”運用利回りに10倍の開き あなたを襲う「年金」格差社会”の雑感


 2015年7月6日号の日経ビジネスから記事のご紹介です。

 150814_01

 運用利回りに10倍の開き あなたを襲う「年金」格差社会
 ※ 無料会員になれば月10本まで読めます。


 この記事は公的年金のことではなく、確定拠出年金について書かれています。

 現在はまだ、アベノミクス相場です。この2年半ほどで日経平均やTOPIXといった日本の経済の指標となるものは2倍以上に値上がりしました。
 この「波」に乗れた人と乗れなかった人を区分けするために「格差」という言葉が使われています。波に乗った人が勝ち組で、乗れなかった人が負け組というわけです。

 こういった記事が出て、今から波に乗ろうと大きく一度に資産構成を変えてしまうことだけはお勧めできません。

 私がいつも気になるのは、預貯金など元本確保型商品のみであるグラフの一番高い棒部分ではありません。これだけの上げ相場なのに、マイナスの人が約1%おられるということなんです。
 これからもどんどん相場が上がっていくかは誰にもわかりません。資産構成を変更して、そのあと下がってしまって、怖くなって元本確保型に戻したというような方々がおられると思うのです。

 毎月の拠出金(掛金)を株式投信などに変更されることは問題ないと思います。でも、これまでの積立金を一気に変更されてしまうことには慎重になっていただきたいです。下げ相場になった時に、どんなスペシャルリポートが出てくるのか、はたまた出てこないのか。あおり系のタイトルには敏感になってしまいます。

 上がった・下がった。増えた・減った。
 もちろん大事だと思います。でも、その前に確定拠出年金の役割、そしてその大前提である公的年金の存在。ここを押さえてもらいたいと強く思う次第です。


 金融機関や金融商品の選択をはじめ、投資や運用は自己責任でお願いします。

 
<過去参照コラム>
 ・確定拠出年金のことをファイナンシャルプランナーに相談する<1>企業型の商品選びについて
 ・確定拠出年金のことをファイナンシャルプランナーに相談する<2>将来資金形成の第一候補は個人型!

<過去参照記事カテゴリ>
 ・資産運用・資産形成


コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)