研修会「若年性のがんとアドバイザーとしてのFP」の講師を務めました
2020年1月25日(土)日本FP協会の継続教育研修にて初めて講師を務めてきました。
若年性のがんとアドバイザーとしてのFP
配付資料のタイトルを大公開です。
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・本論に入る前に
・<自己開示> がんとFPのこれまで
■がんに関する基礎知識を知る
・がん(悪性腫瘍)を知る
・エビデンスレベル(科学的・臨床的根拠)を知る
・標準治療を知る
・抗がん剤(・分子標的薬剤)を適切に知る
■若年性のがんを知る
・がん罹患率~年齢による変化
・がん罹患者の年代別割合
・精巣腫瘍患者友の会【J-TAG】
・精巣腫瘍とは
・抗がん剤の副作用を知る
・患者会【J-TAG】ピアサポートとFP
・ピアサポーターの役割
■アドバイザーとしてのFP
・各専門家とチーム医療
・FPの役割
・がん治療とお金の問題は世代の違いで仕組みが変わる
・【事例】 精巣腫瘍患者/経験者/家族からの相談
・ピアサポートで受ける機会の多い質問
・現役世代における金銭的リスクの大きさを改めて考える
・がん保険と若い世代を考える
・心構えと願望
・がんは誰のせいでもない
・参考書籍
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申込130名で欠席はたった1名ということで、これだけの人数の前で話をさせていただくのは本当に久しぶりだったのですが、良くも悪くも興味のある人と無い人の差が勝手ながら半々くらいで見て取れるかなと事前に想定していたのが裏切られました。
配っていない資料・データを投影した際や資料の説明ではなく私の考え方や思うところをお伝えする場面では、本当に多くの方々が前を向いて顔を見せてくださり、失礼ながら驚いてしまいました。
参加者40名・支部関係者20名の懇親会でも、ご自身やご家族ががんをはじめとする病気を経験されている方々が順々にお声がけくださり、関心の高さを感じました。
私の前の講義がFP資格維持に必須の「倫理」という単位だったので目的はそちらの方々が多いと思っていたのですが、「がん」を見て申し込んだという方々も一定おられ、思い切って新ネタを作って良かったです。
受講くださった皆さま、日本FP協会京都支部関係者の皆さま、本当にありがとうございました!
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今回の内容はFP資格をお持ちの方々向けの教育研修でしたので、一般化は難しいと思っています。京都支部の方々に限らずFPつながりの薄い私ですので、おそらく1回限りでしょう。患者会の方々に報告を入れて完了です。資料は力作なのでもったいないところですけれど、130名ものFP資格保有者の方々に聞いていただけたので良しとします。
28(火)午後は滋賀リビング新聞カルチャー倶楽部(草津会場)にて2020年5月検定向けFP3級資格取得講座(全14回)講師対応の第3回目、公的年金保険です。
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