iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入者数と比率<2017年5月末時点>


 報道では1月末以降としては初めて大きく取り上げられました。
 
 個人型確定拠出年金が活況 加入50万人 対象が拡大・税優遇浸透、30~40代増 2017年6月15日 日本経済新聞

 この報道の時点ではもちろん「推計」です。実数としては今回の発表で確定です。
 この情報は厚生労働省のwebで公開されています。

 確定拠出年金の施行状況 厚生労働省web
 今回の記事で書き出す内容は2017年5月末時点のものです。

 2017年4月末時点の情報をまとめた記事はこちらです。
 iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入者数と比率<2017年4月末時点>

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 まず企業型。

 2017年4月末時点で約624.2万人です。

 3月末と比べて新規加入者が約38.2万人も増えているのは新社会人の影響だと考えられます。ただし、純増は約32.8万人です。差の5.4万人は定年退職でしょうか。


 次に個人型。

 2017年5月末時点で約51.7万人。報道の通り、50万人を超えました。

 2017年4月末と比べて、1ヶ月で約2.96万人増えています。
 今回は6.1%増です。先月は13.9%増、先々月14.2%増、2月14.9%増、1月8.3%増ということで、鈍化が始まった印象を持ちます。先月は6万人増えていましたので半減です。


 新規加入者2.96万人の内訳、前月比です。

 ・第1号被保険者      3173人  3.5%増
 ・第2号被保険者(会社員) 18588人 5.8%増
 ・第2号被保険者(公務員) 6732人 9.7%増
 ・第3号被保険者      1111人 13.2%増

 会社員の増え方が約半分に、公務員も1万人増え方が減っています。2ケタの伸びに達しませんでした。

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 公的年金の被保険者の数はこちらです。
 平成27年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況(PDFファイル注意)

 ・第1号被保険者      約1668万人
 ・第2号被保険者(会社員) 約3686万人
  ※ 第1号被保険者である学生から第2号被保険者になった人が多いはずだと思いますが、このあたりは被保険者の総数で新たな情報が出てこない限りわかりません。ですので、以降の計算はこれまで通りとしています。
  ※ このうち企業型加入者が約624.2万人なのでiDeCoを利用できるのは約3061.8万人。
 ・第2号被保険者(公務員) 約 443万人
 ・第3号被保険者      約 915万人


 新規iDeCo加入者数/公的年金の被保険者数です。

 ・第1号被保険者      0.019%
 ・第2号被保険者(会社員) 0.060%
 ・第2号被保険者(公務員) 0.152%
 ・第3号被保険者      0.012%

 他と比べると公務員さんの増え方が大きいのは変わりませんが、大幅減です。


 iDeCo加入者数/公的年金の被保険者数です。

 ・第1号被保険者      0.551%
 ・第2号被保険者(会社員) 1.109%
 ・第2号被保険者(公務員) 1.720%
 ・第3号被保険者      0.105%

 これまでの公務員さんの圧倒的な増え方では2%はすぐに到達かと思いましたが、ひと段落のようです。残念です。


 改めまして、約51.7万人の内訳です。

 ・第1号被保険者      91881人
 ・第2号被保険者(会社員) 339454人
 ・第2号被保険者(公務員) 76174人
 ・第3号被保険者       9584人

 
 このペースだと来月で全体で0.9%には届きそうにありません。1%へ届くのは夏の終わりから秋にかけてでしょうか。100万人(約1.63%)の区切りは当面先になりそうに感じます。このまま盛り上がりは終わってしまうのでしょうか。

 この数字の把握は今後も継続していく予定です。

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 iDeCo(個人型確定拠出年金)に関しては自主開催セミナーとして2017年5月から7月の3ヶ月で取り上げています。

<過去参照コラム> 確定拠出年金のことをファイナンシャルプランナーに相談する<2>将来資金形成の第一候補は個人型!
<ブログカテゴリ> 自主開催セミナー情報

 今月は7/22(土)です。お役に立てる機会がありましたら幸いです。


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