iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入者数と比率<2017年3月末時点>


 報道では大きく取り上げられたのは1月末時点だけかと思います。
 この情報は厚生労働省のwebで公開されています。

 確定拠出年金の施行状況 厚生労働省web
 ここで書き出す内容は2017年3月末時点のものです。

 2017年2月末時点の情報をまとめた記事はこちらです。
 iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入者数と比率<2017年2月末時点>

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 まず企業型。

 2017年2月末時点で約590.2万人です。

 1月末と比べて0.7万人減っていますが新規加入者は19534名とあります。約2万人が新規に増えても全体で0.7万人減っているということは、定年を含めた退職が約2.7万人あったということでしょうか。


 次に個人型。

 2017年3月末時点で43.1万人。
 2017年2月末と比べて、1ヶ月で5.2万人増えています。
 今回も14.2%増です。先月は14.9%増、その前は8.3%増でした。


 内訳の前月比です。

 ・第1号被保険者      4148人  5.1%増
 ・第2号被保険者(会社員) 27158人 10.4%増
 ・第2号被保険者(公務員) 20374人 63.6%増
 ・第3号被保険者      2134人 53.6%増

 先月の公務員さんの増加は23288人でした。増え方が約3000人少なくなっています。すでに落ち着きが出てきたということでしょうか。それに対して会社員は先月20406人でしたから大幅増と言えそうです。

 改めて書いておきたいと思います。第1号被保険者と第2号被保険者(会社員)は2016年12月までも加入できたわけですけれど、ここにきて増え方が増しています。やはりそれだけ目にする機会、金融機関から案内される機会が増えたということなんでしょうね…。

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 公的年金の被保険者の数はこちらです。
 平成27年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況(PDFファイル注意)
 ※ 2017年3月に2016年3月末時点での被保険者数が発表されましたので前回の記事から情報を更新しています。

 ・第1号被保険者      約1668万人
 ・第2号被保険者(会社員) 約3686万人
  ※ このうち企業型加入者が約590万人ですからiDeCoを利用できるのは3096万人。
 ・第2号被保険者(公務員) 約 443万人
 ・第3号被保険者      約 915万人


 新規iDeCo加入者数/公的年金の被保険者数です。

 ・第1号被保険者      0.024%
 ・第2号被保険者(会社員) 0.090%
 ・第2号被保険者(公務員) 0.462%
 ・第3号被保険者      0.023%

 相変わらず公務員さんの増え方が尋常ではありません。


 iDeCo加入者数/公的年金の被保険者数です。

 ・第1号被保険者      0.510%
 ・第2号被保険者(会社員) 0.928%
 ・第2号被保険者(公務員) 1.183%
 ・第3号被保険者      0.068%

 公務員さんが会社員を追い抜いただけでなく、1%にも先に到達です。公務員さんの100人に1人がiDeCoを始めておられるわけです。
 ただし、この1年で第1号被保険者と第3号被保険者が減り、第2号被保険者(会社員)が約90万人も増えていますので、その分は加味が必要と言えそうですがそれでも公務員さんの増え方は圧倒的です。

 こんな記事が出ていました。
 労働金庫、1月以降にiDeCo加入者を3万人獲得 -日本経済新聞-
 ろうきんさんががんばっておられるのですね。
 (ろうきんのiDeCoプランが最適かどうかというのは別の話ですからご注意ください)

 また、第2号被保険者(会社員)=厚生年金対象の人がこれだけ増えているのは雇用状況として望ましいことです。この伸びが保たれながら、賃金も増えていくことがさらに望ましことです。

 
 そして、全数では0.7%に達しました。このペースが続けば年内には1%へ届きそうに思います。この数字の把握は今後も継続していく予定です。

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 iDeCo(個人型確定拠出年金)に関しては自主開催セミナーの予定があります。

<過去参照コラム> 確定拠出年金のことをファイナンシャルプランナーに相談する<2>将来資金形成の第一候補は個人型!

<ブログカテゴリ> 自主開催セミナー情報

 お役に立てる機会がありましたら幸いです。


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