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2019年の平均寿命・平均余命・生存割合


 2020年7月31日(金)に令和元年(2019年)の簡易生命表が厚生労働省より発表されました。

 200812_01

 いわゆる平均寿命のデータです。0歳で生まれた赤ちゃんが平均して何年生きるのかをデータ化したものが平均寿命であり、言い替えると平均寿命とは0歳における平均余命です。

 女性の平均寿命は87.45歳、男性の平均寿命は81.41歳です。
 平成31年(2018年)に比べて、それぞれ+0.13歳と+0.16歳です。

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 私がいつもチェックしているのは平均寿命ではなく「平均余命」です。いくつかデータを出してみます。

 女性
 ・60歳 29.17 → 89歳2ヶ月
 ・70歳 20.21 → 90歳3ヶ月
 ・80歳 12.01 → 92歳0ヶ月
 ・90歳  5.71 → 95歳9ヶ月

 男性
 ・60歳 23.97 → 84歳0ヶ月
 ・70歳 15.96 → 86歳0ヶ月
 ・80歳  9.18 → 89歳2ヶ月
 ・90歳  4.41 → 94歳5ヶ月

 60歳まで生きてきた女性は平均して29.17年、おおよそ89歳2ヶ月まで生きるという意味合いです。当然ながら平均寿命より伸びます。

 2018年と比較して、2019年の平均余命は女性98歳以降が短くなっていました。女性97歳以下と男性はすべて伸びていました。ほんの少しですが、長生きしすぎない世の中に向かう予兆だったりするのでしょうか。
 これは「平均寿命は伸びている」という見出しや報道では気づけない情報です。若くして亡くなってしまう確率は下がり、表現は難しいのですが過剰な長生きは減っていく傾向が少しあると読み取って良いのかもしれません。


 また、平均寿命では女性と男性で6.04歳差(2017年は6.17歳差)がありますが、次のように平均余命の差はどんどん縮まります。
 ・60歳 5.20歳差
 ・70歳 4.25歳差
 ・80歳 2.83歳差
 ・90歳 1.30歳差

 「長生きをすればするほどに男性も女性と同じように長生きする」と読み取れるかと思います。また、この差は年々縮まっています。

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 次に「生存割合」というデータを見てみます。

 女性
 ・60歳 96.145
 ・70歳 92.057
 ・80歳 81.836
 ・90歳 51.123
 ・95歳 26.693
 ・100歳 7.373

 男性
 ・60歳 93.233
 ・70歳 84.071
 ・80歳 64.189
 ・90歳 27.177
 ・95歳 10.118
 ・100歳 1.859 

 女性は100人中96人が60歳以上生きます。男性は100人中93人です。
 当然ながらこちらも着実に上がっています。


 生存割合の数値を逆から読み取ってみます。

・生まれた赤ちゃんのうち1歳を迎えられない 1000人に2人

・100人に1人がいなくなる 女40~41歳 男31~32歳

・10人に1人がいなくなる 女72~73歳 男64~65歳

・2人に1人がいなくなる 女90~91歳 男84~85歳

・10人に1人になる 女99~100歳 男95~96歳

・100人に1人になる 女104~105歳 男101~102歳

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 これを確率で読み替えてみます。


 女性

 40歳くらいまでに亡くなってしまう
 と
 105歳くらいまで生きるが同じ

 70歳すぎまでに亡くなってしまう
 と
 100歳くらいまで生きるが同じ


 男性

 30歳すぎまでに亡くなってしまう
 と
 100歳超えるまで生きるが同じ

 65歳までに亡くなってしまう
 と
 95歳くらいまで生きるが同じ


 このように言えます。

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 将来の不安をあおる意味ではなく、将来のことをいつも考えておく必要もなく、でも一度はさまざまに考えておきたいことがあると思っています。
 将来のためのお金ということだけで、よくわからない・身内に説明できない金融商品や不動産投資を契約してしまうのだけはお勧めできません。

 お金に関しては基本は公的年金保険です。そのうえで今や近い将来にも思いを巡らせ、優先順位を考えたいものです。

 <過去参照記事> 2017年の平均寿命・平均余命・生存割合


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