2015年の平均寿命・平均余命・生存割合


 7月27日に平成27年(2015年)の簡易生命表が厚生労働省より発表されました。

 いわゆる平均寿命のデータです。
 0歳で生まれた赤ちゃんが平均して何年生きるのかをデータ化したものが平均寿命であり、言い替えると平均寿命とは0歳における平均余命です。
 
 女性の平均寿命は87.05歳、男性の平均寿命は80.79歳です。
 平成26年(2014年)に比べてそれぞれ、+0.22歳と+0.24歳です。
 着実に伸びてます。世界でもトップクラスの長寿国であることに間違いありません。

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 私がいつもチェックしているのは平均寿命ではなく「平均余命」です。
 いくつかデータを出してみます。

 女性
 ・60歳 28.83 → 88歳10ヶ月
 ・70歳 19.92 → 89歳11ヶ月
 ・80歳 11.79 → 91歳 9ヶ月
 ・90歳  5.70 → 95歳 8ヶ月

 男性
 ・60歳 23.55 → 83歳 7ヶ月
 ・70歳 15.64 → 85歳 8ヶ月
 ・80歳  8.89 → 88歳11ヶ月
 ・90歳  4.38 → 94歳 5ヶ月
 
 60歳まで生きてきた女性は平均してあと28.83年生きるという意味合いです。
 足し合わせると約88歳10ヶ月です。

 平均寿命では女性と男性で6.26歳差がありますが、60歳では5.28歳、70歳では4.28歳、80歳では2.90歳、90歳では1.32歳です。差がどんどん縮まります。
 このことにより、長生きをすればするほどに男性も女性と同じように長生きする、というように読み取れるかと思います。

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 次に「生存割合」というデータを見てみます。

 女性
 ・60歳 95.968
 ・70歳 91.666
 ・80歳 80.891
 ・90歳 49.072
 ・95歳 24.950
 ・100歳 7.368

 男性
 ・60歳 92.629
 ・70歳 82.928
 ・80歳 62.644
 ・90歳 25.040
 ・95歳  9.045
 ・100歳 1.847 

 女性は100人中96人が60歳以上生きます。男性は100人中93人です。

 この数値を逆に見れば、100人中50人(2人に1人)になるのは、男性が84歳、女性はなんと90歳です。
 女性は2人に1人が90歳まで生きる時代です。

 ちなみに男性は4人に1人が90歳まで、10人に1人が95歳まで生きます。女性の4人に1人は95歳まで、10人に1人は99歳まで生きます。
 
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 「人生80年」という表現は平均寿命が元になっているかと思います。
 おおよそですが平均寿命が80歳に近かったのは女性が1980~1990年、男性は今まさこの数年からです。

 平均余命と生存割合のデータからは「人生90年」という表現でも言いすぎではないでしょう。


 長生きを不安だと思うのか、自由な時間をたくさん持てるのでワクワクするのかは人それぞれです。不安をあおるのは個人的に好きではありません。

 でも、一度でいいので将来のことを考えてみてもらいたい。
 そのことだけは強くお伝えしたいです。
 
 たくさんのわからないことが思い浮かんでくると思います。
 何から考えて良いのか想像もつかないという話は実際の相談でよく伺いますし、何がわからないのかがわからない状況かもしれません。


 将来のお金のことを考えるのであれば、その基礎となるのは公的年金です。
 公的年金の話をきちんと考えずに、お金がどのくらい足りないとか金融商品の購入を検討しないといけないなんて考えられないです。

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 すみません、最後は結局、相談してもらうか今月から始める自主開催セミナーをお勧めすることになってしまいます。(ポジショントークが露骨で申し訳ありません)

 年金に関しては、もう5年も前ですが2011年に15回シリーズでコラムにまとめています。
 「ねんきん定期便」を見てみよう!【もくじ】

 数字など古い内容もそのままなので申し訳ないのですが、相談もセミナーもハードルが高かったりするとこちらが最大限にお勧めです。



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