FC2ブログ

”子どもの病気とホームケアBOOK”読みました。


 ”いつものケアから不調のときの対処法まで!小児科医ママの子どもの病気とホームケアBOOK”(2018年7月13日 発行)を読みました。

 180728_01

 著者は小児科専門医の森戸 やすみ(ペンネーム)医師。ブログはこちら、ツイッターはこちら
 ツイッターでフォローしていまして、信頼性のある情報を発信してくださっていることがよく伝わってきますので手に取りました。

 いつも通り、アウトプットとしていくつかポイントを引用させていただいての所感を書くスタイルです。

-----
■はじめに
■おわりに
■写真で見る!子どもの病気やトラブル

・ほかの国と比べても日本の医療システムはとても利用者にやさしいのですが、多くの人ができるだけ不要不急の受診--いわゆるコンビニ受診を控えないと、この先も維持していくことは難しいでしょう。 p150


 こんなサイトもあります。この本でもp117で紹介されています。
 子どもの救急【対象年齢:生後1ヶ月~6歳】
 「夜間や休日などの診療時間外に病院を受診するかどうか、判断の目安を提供しています」とあります。

 以前(約5年前)にもこのブログでご紹介したのですが、私の実例を書きます。
 恥ずかしながら長男(記事を書いている時点で中学1年生)が乳幼児だったころ夜間診療に2回お世話になりました。初めてタマゴを食べさせてときに出てしまったアレルギー反応と、39度の発熱と嘔吐のときです。
 特に39度の発熱と嘔吐のときは、このサイトで見てみると確実に自宅待機で問題ありませんし、今の私なら間違いなく自宅待機を判断できます。でも、当時の私たち夫婦にはとにかく病院へ連れて行ってみようという流れしか選択肢にありませんでした。
 このサイトにも書かれていますとおり、親である私たち自身が最終的に判断せねばなりません。とはいえ、経験の無い段階で自分たちだけで悩まず、こういった信頼性の高い情報やサイトを活用するというのは1つの大きな安心だと感じました次第です。


-----
■第1章 いつものケア

 日頃の体調管理・よく風邪をひく・ワクチン・体調悪化のサイン・季節ごとに気をつけたいこと、これらの考え方が読みやすくまとまっています。ただ、医療用語も普通に登場するので慣れていないと読み進めにくい印象を持ってしまうかもしれません。細かい専門用語は読み飛ばしても問題ないと感じます。向き合い方のポイントが大事です。

 なお、ワクチン(予防接種)についての最新情報はこちらがお勧めです。
 日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール


-----
■第2章 よくあるトラブル

 アレルギーや肌荒れが主に取り上げられています。
 もちろん最終的には医療機関にかからないといけないです。でも、「このあたりは気にしなくて良いんだな」と思えることって親(私たち)にとっても大事なことだと感じます。


-----
■第3章 症状別の治療とケア

 この章が最も手厚いです。

 風邪・鼻水・咳・熱・インフルエンザ・嘔吐や下痢・発疹・けいれんについて症状別に考えられる病名と主な症状・治療法がまとまっています。急な高熱や嘔吐は不安になりますよね。

 高熱「生後6ヶ月以内や様子がおかしい場合は受診を。それ以外は解熱鎮痛薬を使ってもいいでしょう」
 嘔吐「効果的な薬はないので、家族にうつらないよう気をつけながら水分補給などのケアを」

 書かれているのはシンプルです。この文章だけを読むと突き放されてしまっているように感じられるかもしれませんが、詳細は本文を読んでもらえれば意味合いが伝わりやすいです。


-----
■第4章 医療機関のかかり方

・どの医療機関に行くべきか迷います p116~
・医療機関で伝えたほうがいいことは p119~
・どんなときに救急にかかったらいい? p122~


 個人的にはこの章が最もお勧めです。
 医師にかかる際、メモを準備しておくことの重要性は大人のどんな病気であっても他の専門家にかかる場合でも同じだと思います。

 <過去参照記事> ”一流患者と三流患者”読みました。


 180728_02
 この答えもシンプルです。

・生後6か月までの赤ちゃんが発熱しているとき
・生後6か月までの赤ちゃんの哺乳量が普段の半分以下のとき
・生後6か月以上の場合、お子さん自身がつらそうで、いつもと様子が違うとき

 この「いつもと様子が違うとき」は難しいと感じられるかもしれませんが、普段の子どもの様子を身近で1番よく把握しているのは親(保護者)であることが多いと思いますので、本でも「いつも見ている保護者の勘はあてになるのです」と書かれています。


-----
■第5章 知っておきたい応急処置

 頭をぶつけた・ケガ・やけど・誤飲などが取り上げられています。

 繰り返しになりますが、まずは子どもの救急のサイトで落ち着いて初期対応できるかと思います。


-----

 各章の最後にあるコラムも良い感じです。

・かかりつけ医を持とう!
・薬局との付き合い方①②
・病気のときの食事
・子どもの危険な事故

 特に「かかりつけ医を持とう!」の文章は私自身の専門に照らして強く賛同です。ここからはポジショントークとなりますが、お金についても「かかりつけ医」的な存在はファイナンシャルプランナー(FP)が担えると感じます。

 引用です。「どんな病気でも診る(中略)初診から完治まで診るという意味ではありません。この症状は何科にかかるべきなのかという判断が難しい場合に、まず相談できるということ」

 FPにあてはめます。「どんな相談でも対応する。問題解決まで対応するという意味ではありません。この疑問や質問はどの専門家に相談すべきなのかという判断が難しい場合に、まず相談できるということ」

 大事なことです。

 

<過去参照記事> ”各分野の専門家が伝える 子どもを守るために知っておきたいこと”読みました。
 約2年前に感想を書きましたこちらの本にも森戸先生は登場されています。こちらもとてもお勧めです。


 長文をお読みくださり、ありがとうございました。


コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)