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ポジショントークを考える


 このブログのキーワード検索で過去56記事で使っていた言葉です。思っていたよりも頻繁に使ってたのだなーと驚いています。

 国語辞典によると「自分の立場に有利になるような発言」「株式市場や為替市場にポジションをもつ市場関係者が、自分の利益になるよう相場を誘導するために、根拠の不確かな情報を流すこと」このように書かれていました。

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 京極・出町FP相談のキャッチフレーズは「お金にもセカンドオピニオンを」です。これは提案・営業を受けた内容1つだけで判断するのではなく、異なる立場の専門家いわゆる第三者の意見を聞いてみましょうという主張です。

 決してこの専門家(第三者)が公平・中立な人である必要はありませんし、公平・中立を自称している専門家(団体)は怪しいですし、私としては公平・中立な立場の人は存在が難しいと思っています。

 当然ながら私にも当てはまります。私は私なりに勉強してきたこと、相談をお受けしてきた経験、相談料をお支払いいただくことが収益の源泉ですから相談の必要な状況に持っていくことなどは当然に考えられる「自分の立場に有利になるような発言」があってしかるべきです。

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 ファイナンシャルプランナー(FP)にもさまざまな立場の人がいます。何を得意としているのか、何で収益を上げているのかは本当に人それぞれです。ポジショントークしていないFPはいないという意見はその通りでしょう。

 ただ、これはFPにだけ当てはまるものではないと感じます。他の専門家だってそうです。みんな自分が生活していくための職業です。家族を養う必要があります。他に収益がある、扶養の範囲内、老齢年金などを受け取っていて困っていないなど、特殊な事情があって収益を上げなくて良いとしても、それでもその人たちの経験や立場の「偏り」からポジショントークを完全に排除することはできません。

 詐欺・犯罪、これはダメです。比較対象として土俵に乗せてはいけません。
 でも、それ以外を選択するのは当事者・一般生活者である皆さんです(自分の専門性を除けば私もその1人です)。
 良いも悪いも、高いも安いも、有利不利も、とにかく話を聞いて自分で判断するしかないでしょう。判断を手伝ってくれる人がいたとして、その人に偏りがないなんてことはありえません。

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 なので、結局は人だと思います。最低限のスキルは保有している資格が証明しているのだと思います。FPに限らず、資格を持っているだけで実務経験がないなら大丈夫かと不安を持たれてしまっても致し方ないでしょう。

 どんな百戦錬磨のベテラン専門家でも最初から実務経験豊富なんてありえません。誰にでも「経験ゼロ」を経験していますし、1回目の経験だってあるんです。ゼロや1回目がなければ2回目も3回目も10回目も100回目も1000回目もありません。


 最初に戻ります。

 世の中みんなポジショントークなんです。
 この記事だってポジショントークです。
 「自分の立場に有利になるような発言」をしています。
 判断するのは、判断するための材料を集めるのは、そのサービスの利用を検討しているその人です。

 皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
 

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