投資家とは私たちのこと / 2018年5月検定向けFP3級資格取得講座<第8回目>
23(金)、滋賀リビング新聞カルチャー倶楽部主催「FP3級資格取得講座」第8回目の講師を務めました。
今回で13シーズン目(計21回目)、金曜午前10時20分~12時20分の115分(休憩5分)の講座で、5月上旬まで14週連続(約3ヶ月)の長丁場です。
<第8回目の項目>
金融資産運用設計②
・投資信託
(株式投信と公社債投信・インデックスとアクティブ・各種コスト)
・【番外編】つみたて投資(ドルコスト平均法)
・外貨建て金融商品
・金融商品の税制
前回の債券と株式の知識が基礎となって、投資信託につながってきます。
まとまったお金(資金)を持っていないことが通常である若い世代が将来資金を準備しようと思ったとき、有力な方法が毎月定額の「つみたて投資」です。そして、つみたて投資で最適な金融商品は投資信託です。
また、若い世代でなくともこれまで金融商品を購入した経験がなく、一括購入には踏み切れない場合などもまずはつみたて投資で経験してみるというのも1つの選択肢だと感じます。
勧められるがまま購入するではなく、私たちのお金が具体的に何に投資されているのかをおおよそ知っておくことはたいせつですし、コストのチェックポイントは必須となる知識です。
「投資家」と耳にすると、遠い存在のように感じられる人も多いのではないでしょうか。投資家とは私たちのことです。莫大なお金を動かす人たちだけが対象なのではなく、1つの株式を購入するのも、例え少額でも投資信託を購入するのも投資であり、立派な投資家です。
資産運用・投資はよく運転の例も出されます。自動車を運転するためにはまず免許を取得する必要があります。ようやく貯まった貯蓄やまとまった退職金を一気に金融商品に投じてしまうのは、免許も持たずいきなり高速道路を走るようなものだという例えです。
また、免許を取得してすぐの初心者ドライバーがベテランのような気持ちで運転できるというケースは極々稀でしょう。投資や資産運用も同じです。良くも悪くも経験って大事です。例え少額でも始めてみる。これを運転に例えると、家の近くや知っている道を走ってみる経験と同じだと思います。
そして、もう1つ大事な視点は資産運用がすべての中心ではないということです。
<過去参照記事> 社会保障(社会保険)の理解があってこその投資・運用
投資や運用は1つの項目として学びます。あくまでも全体のうちの1つです。
何事も部分最適は大事ですが、全体最適のほうが重要なのは間違いありません。
縁遠い用語を身近な言葉に置き換え、よくわからない状態から何となくわかる状態になっていただくのが講座の目的とするところです。
皆さま、第8回目もお疲れさまでした。次回はNISA(少額投資非課税制度)と「つみたてNISA」、そして後半は4つ目の課目「タックスプランニング」にも突入します。
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資産運用・資産形成について、これまでたくさん記事を書いています。
<参照blogカテゴリ>資産運用・資産形成
ご参考になりましたら幸いです。
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24(土)終日事務所の予定です。
25(日)お休みをいただきます。
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