社会保障(社会保険)の理解があってこその投資・運用


 興味深いコラムを見つけましたのでご紹介します。

 ファイナンシャル・アドバイザーに関する4つの俗説と1つの事実

 バンガードという米国の運用会社のwebサイトのコラムです。
 英文がシンプルに訳されていますので日本語としては少し変な部分もありますが、5つの「俗説か事実か」はたくさんの人に知ってほしい内容だと感じました。

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1.ファイナンシャル・アドバイザーは、あなたの資産をパフォーマンスの低い銘柄から、パフォーマンスの高い銘柄へと導くべきである。

2.ファイナンシャル・アドバイザーは、あなたの口座残高と運用パフォーマンスにのみ注目する。

3.ファイナンシャル・アドバイザーは、市場が変化するたびにポートフォリオを変更するようなことはしない。

4.あなたのポートフォリオに、いま一番人気の銘柄が含まれていない場合、あなたのファイナンシャル・アドバイザーは良い仕事をしていない。

5.ファイナンシャル・アドバイザーが必要とされるのは、あなたのポートフォリオが複雑な場合だけである。

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 5つの質問について俗説か事実かの答えはコラムを参照いただきたいのですが、そもそもこの5つの質問の意味を理解するためにも一定の知識が必要でしょう。投資や運用の土壌が豊かではない日本において、正直に書いて理解できる人はかなり少ないと感じます。

 日本でいうところの「ファイナンシャル・アドバイザー(FA)」とは、銀行員さんが昇進・昇格・昇給のために取得される資格の1つとしての位置づけと、最近は「IFA」(リンク先はSBI証券運営のサイト)といって証券会社の代理店の位置づけとしての独立系(Independent)投資アドバイザーという使われ方も出てきています。

 運用系に強い、言い方を変えれば運用系に偏りがちな専門家だと私はとらえています。



 今回の5つの質問は私にとっても投資・運用に関する基本中の基本です。
 投資・運用に関する基本の前提としては、ファイナンシャルプランナー(FP)の知識を土台とした社会保障(社会保険)の情報が必須です。

 相談者さんが社会保障(社会保険)を理解している前提に立っているなら、投資・運用のアドバイスの専門家は意味深い存在です。
 社会保障(社会保険)の理解なしに、投資・運用のアドバイスに特化した専門家は私にとって前提を満たさない存在です。

 趣味として、娯楽としての投資・運用は否定しません。
 自分自身や家族のたいせつな資産形成の手段として、普通預金や定期預金に代わるお金の置き場としての投資・運用は社会保障(社会保険)の理解があってこそです。


 <京極・出町FP相談オフィシャルサイト> 資産運用相談
 <参照ブログカテゴリ> ねんきん

 いつもながらのポジショントークを失礼しました。


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