がん患者とその家族を対象としたお金とFP相談の必要性 / 第53回 日本癌治療学会学術集会1日目に参加


 29(木)~31(土)は第53回 日本癌治療学会学術集会~がんと生きる~に参加しています。

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 私の立場は、いつもアドバイザーとして参加している精巣腫瘍患者友の会(J-TAG)の所属として、「がん患者・支援者プログラム」での参加です。ポスター掲示・ポスターディスカッションでは、「がん患者とその家族を対象としたお金とFP相談の必要性」というお題で、質疑応答を対応させていただきました。

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 私の発表の主旨は、社会保険や社会福祉の制度だけにとらわれないお金の面で、特に現役世代への相談窓口があることのたいせつさです。画像は発表資料(ポスター掲示)の一部です。


 まずはじめに。この会はあくまでも医療者のための学会です。がん患者や支援者が参加できるようになったのはこの5回(?)ほどだそうです。また、前回までの「がん患者・支援者」のポスター展示は専用の別室で、今回から医療関係者の方々と同じスペースでの掲示だそうです。
 諸先輩方の並々ならぬ実績と努力のおかげで、初参加でもこうして恵まれた環境を享受することができるということで本当にありがたいことです。

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 がん患者・支援者も参加できるようになったのは、たくさんのことを学んで欲しいという学会や学会長の主旨があってこそです。ただ、私としては「がん患者とその家族を対象としたお金とFP相談の必要性」についてどういった生の声を聞くことができるのかという調査の意味合いも大きいのです。ですので、受講必須のセッション以外は極力ポスターの前に詰めていました。

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 初日の傾向として、男性の医療関係者の8~9割はタイトルだけ見て素通り。
 女性の医療関係者は中段くらいまでは見てくださる方々もおられましたが、明らかに強い興味を示してくださったのは数名。
 最もたくさんの声を聞かせていただいたのは、がん患者・支援者プログラムで参加されている方々です。そしてその声は切実であり、ファイナンシャルプランナー(FP)の役立てる場面が多いのは間違いなく、その必要性も明らかです。


 やはり課題はこの2点です。
 ・どうやってFPの認知を広めるのか。
 ・そのFPはどのようにして収益をあげるのか。

 収益と書くと誤解も生まれるのですが、ボランティアでは長期の継続が困難ですし、いずれ行き詰まるでしょう。大儲けは必要ないのですが、せめて平均的な社会人として食べていけるくらいの稼ぎを得るという意味合いでの収益です。 

 患者さんご本人やご家族がいかに困窮していたとしてもサービスを受けるご本人の負担は多少なりとも必要かなとは思います。拠点病院の相談支援センターに、ソーシャルワーカーや社会福祉士、社会保険労務士が存在するようにFPも病院の(非常勤であっても)職員として雇われている将来も夢見ている私です。


 2年半前にお世話になった腫瘍内科の医師もポスター掲示に立ち寄ってくださいました。 医師でFPの存在をこれほど評価してくださっているケースは多くないと思います。ただ、医師個人の意思と組織としての取り組みはまた別ですので、歩み続けていることが今後のためにたいせつだと思って活動を継続していきたいです。


 今回の参加のきっかけをくださった精巣腫瘍患者友の会 共同代表の古谷さん、関係者の皆さま、ポスターでお世話になった皆さま、ありがとうございました!!

 いくつか受講したセッションの感想は別の記事でまとめたいと思います。

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 30(金)午前中は引き続き癌治療学会の2日目、午後と夜は滋賀リビング新聞社カルチャー倶楽部「FP3級資格取得講座(全13回)」昼クラス・夜クラスの第7回目です。 


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