一段あります。これらを超えてあふれてくることは、やはりハザードマップにあるような今回の倍の雨量が発生して初めて、という印象です。

 京都府の「浸水想定区域図」というものもあります。
 ※ 河川によって想定雨量の条件が異なりますのでご注意ください。
 鴨川の浸水想定区域図で言えば、京都市の公開している水害ハザードマップの48時間500mではなく「100年に1回程度起こり得る大雨(3時間雨量:122mm)」とされ、その際の浸水は鴨川(加茂川)の東側に集中しています。西側は豊臣秀吉時代に作られた御土居の名残りも防波堤になっているのかもしれません。

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 過剰に不安をあおる手法は好きではありません。
 何となく不安だ、何となく大丈夫だろう。それでも問題ないのかもしれません。
 できれば実際の数字を把握したうえで、さまざまな情報を咀嚼(そしゃく)する必要があると感じています。
 ぜひご自身のお住まいのエリアの実際の情報を一度はつかんでおいていただきたいと思う次第です。
 
 18日の記事 【48時間雨量】7月の観測史上最大を記録している京都市です。
 17日の記事 台風が近づいていますので、ハザードマップの確認とその基準を確認する機会を作ってもらいたいです。


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