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後者では読まれませんし、買われませんし、提案できません / 公的年金についてのまとまった記事のご紹介


 10月の連載なのですけれど、今回も公的年金についてオススメ記事のご紹介です。
 前回と同じく3本ともが長文で、司会+2人での対談から司会+3人での座談会となっています。相変わらず中味が濃いです。

 「第3回年金部会・第6回経済前提専門委員会の議論を巡って」というタイトルを見ても、なんのこっちゃわからないですよね。
 とりあえずこれまでと同じく、私のツイートの引用部だけでもまずはぜひ読んでみていただきたいです。





 追加の引用です。

 「人というのは、たとえば企業経営者が20年後の会社はこうなるといくら力説しても信用しないのに、政府に対しては20年後の姿を描けと要求するんですね。政府に対する過剰な期待がある」「予測が可能であるとの思い込みを持ってしまう、特殊日本的な事情」



 こちらも追加の引用です。

 「高校生のときは、公的年金制度はあてにならないと思っていた人は手を挙げて、と言うんです。そうすると、かなりの人数の学生が手を挙げるんですね。でも、30分くらい、これは長生きリスクの保険だとちゃんと話すと、みんな理解してくれます」

 「むしろ、どうして50年後にも年金が支払われるのかということ。それは50年後も日本という国と日本の経済があるからなのです。その時にあなたが生きているから、年金が支払われるだという説明でいいと思う」

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 今回の題材となった資料のリンクはこちらです。

 平成30年7月30日 第3回社会保障審議会年金部会
 ・資料1「諸外国の年金制度の動向について」
 ・資料2「年金額の改定ルールとマクロ経済スライドについて」

 超長文の記事なので3本6ページとはいえ、1ページの文量と専門性から本1冊読んだくらいの読後感あります。でも、めっちゃ大事なことが満載です。会員登録してでもぜひ多くの人に読んでもらいたいです。


 そして、いつも書くことですがやっぱり書いておきます。

 公的年金をはじめとした社会の仕組みについて不安をあおるのは簡単です。一部分だけを切り取って、あれやこれや書くのは本当に簡単だからです。
 それらを間違っているとだけ伝えるのも簡単なのですが、なぜ間違っているのかを説明しようとすると大変な長文になってしまうんです。これは確かに負の部分だと思います。でも、意味のないあおり記事は単に不勉強なだけなんです。


 不安ですよね、心配ですよね、もうダメですよね
 大丈夫ですよ、安心してくださいね、何も問題ありませんよ

 後者では読まれませんし、買われませんし、提案できません。
 これがすべてです。


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