株式投資は「出資」


 皆さんは株式投資と聞けば、どんなイメージをお持ちでしょうか。

 このブログを読んでくださっている皆さんは私から投資信託などの話題を出すことも多いので、それほど負のイメージは強くないかもしれません。

 日本においては株式や投資信託を保有している(購入したことのある)人の割合は小さいです。株はバクチ、家訓で株だけには手を出してはいけないといわれている。さまざまな言われ方があるように感じています。

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 私は講師を務めているFP講座でも株式投資の内容の際にはまず定義をはっきりさせています。皆さんも覚えてください。

 株式投資は「出資」です。


 出資と聞いてどういったイメージを持たれますでしょうか。

 皆さんの信頼できる親友が新しい事業を始めようとしていたとします。
 立ち上げる最初の段階でどうしてもお金が足りないので、あなたにお金を出してくれないかと(出資を)依頼してきた。人間関係だけで何も聞かずにお金を出すという考え方もあるとは思います。
 でも、おそらく普通はどんな事業を始めようとしているのか、仲間は、将来性は。たくさん気になる点が出てくることになるでしょう。
 応援できる気持ちを持てなければお金は出せないですよね。


 株式投資はこれと同じなんです。
 どこの誰かわからない人に誰でも出資できるわけではありませんし、おそらく出資してくれる人は出てきにくいと思います。

 誰でも出資できるのが株式市場です。出資したい人が多ければ価値(株価)が上がります。反対であれば下がります。
 一個人である私たちが出資を考えるにあたっては、応援できる事業であるのか、ここを考えるのが通常ではないかと思います。

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 もちろん株式市場にはそんな考え方の方々ばかりではありません。

 今日買った株式が値上がりしたから明日に売る、いや1時間後・5分後に売る、これは投資(出資)ではなく、株式を使った投機です。
 投機とは「利益・差益を狙う」行動です。出資(応援)ではありません。

 家族との時間、仕事の時間、趣味の時間、地域活動の時間、私たちは日常生活においてたくさんの時間が必要です。
 投機行動のために毎日・毎時・毎分を株式市場のチェックに割くことはできませんから、

 株式を買う=出資する→中長期での保有

 このようにならざるを得ません。

 もちろん私にもどの企業の株式が上がるなんてわかりません。わかっていたら今の仕事をすぐにやめて専業になります(いや、ならないかもしれません…


 応援したい企業に出資する(=株式を買う)。それを長期保有することで配当金が出て、もしかしたら株主優待もあって、株価が上がるときもあれば下がるときもあって、でも応援できる企業なら(余程倒産などがない限り)一喜一憂せずに長期保有することで、普通預金や定期預金よりも価値が上がっていたら嬉しい。

 こんなスタンスが私たちには適していると思うんです。

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 読んでくださった通り、特定の銘柄を勧めているものでもありませんし、必ずしも株式を購入する必要があるとも思いません。

 でも、株式を購入することへのマイナスイメージは払拭したい。この考えです。


 なぜこの話を書いたかというと、背景にはiDeCo(個人型確定拠出年金)があります。
 確定拠出年金においては株式投資信託を使った資産形成が必須だと考えています。
 投資信託という仕組みを使って株式を購入(出資)しているんです。

 別の機会に株式と投資信託の関係と私なりの考えもまとめたいと思います。


 なお、私自身将来に向けた資産形成の中心は投資信託であり、ETF(上場投資信託)です。個別の株式ではありません。でも、中長期(どちらかといえば長期)の視点で常に2~3銘柄は保有しています。

 <過去参照記事>歴史的背景と投機・投資・資産運用


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