一生涯受け取れる年金を無視して将来設計を考えるのは現実的ではありません


 22(火)お世話になっている会計士さんの某所にある事務所で、神戸市のTさんのご相談をお受けしました。
 資産運用の相談と事前に伺っていましたけれど、大前提となる背景から確認させてもらうのが私のスタイルです。

 将来受け取る公的年金の見込額→資産項目と総額と今後の見込み→確定拠出年金の企業型と個人型→変額年金保険と投資信託→貯蓄性のある生命保険と保障内容→相続の仕組みと相続人→不動産の持ち分と贈与→預貯金と運用商品のバランスといった流れの初回相談となりました。


 特に資産運用に関しては「これで!」「これを買っておきましょう!」「これがお勧めです!」という答えはあり得ません。金融仲介業も投資助言業も営んでいませんのでお伝えできないということもありますが、例え私がそれらの資格を持っていてもそんな明確な一本道をお伝えできる自信はありません。

 一括投資だって積立投資だって、どちらが良いなんてことは将来になってみないとわかりません。確かに今の時点で考え得る可能性を突き詰めればある程度の方針は固まります。でも、その手法が相談者さんにとって取り組みやすいものなのか、気持ちに合っているものなのかは人それぞれすぎて明確にできません。


 今回のTさんが一番喜んでくださったのは将来受け取る公的年金の見込額の試算でした。「年金は存在しないものとして資産運用をがんばらないといけないと思っていました」とおっしゃっていました。

 このblogでは常々書いていますが、公的年金を過剰に信頼する必要はありませんけれど半分になるとかゼロになるという極端に不安をあおる論調には賛同できません。
 少子”超”高齢化の道を突き進んでいる日本ですので、ある程度の減額は見込んでおく必要はあると思います。また、年金額は変わらなくとも国民健康保険料・介護保険料・所得税・住民税が増してしまうことで実質の手取りが減ってしまうことも可能性は高いと思います。それでも、その心配は年金額の多くない人たちには影響が小さい、もしくは無いことだと考えています。


 相談内容から外れてしまいましたけれど、一生涯受け取れる年金を無視して将来設計を考えるのは現実的ではありません。

 Tさん、ありがとうございました!!
 引き続きよろしくお願いします!!

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 継続的なサポートをさせてもらっている某法人の取締役さんから電話があり、、、
 「先生、無線LANの設定のことで、、、」

 答えられなくないですけど、そこで私ですか!?という内容で驚きました次第です。何でもとりあえず私の顔が浮かんでくださるのはありがたいことではありますけれど^^
 

 23(水)夜は京都リビング新聞社カルチャー倶楽部「FP3級資格取得講座(全13回)」夜クラスの第8回目です。 


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