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仮に離れられることになったとすると、今の仕組みが維持できるかどうか


 先日、京都市内某所で開催されました講義を受講してきました。

 今月受講しました 背景として簡単に不安をあおったり、何かを悪く言うのはどうかと思う と関連している講義です。

 今回の講師は一般個人の購入できない運用を主に担っておられるファンドマネージャー(FM)さんで「「オーナー」としての株式投資」というお題目でした。

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・投資に対する偏見が大きい
・株式を保有する=その企業と同じ船に乗れる
・成果(果実)を得るには時間がかかる

・ウォーレンバフェット「投資とは、今日の消費を我慢して、将来より多くの消費を可能にすること」
・価値と価格は異なる
・時間の使い方をたいせつにしたい。電車で9割がスマホを触っている。みんなクズ

・投資=「オーナー」になる
・売らなくて良い企業しか買わない。売るのがもったいない。
・でも2年に1回くらいのペースで「見間違えた」企業があり、その際は謝りながら売却する

・「いい会社」とは言いたくない。付加価値
・参入障壁の深い強さ
・トレンドではなく、世界全体では長期的に人口が増えていくなどの流れが大事

・世界の指導者が何か言って一時的に下がってもそれは買い時(ごちそうさま)
・日経新聞に毒されている日本はよろしくない
・でも、日本企業すべてが悪いわけではない。良い企業はたくさんある
・アホみたいに(株価の)高い企業は買わない。ゴミはゴミでしかない。

・私の仕事は「総合知的格闘技」
・経営者は基本的に嘘つき
・ビジネスは闘い
・商品を安く作ることが良いことでは無い

・営業利益に投資する
・人が集まるのは能力であり人間力
・今日の話はすべて仮説。想像力を大事にする。結果は将来にしかわからない

・日本株式投資は約12~13年で約3~4倍にしてきた
・米国株投資は約7~8年で約1.7倍にしてきた
・長期でのパフォーマンスは、人口が増え・世界のGDPの1/4を占める米国のほうが圧倒的に確率が高い。米国でビジネスをしている企業が有望
・いかにしてユニークな企業を見つけるのか。大企業ですべての事業がうまくいっている会社なんて存在しない。会社四季報を読んで「チャリンチャリン」とお金の音が聞こえるレベルに到達できるかどうか

・CSRやSDGs、誰でもできるボランティアは意味がない。他にないことをしているところ
・一発屋は×、イノベーション(人材教育)が組織に落ちているのか。

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 それはもう、ものすごく熱く、時に早い語り口調でインパクトが強かったです。インパクトを持たせるために強い口調・極端な表現も使われていて、エンターテインメントだなと感じました。

 経済の流れ(指数)に連動するインデックスとは異なり、インデックスを上回ることを目的としたアクティブ運用を担っておられるFMです。会社としては一般個人の購入できる商品も扱っておられ、それらの商品の目論見書などを見てみると今回の講師と方針は当然に同じで共有されていることは伝わってきます。


 経営者に会う、従業員とも語らい合う、米国にも年に何回も足を運ぶ。

 結局は人だと思うんです。このFMさんが仮にこの会社から離れられることになったとすると、今の仕組みが維持できるかどうかなんです。ここがアクティブファンドの難しさだと感じます。

 それでも顔の見えないFMのアクティブファンドがほとんどのはずです。こうして熱く語っておられる姿を見れることでお金を託してみようと感じられることはとても大事です。ただ、冒頭に書きました通り今回の講師は「一般個人の購入できない運用を担っておられるFMさん」と聞いていますので、あしからずご容赦ください。(間接的には関わっておられるはずですし、ベビーファンドとマザーファンドでの関わりもあると思います)


 いわゆる独立系投信会社のFMさん以外のお話は久しぶりでした。良い刺激をいただきました。受講を快諾くださった関係者の皆さまには深く感謝を申し上げます。


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