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「流出してしまうと、もう変えようがない」


 こんな記事がツイッターで流れてきました。

 多くの生体認証は手軽に突破可能!? 百度のハッカーが語る「生体認証の破り方」


 2つの文章を引用します。

 「指紋、虹彩、静脈というものは、その個人特有のものであり、偽造をすることはほとんどできない。「しかし、センサーが受け取っているデータを制御することはできる」

 「生体認証は情報流出が致命的であるということだ。パスワード方式であれば、情報流出が起きても、パスワードを変更することで対処できる。しかし、生体認証のデータが流出してしまうと、もう変えようがない」

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 普通の生活において目の虹彩まで使うケースはないように思いますし、ドラマかルパンの世界かなと感じますが、指紋や静脈は金融機関やスマホで使われている人もおられるのではないでしょうか。(ちなみに私は1つも使っていません)

 セキュリティーや認証の専門家の方々からすれば当たり前の記事なのかもしれませんし、私を含めた一般の生活者にとってもアニメや映像の世界と同様に破られるんだなと感じる程度かもしれません。

 言われてみれば当たり前で、でも私が衝撃的だったのは「生体認証のデータが流出してしまうと、もう変えようがない」ここです。これも言われたら当たり前の話ですが、私はこの記事を読むまで気づけていませんでした。
 

 で、私が取り上げたかったのは「言われてみれば当たり前だけど、その情報に接するまでは気づけていなかった大事なこと」です。

 日々接していることであっても、日々興味関心が持って接しているわけではない仕組みってたくさんあると思います。ファイナンシャルプランナー(FP)として相談をお受けしているような内容がまさにその通りだと思うんです。

 日々の生活で興味関心を持っておられない内容を文章で伝えるのは至難の業です。何かをきっかけに少しでも興味関心を持ってもらえて自ら情報へアクセスしてもらえれば、それを突破口に幅広くお伝えすることができます。
 興味関心度がゼロまたは低い状態の人に有料相談を営業することはとても難しく、表現が難しいのですが安易に金融商品の契約・加入・購入で済ましてしまわれるケースがほとんどなんです。もちろん有料相談を提供している母数そのものが極小なのですけれど。 

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 ちなみに私、水仕事やほこりを触ると冬場でなくともすぐに指先はカサカサになってしまいます。就寝前にクリームを塗って手袋(軍手)をしてから寝るというのは冬場では日常ですし、夏場でもたまに…。
 なので、指紋認証は遠い世界だと勝手に感じていましたが、「流出してしまうと、もう変えようがない」を知ってしまったので、よほどのどうしようもない事情が生まれない限り、認証に生体を使うことは当面ありえないと感じました次第です。

 一応お伝えしておくと、私を含む普通の生活者の生体認証をコピーしてハッキングするリスクと得られる効用を考えれば、認証を破る専門家(?)が対象に狙ってくるとは考えにくいと感じます。
 それでも繰り返しますが、「流出してしまうと、もう変えようがない」は大きなことだと感じます。


 技術の進歩はめざましいです。近い将来、遠い将来、さまざまな技術や考え方が生まれるということそのものには私、とても楽しみで仕方ありません。



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