ふるさと納税に思うこと


 ふるさと納税、個人的には一刻も早く無くなってほしいと感じる制度です。

 総務省の掲げる理念に反対はありませんし、プレゼント合戦になってしまっている中でも地元の特産品を知ってもらいたいという主旨に限れば理解できなくもないです。

 それでも実際に「ふるさと納税」で利用する金額は、今住んでいる自治体に納める住民税が対象です。出身地など愛着のある自治体であることを除けば、プレゼントの豪華な自治体と奪い合う構図にしか見えませんし、うんざりです。例えば国税である所得税の分が対象ならここまで気にならなかったかもしれません。

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 京都市のホームページです。
 市税10,000円のゆくえ
 2014年度の予算情報から次のように内訳の目安が書かれています。

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 ふるさと納税を使ってプレゼントの品々と交換する金額1万円あたりで、それぞれこれだけのお金が今住んでいる自治体の収入から減るわけです。
 1人くらい大丈夫でしょと思う人が100人、1000人、10000人集まると大きな金額になりますし、その事実を分かったうえでの「ふるさと納税」の活用という視点をどれだけの人が意識できているのでしょうか。


 現在の私はたまたま子育て世代です。
 ・子育て支援
 ・公園・地下鉄・下水道の整備
 ・学校・図書館の建設運営
 ・保健衛生事業・ごみ処理
 ・消防・救急活動
 これらは今まさに生活している自治体に必須なお金でしょう。

 繰り返しになりますが、「自治体 対 自治体」での競い合いをさせる制度は不毛です。パイ(総量)は限られているんですから。自治体へ寄付したら単に「寄附金控除」の対象だけでいいじゃないですか。特産品のプレゼントも自由です。
 でも、ふるさと納税を使うことで大きく住民税という入ってくるお金が減ってしまうのは今住んでいる自治体です。そのことを忘れないでおいてもらいたいんです。 

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 お得な制度が実際にあるわけですから利用する個人は責められないです。

 だからこそこの制度は早く消えてなくなってほしいです。
 活用しましょう・お得なプレゼントの自治体はここです、と本を出したりwebで発信している専門家は個人的に信頼性が低いです。

 あくまでも個人の主観です。失礼しました。


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