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「iDeCo(個人型確定拠出年金)を正しく知って活用しよう! in 京都」受講しました。


 9/2(土)午後、四条烏丸周辺で開催されました iDeCo(個人型確定拠出年金)を正しく知って活用しよう! in 京都(東京証券取引所主催)を受講しました。

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■第1部 iDeCoのあらましと金融機関選び 60分
 株式会社オフィス・リベルタス 大江 加代 氏

・iDeCoのしくみと特長
 国の制度・加入対象者の拡大・掛金・運用・給付・手数料・老後資産形成として最適・掛金が全額所得控除・運用益非課税・低い運用コスト・老後資金の保全・iDeCoの加入を強く勧めたい人

・はじめるために必要な決定とその考え方
 加入に必要な3つの決定・掛金額・運営管理機関・商品配分

・はじめるための手続き
 1号被保険者・2号被保険者(民間企業)・iDeCoハラスメントに負けない!・2号被保険者(公務員)・3号被保険者・掛金の所得控除の流れ・活用の意義


<所感>

 何度も「老後」とおっしゃっていたのが印象深かったです。若い人には老後は遠い。でも、若いうちから始めたほうが効果が高い。この綱引きが受講者に伝わっていたのかが残念ながら疑問でした。

 そして、加代さんは一般向けというよりは関係者向けにお話しされる機会が多いのではないかと感じました。
 国民年金保険料の「前納」や「後納」の例を言葉そのままに出しておられたり、運営管理機関のことを突然に「運管」と略されたり、NISA(少額投資非課税制度)も受講者がおおよそ知っていることを前提でお話を進められたり、関係者であれば詳細は後日調べれば済みますが一般の参加者には詳細な情報を配布しておかないと後日調べることそのものの難易度が高いということに配慮されていないような配布資料の構成だったり、すみません私の立場として気になることを挙げました。

 所感ではマイナスなことしか書いていませんが(すみません!)、制度の解説をここで書くわけにもいきませんのでご容赦をお願いしたいです。 


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■第2部 iDeCoの活用法と商品選び 60分
 LIFE MAP,LLC 竹川 美奈子 氏

・iDeCoをどう活用する?
 資産形成の基本は同じ・金融資産全体で考えよう・確定拠出年金の特徴・原則は期待リターンの高いものをiDeCoに振る・iDeCoだけで運用→口座内で組み合わせを検討・組み合わせのヒント・毎月コツコツ積み立てる・留意点・最終的に投資したお金の総額は何で決まる?

・商品選びのポイント
 iDeCoで利用できる商品・投資信託(株や債券のパッケージ)を活用・投信=お弁当の「箱」…中身はさまざま・組み合わせるかセット商品にするか・主な運用スタイルは2つ・代表的な指数・例えばこの3つの投信を持つだけで・組み合わせ方はさまざま・投信のコスト・バランス型投信を利用する・固定配分型・リスクコントロール型・ターゲットイヤー型・留意しておきたいこと・預金・保険

・非課税制度をおさらい
 つみたてNISAの概要・投資信託・NISAの概要・お金の管理シートを作ってみる・DCの残高確認方法・個人の簡易版バランスシート


<所感>

 バランスシートまで触れられる内容とは予想していませんでした。さすが竹川さんです。ただ、バランスシートはそれだけで1時間が必要な内容です。iDeCoセミナーで知ってもらうのはボリューム満点すぎて悩ましいですね…。
 
 第1部と重複せざるを得ない内容がもったいなかったです。加代さんの内容と同じく、1時間では足りないんです。やさしく詳しく解説するためには、トークセッションは無しにして、第1部と第2部がそれぞれ1時間半でも良かったのではないかと感じました。これだけの専門家が揃っておられるので本当に悩ましいところだとは思います。

 何のために運用が必要なのかという大前提を知ってもらうことこそが大事だと私は考えます。おそらく竹川さんも自主開催セミナーでは触れておられるのではないでしょうか。


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■第3部 トークセッション 40分
 株式会社オフィス・リベルタス 大江 英樹 氏


 一時金と分割受取の違い・年末に加入した場合の年末調整と確定申告・転職が多い場合に想定されること・60歳近くになったときの運用方針・金融リテラシーの地域差など、会場からの質問に3名で答えてくださいました。

 繰り返しになりますが、第1部と第2部がそれぞれ1時間半でも良かったのではないでしょうか。


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 私自身これまで関係者向けの確定拠出年金セミナーは受講したことがありましたが、一般参加者向けとしては初めて受講しました。
 講師2名での役割分担の難しさもひしひしと感じましたし、3時間という長時間の講座でもiDeCoは伝えるのが難しいほどにボリュームたっぷりな仕組みなのだと改めて感じました。
 勝手な予想なのですが、竹川美奈子さんも大江加代さんも、そして大江英樹さんも1人で3時間を受け持つセミナーであったなら、より伝わりやすい構成にできると思っておられるように感じました次第です。

 こんなふうに感じてしまう、複雑に見えてしまう、解説に多くの時間が必要な制度というのはなかなか広まらなくて当然ですし、講師側も受講者側も手間暇のかかる制度が、世の中で多く解説されている無料のマネーセミナーで取り上げられることの難しさもあるでしょうし、受講する側にまわって改めていろいろと思うところが多い機会となりました。

 誤解のないように書いておきますが、私は今回の講師3名は大好きなんです。大好きだからこその難しさなんです。


 ちなみに私は昨年ですが1人で3時間のiDeCo講座の講師を務めたことがあります。
 <過去参照記事> 「とても参考になった」が91%! / iDeCo(個人型確定拠出年金)勉強会
 今回のような専門家から発信された情報を集約したのが私の講座や相談対応だと自負しています。

 iDeCoについては、今回のセミナーを受講したうえで改めて竹川さんの著書を読むことで深く理解が進むと考えます。強くお勧めです。
 ”一番やさしい!一番くわしい!個人型確定拠出年金iDeCo活用入門”読みました。
 ※ ただし、約1年前の本ですので金融機関の情報などは最新ではありませんのでご注意ください。このあたりの最新情報は大江加代さんが関わっておられる iDeCoナビがお勧めです。

 
 そして最後に。このあたりを一足飛びに解決したい場合にはファイナンシャルプランナー(FP)への有料相談をお勧めすることになります。手前味噌ながら、リンク先をご紹介してこの記事のまとめとします。
 <京極・出町FP相談オフィシャルサイト> 確定拠出年金相談

 長文をお読みくださり、ありがとうございました。



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