「保険の無料相談みたいなところで相談業務をするのがファイナンシャルプランナーかと思っていました」


 FP講座の受講生さんから

 「保険の無料相談みたいなところで相談業務をするのが
  ファイナンシャルプランナーかと思っていました」

 という感想をいただきました。(一部修正しています)


 一般的な認識はその通りだと思いますし、間違っていません。金融機関(もしくはその代理店など)に所属している人が多いのがFP資格の特徴だと思いますし、それが良いとか悪いとかいうことではありません。単に立場が違うだけです。


 例えば弁護士だってそうです。企業内弁護士という言葉をご存じでしょうか。(リンク先は日弁連の企業内弁護士の活用状況)
 企業に勤めている弁護士は勤務先の企業利益のために(もちろん法令順守のうえで)資格を活用しているわけです。

 ファイナンシャルプランナー(FP)資格だって同じです。勤務先があるということは、その企業利益のために(もちろん法令順守のうえで)資格を活用しているわけです。会社員として当然のことであり、何ら疑問の余地がありません。


 資格や肩書が先行するからよくわからなくなるんです。

 弁護士資格を持っていても持っていなくても、勤めているのであれば会社員であることには間違いありません。ただ専門性が違うだけです。
 FP資格を持っていても持っていなくても、勤めているのであれば会社員であることには間違いありません。ただ専門性が違うだけです。

 
 専門家にアドバイスを求めるということは、当然ながらその専門家の立場によって偏りが生じます。その偏りが相談者にとってより良いものなのかどうかは相談の時点では判断できないと思います。数年または数十年先になってみないと最終的な結果はわかりません。

 ですので、提案内容から相談時点で見込まれる将来の違いを比較する以外にありません。立場の違いによって変わってくる偏りの違いを複数聞いて自分や家族により良いと思うものを選択する以外には無いと考えます。


 そして、その選択を進めるうえで役に立つのがFP知識かと思います。3級の内容で十分だと私は考えます。
 とはいえ、一律にFP知識といっても誰から学ぶのかによっても偏りがあると思います。私が講師を務めているFP講座の内容は良くも悪くも相当に偏っているのではないかと自負しています。

 これまでに受講くださった皆さま、ありがとうございます。
 現在受講くださっている皆さま、引き続きよろしくお願いいたします。
 この記事を読んでくださっている皆さま、お付き合いに感謝を申し上げます。

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 過去参照コラム
 ・ファイナンシャルプランナー(FP)へ相談する際に注意したいこと、確認すべきこと。
 ・生命保険の有料相談と無料相談
 ・ファイナンシャルプランナー(FP)の役割とは


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