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結局のところ将来は予測不可能


 先日、京都市内某所で開催されました講義を受講してきました。

 先日受講しました 何のために投資をするのか と関連している講義です。

 今回は兆を越える金額を扱っておられる機関投資家の運用部門の責任者さんが講師で「投資信念とポートフォリオ運用」というお題目でした。


 多くの年で平均を上回る運用成績を得てこられたご自身の実績と経験を元にした講義で、結局のところ将来は「予測不可能」ということをしみじみとお話しされていたのが印象的でした。

・世の中は予測であふれているが、軸足が予測にあると異なる状況が発生したときに確実に対応が遅くなる。
・過去の実績による標準偏差ではリスクは管理できない。
・値動きとは日々独立した動きをする。前日や前月の動きは関係ない。
・相場とは欲と恐怖である
・大暴落を知って想定しておくことがリスク管理につながる
・外国株式に比べて日本株式のリスク(標準偏差)が高いのは、1国への集中投資だから。外国株式は何十もの国で構成されているので分散投資できている。


 将来を考えるうえで、地震大国であり少子高齢化を突き進む日本にはかなり悲観的な立場で、国際分散投資の重要性を強く主張されていました。

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 投資・運用をしていくなかで、国際分散投資の重要性には異論ありません。

 講義後の質問で受講者の1人が「毎年たった1%の超過(平均を上回る)収益は大したことないと思うのですが(意訳)」と驚愕の発言をされ、毎年1%もの違いは長期で見れば大きな差があること、兆という莫大な資金の行き先は良くも悪くも限られること、収益の差を生むためにコストの観点も私は理解しているつもりです。


 兆という単位はともかく、すでにあるまとまった金額を運用する立場の方々と、例えば私たちのようにこれから将来にかけてまとまったお金を作るためにコツコツと積み上げていく必要のある場合、この2つの違いを他の受講者の方々はどれだけ理解して聴かれているのだろうと感じたのが私の最大の関心事です。

 結局のところ行き着く先として、将来は誰にも予測不能なので、地球全体丸ごとを対象としてコツコツとお金を積み上げていきましょうということなのだと理解しました。私は自国、日本にそれほど悲観的になっていません。


 理論的にはいくらでも学ぶ情報はあるでしょうし、学ぶことに無意味なことは無いと思っていますが、この分野を特別な専門とする人以外は私も含めて今回の内容までで十分であると感じました次第です。専門家の方々のお話を聞くと、考え方を整理できます。インプット、たいせつにしたいです。

 関係者の皆さまに感謝を申し上げます。

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 今回の受講内容とは異なりますが、参考情報を1つご紹介しておきます。

 長期投資仲間通信インベストライフ® 2018年6月15日号
 特集1 100歳人生のお金との付き合い方(PDFファイル注意)
 (金融庁主催「つみたてNISAフェスティバル2018」基調講話全文)

 岡本さんとは直接にお会いしたことは残念ながらまだないのですが、共通の知り合いが多く、SNSでは何度かやり取りさせていただいたことがあり、いずれと思っています。

 A4で8ページ分ですから少し長いかもしれませんが、本質が書かれています。
 超オススメです。


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