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母と協力しながらきょうだいで預金口座の相続手続きをせっせと進められたのでしょう。


 某全国紙の投書欄で11月に掲載されていた内容です。

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 「法律の勉強不足だったと思うしかないのでしょうか」

 酷なようですが、結果としてはそうだったということになってしまう事例と言えそうです。


 家系図や情報をまとめてみました。
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 直球で書きますが、本人と兄2人(長男・次男)は母と血がつながっていませんので、母の資産を受け取る権利はありません(法定相続人ではありません)。

 20年前のお父さまが亡くなられた際に「放棄」したと書かれていますが、法的に家庭裁判所へ放棄の申述をされたのか、単に遺産分割協議書を作成するうえで「全財産を母に」とされたことを放棄とおっしゃっているのかはわかりません。

 いずれにしてもアドバイスは誰にも求められなかったのだと推察します。母と協力しながらきょうだいで預金口座の相続手続きをせっせと進められたのでしょう。例えば銀行の担当さんなど、誰か1人くらい「本当にこのままで大丈夫ですか」と確認してくれる人がいてくれれば良かったのでしょうけれど…。


 一般的なという表現は当てはまりにくい社会ですが、離婚や再婚の無い状態で「配偶者と実子のみ」という、数としては最も多いと思われる家族構成「以外」の方々におかれましては、一度で良いので専門家と話をしてみるという場を作ってみてもらいたいと強く、強くお伝えしたいです。

 甥っ子さんも驚かれているかもしれません。少しずつでもいとこにあたるきょうだいへ資産を贈与でもしてくださることを願うばかりですが、こんな世の中ですから何ともわかりません。

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 相続とは必ずしも問題になるというわけではありません。
 でも、思い立ったが吉日。家系図はぜひ書いてみてもらいたいです。

 <過去参照コラム> まずは登場人物の把握を!<2015年より相続税の仕組みが変わります>



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